Versteck von Snufukin

日常生活の色んなことに対して文句を言ったり言わなかったりするブログ。

zu viel getrunken haben

2006-12-20 02:05:53 | Funky
旦那の嫁は私じゃない(挨拶)

年の瀬
この時期になると増えるのが
酔っ払い


この酔っ払いが大嫌いだ

いや
正確には一部の酔っ払いが大嫌いだ


酒を飲むことも
酔うことも
大好きだし

酒の席で多少はからまれても楽しいから良い

ときどき居酒屋で
アホみたいに騒いでるサークル連中とかも
許せないが

まぁ仕方ない
許してやろう
俺は優しいから

でも
今日は一番許せない酔っ払いに会った



バイトからの帰り道
やっとの思いで地元の駅に着く

TUTAYAで買い物をして
マールを打ちながら歩道橋を歩いていると

いつの間にやら横を知らないオッサンが歩いている

酔っ払いだ


オッサンは俺に向かって
「ぁんだ こらぁ そこから突き落とすぞ」

とか言ってる
オッサンに突き落とされる覚えも所以もないので
無視して歩く

この手の暴力的なからみ方をする酔っ払いが
この世で5本の指に入るくらい嫌いだ

見てるだけでイライラする
絡まれるとムカムカする

だからこちらからは近づくことは一切しない
しかしやつらは寄ってくる
なぜだ?

歩道橋を渡りきったところで右折したかった
しかし俺の右にはオッサン
しかも何故か立ちはだかっている

無視して横を通り抜けようとする
しかしオッサンは俺の前に立ちはだかりコースを消す


うぜぇ

ちょっとイラっとしたので

「邪魔、どいて」

必要最小限のコトバを発する


すると

「誰に命令してんだぁ」

と俺のマフラーを掴みながら
なおも立ちはだかるオッサン



「離せよ」

オッサンの手を払う
自分でも驚くくらい怖い声が出る


「ぁんだぁ?やんのか? 」

と酔っ払い


「何をだよ?」

やばい
自分でも気分がかなりザラついてるのがわかる


「ゃってみろょ!!」

酔っ払いは
昔のヤンキーみたいに
俺の眼前に顔を近づけて
にらみを利かせようとするが

いかんせん視点が定まってない
おまけに酒臭い


「だから何をだよ?」

面倒だ
やってしまうか

ついにザラついた気持ちが首をもたげる


右手は・・・指輪してるし荷物もある

足は・・・今日はカワイイ靴履いてるからあんま蹴りたくないなぁ

カバンは・・・お気にのだし中にはイロイロと大切なものもあるし

っていうかロングコートで身動きが取りにくい

左手と膝とか足を丁寧に使うしかないか・・・
まぁ酔っ払いにはちょうど良いハンデか

とか
意外と冷静に状況分析してると
ホテルから人が出てくる


ちっ
目撃者がいたらやりにくい
早くどっか行かないかなぁ

とか考えてると
不意にオッサンが俺の胸を小突いた



やばい
油断した

体勢崩しきる前に蹴りで反撃しとくか

と思いつつ右足を上げようとした








あれ?

全然、体勢が崩れない


よく考えりゃ視点の定まってない酔っ払いに
シラフの青年を突き飛ばすのは無理な話か
別に俺はマッチョでもないけど
よくよく考えりゃアホらしい
なんか急に冷めた


すると突如
オッサンが俺に道を譲るように右に身体をずらす


あれ?
通っていいの?

でも
このまま通るのも癪なので
ちょっとからかうことに

「オッサン、警察行く?」


「ぁんだ?てめぇが行けよ」


「はいはい、オッサンは早くお家帰って寝な」


「ぁん?てめぇなんだ?かまってほしいのかょ?」


「はっ、お前だろ?いいから早く帰んな
 じゃないと殺っちゃうよ?」
野良犬を追い払うように手を振る俺

ようやくのことで
ぶつくさ言いながら立ち去るオッサン




後に残った
寒風で冷えきった体と
この妙な虚無感とザラついた気持ちの
凍てつく心はどうしてくれんのさ?
CHEMISTRYに癒してもらえるかしら??


お酒は楽しく飲もうと心に誓った夜でした