おやじの遊び道具。

  シケたおやじも、愛されたいのだ!

健さん、文太あにぃ、に郷愁。

2005-02-05 | なんでも
学生時代、
京都の銭湯で一番風呂に行ったときのこと。
友人Kがサウナルームから、なかなか出てこないので、
様子を見に行ったところ。
3畳くらいの部屋の隅に、ひなびたKが居た。
目が合うと、「おおっ、もう帰るんかいな!」と
生気がよみがえり入り口まで並んで座る4人のおっさんたちに、
「すみません、すみません」と頭をさげながら、出てきた。
そのおっさんたちの身体は、もんもんだらけ。
Kは平静を装って水を浴びていたけれど、帰り道でこう言った。
「めちゃ、怖かったわいな。サウナから出ようしたらおっさんたちは
『にいちゃん、わしらなんぞ悪いことしとるけ。なんで出ようとすんねん』と
いわんばかりに睨みよるんや。出るに出れへんがな。
もう怖うて、しょんべん、ちびりそうやった」

そんな小心者Kも大手企業の総会屋担当の総務部長。
大丈夫かいな、ほんま。
本日、久しぶりに眺めたもんもんから、思い出した学生時代のひとこま。

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