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バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1999年8月4日 能登ツーリング 初日

2025年04月06日 | 1999年 夏・能登ツーリング
8月4日(水)
 練馬・関越道~上信越道・信州中野~戸隠神社~白馬~七尾~能登・勝尾崎野営場




 信州から能登にいく予定で、朝5時くらいには出発。
 装備はタンクバッグ、左右サイドバッグにキャンプ道具、シェラフを押しこみ、テントはデイパックに突っこんでシートにくくりつける。
 関越を北上していると、事故通行止めの電光掲示の案内。どうやら松井田妙義と軽井沢間で事故らしい。ゆっくり走れば1時間くらいのものだがら、そのうちに解除になるだろうと、制限速度で流していたが、現場近くにいっても解除の気配なし。道路上に斜めにパイロンが置いてあり、強制的に軽井沢インターの手前で高速を下ろされる。料金所では、関越を乗り継いだ場合の割引証明書をもらう。

 結局、18号で山越え。
 軽井沢インターから、再び上信越道に乗る。
 更埴までの途中、長いトンネルの多さに閉口。トンネルの出入り口付近になると、排気ガス混じりの熱気がムウウウゥッと身体を包んでくる。それが数分も続くと、エンジンもカッと熱くなり、脛に熱風が吹きつけてくる。片側1車線なので、うしろからトラックがグオンと煽ってくると余計につらい。
 小布施PAでしばし、休憩。
 牛丼定食に生卵の朝食。一息ついたところで、PAの芝生でしばし横になる。木陰なので気持いい。

 信州中野で下りて、18号を上越に向かうが、どうにも暑い。信濃のガソリンスタンドでバイクを停めると、とたんにムウッとくる。スタンドの店員が言うには、今日は36度くらいまで気温があがるという。ひゃあ。
 そういえば、台風の影響で北陸はフェーン現象の影響下にあるのだった。
 急遽、黒姫から左折。とりあえず、白馬にいってみることにする。白馬についてから、今日はどうするか決めることにする。あまりにも暑いので、このまま北陸に下るのは考えものだ。白馬にテントを張ってもいい。

 36号を戸隠方面に時速20~30キロの自転車速度で、ゆっくり流す。出会う車も少なく、戸隠連邦や黒姫山の景色もなかなかいい。途中、完全舗装の林道(?)を数キロ走り、鏡池という小さな池に立ち寄る。片一方を無理やり堰止めしてあるので、なんだかサイボーグ池のような印象だ。ただ、戸隠連邦が湖面に映えるので、なかなかの景色を醸し出している。カメラや絵筆を持った人も数人いる。
 戸隠陣社を横目に数年前に車で通った道を、今回は逆に406号を走る。よほどソバをと思ったが、新ソバには時期が早すぎる。

 白馬では雪渓を見る前に新名所、白馬ジャンプ台を見学。
 下からチラリとでも見て退散と思っていると、駐車場あたりからでも、その偉容に圧倒される。リフトもあるようだ。1000円以内なら、いってみてもいいかなと、軟弱モノに成り下がる。往復360円。思っていたよりもかなり安い。素早くリフトの人となる。ジャンプ台のスタート地点までいってみる。

 絶景。だがその昔、ジャンプが刑罰の一種だったのを痛感。
 ジャンプ台そのものの高さにも驚くが、スタート地点にいくまでの金網の階段は、高所恐怖症の人にとっては、恐怖の階段だ。下まで素通し。踏み段になっている部分も金網になっていて、踏み出した足にぐっと体重を掛けると、中心部分がぐにっと曲がる箇所もある。階段を登るのをぐずっている子供がいるのは当然だ。

 それにしても暑い。白馬くらいは涼しいのかなと思っていたが、全然そんな気配はない。じりじりと肌が焼けてくる。白馬雪渓に向かうが、雪渓は意外に遠く、駐車場までいき根性なく引き返す。時刻はまだ午後2時ちょい過ぎ。同じ暑いなら能登までいってみよう。もう半分ヤケクソ。433号を白馬大池までいき、148号を糸魚川まで北上。暑い。どうにも我慢できずに途中からTシャツ一枚で走る。

 国道8号から途中、県道2号の生活道路を走る。狭い道には冬場、雪を溶かすためだろうか、中央に(水の噴出する?)小さな穴が延々と続いている。ときおりツーリングのバイクやチャリと出会う。バイクには久々のピースサイン。

 思っていたより時間を食ってしまい、能登の七尾についたのは午後6時過ぎ。せめて明るくなる前にテントを張ろうと、能登島大橋に急ぐ。途中のローソンでビール3本、氷、サンドイッチを購入。能登大橋は720円の料金が必要とマップルにはあったが、タダで通過。時間が遅くて料金所の人が帰ってしまったのだろうか。ただ、料金所は見あたらなかったのだが……。もしかして、農道大橋ができたかねあいで無料になったのかもしれない。

 まあ、そんなかんなで勝尾崎野営場には6時半くらいに到着。
 1人200円。プラス、テント一張り1000円。係員が帰ったあとなので、料金は明日払うことにする。キャンプ場はすぐ横が海水浴場、シャワー室が完備されている。ラッキー。タオルで身体を拭くくらいかなと思っていたのだ。バイクがテントのすぐ横に駐車できるので助かる。さっそく汗をかきながらテントを張り終え、無料のシャワー。水しか出ないが気持ちいい。

 隣にテントを張っているカップル・ライダーと飲む。川崎と大田区に住んでいるらしい。バイクはSRX400とFZ400。今回初めて、キャンプツーリングをしたらしく、夕食もカップメンのみのようだ。どこかぎこちない。向こうから誘ってきたので、ちょっと盛り上がるかなと期待したが、2人ともカンビール1本で酔っぱらってしまい、だんまり気味。しょうがないので、1人でバカみたいにしゃべくりまくる。わけありの二人かな。ちょっと疲れる。
 午後11時には寝る。




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