数日前の早朝
フッと、西の空を見ると 山陰に去る月が目に入った
夜の世界を無事に治め 安堵して眠りに帰る・・・月読尊
その姿を見ていたら
太陽神とされる「天照大神」が昼の世界を
月神とされる「月読尊」が夜の世界を治めるよう
父神に命じられた・・・(たしか、そんな話だったと思うが)
思い出し、しばし感慨に耽ってしまった
古代の人々は 井戸の中に月が映ることで、月の力が人間に必要な水を与えるとし、月の満ち欠けを見て暦を作る事で月神が暦や季節の移り変わりをつかさどるとした。また新月に姿を消し、再び現れて明かりを増し満月になることから、月は再生や万死をもたらすとも考えた。このような様々な月をめぐる習俗と結びついて、月神にたいする信仰が古代の人々に広がってきたそうだ。
ちなみに
月読尊は五穀豊穣、不老不死、所願成就の神とされ
月山神社、月読社があるそうですが・・・
(出会ったことがないなぁ~)
古代の人々は自然が作り出す万物の形を神として敬ってきた
私たちのまわりは 今もその神々に守られているように感じることが多くなった。
月を見ながら何とも神妙な思いにふけるとは、俗世の余りの乱れに僅かでも反省の念の表れでしょうか…