マロン・ラテをつくるにあたって考えたこと・・・
それを少しご説明したいと思います。
紀州マルイチ農園は栗の生産農家ですが、
和歌山の中山間地・・・紀美野町にあり、
栗を作っていること自体あまり知られてはいません。
私ツジは今春和歌山にIターンし、個人的に栗が大好きというのもあって、
農園のお手伝いをさせていただいています。
栗を使って、他のどこにもないオンリーワンの製品を作れないか・・・
そこで考えたのが、次のコンセプト3項目です。
身体の弱い人に自然の恵みを届けたい
地域独自の資源を内外に向かってアピールしたい
製品によって、紀美野町のネットワークの中で交流が促進されるものであってほしい
(おこがましいですね)
ものを飲み込むことが難しい嚥下障害がある知人や、病弱で身体の弱い友人を思い浮かべました。
これなら喉を通るかもしれない・・・飲んでくれるかもしれない・・・
そう願ってつくりました。
栗は「種子」であり、それ自体が生命体です。
もちろん大変栄養のある食べ物です。
それを摂取しやすいかたちで提案したいと考えました。
はてさて、その本人にはまだ会えていないのでどう反応してくれるか
笑顔を見せてくれたらうれしいな
です。
正直なところ、紀美野町はそんなに目立って特徴がある訳ではありません。
でもよく見て探すと、きらっと光る宝物があります。
そのよさを地域外から来る人に見てほしかった。
だから、人が集まるカフェで製品を出してもらいたいと思いました。
地域外から来る人が「これいいな」「こんないいものがあるの」とほめてくれたら、
地域内にいる人もうれしくなって自信を持てます。
宝物=資源。
地域の資源を、自信を持って有効に活用していきたいと思うのです。
はこれ↓です。
紀美野町内に点在するカフェを紹介するマップ(一部抜粋)です。
カフェを経営する方々が集まって、最近作成されました。
この紀美野町カフェのネットワークの中で、
町内産品を使ったカフェメニューが提案できたらもっとおもしろいのではないか?
カフェによって異なる味を提案できれば、
このマップを手にカフェ巡りをする人たちに、巡る楽しさをもっと味わってもらえるのではないか?
人が移動して、交わることでよりよい関係が生まれる・・・
もちろん、お金も行き交いますしね
そんなこんなを考えながら、マロン・ラテをつくっていたのでした。
飲みに行きたいです~
いつもブログ見てくださってありがとうございます
マロン・ラテ、ぜひごちそうしたいです
栗の香りとミルクでほんわかあったまりますよ