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旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

風・ふうりん展

2011年07月02日 00時53分14秒 | アート
2011年6月20日から2週間開催された、「風・ふうりん展」が7月1日で終わりました。
私もポストカードの作品を10種類出展しましたが、とっても良い刺激になりました。

最終日は、出展者がみんなギャラリーに集まって交流会。
色んなアーティストの方達とお話できて楽しかったです。
名刺も頂いてきたし、これからいろんな場面で繋がると嬉しいな。

最後に、私の出品作品を公開します~
ちなみに、ポストカードは全部で30枚売れました。
買ってくださった皆さん、ありがとうございます!!
涙が出るほど嬉しいです。



こんな感じでやってます

2011年06月21日 23時44分37秒 | アート


「art gallery そら」

で、昨日から開催中の「風・ふうりん展」の様子です。
私もポストカードと油絵で参加しています。

なんか最近仕事が忙しくて、ギャラリーに顔を出せるか心配だったんですが
搬入に間に合わなかった名刺を置いてもらうために、閉館ぎりぎりにおじゃましてきました。

閉館ぎりぎりなので、人はほとんどいませんでしたが、開け放した窓から涼しい風がギャラリーを通り抜けて、天井から吊るしたポストカードはゆらゆら揺れているし、風鈴は良い音を奏でるし、暑い夏に涼しい一時を過ごせました




私が参加した「風」の部屋の様子です。
私のポストカード達は、右端手前にぶら下がっているやつです。

前回参加した「チャリティポストカード展」で、偶然会った作家さんと友達になったんですが、なんとその方が今日も偶然来て下さいました!
2回も偶然会うなんて、なんだか縁を感じます

ちなみに、秋に参加するグループ展には、一緒に作品を出す事になりました。


「風・ふうりん展」は7月1日までやっています(日曜休廊!)。

もう一回くらい顔を出せたら良いんだけどな~~

友達も来てくれるって言ってたし・・・






なんとか間に合いました

2011年06月16日 23時51分56秒 | アート
お久しぶりです。

来週から始まる「風・ふうりん展」に向けて、ここ数日昼は仕事に追われて夜は製作に追われていました

なんとか準備はできて、明日ギャラリーに搬入です。

あ~疲れた

「アートギャラリー そら」のサイトにて紹介

今回はポストカードでの展示&販売になりますが、いつか原画の個展とかやりたいなぁ~

明日は早めに仕事を切り上げて、搬入に間に合うように帰らねば・・・





ポストカード展でした

2011年06月11日 22時24分22秒 | アート
先週の月曜日から開催されていた、「チャリティポストカード展」が今日で終了しました。

私も参加させて頂いていまして、とても良い経験になりました
私の書いた作品で、少しでもチャリティのお役に立てていたのなら嬉しいです。

一人5種類のポストカードを出していまして、まぁ全然売れないだろうなぁ~と覚悟していたんですが、一枚人気が集中している作品があって、残り1枚になっていました。

お買い求めいただいた皆さん、ありがとうございました


そして!!再来週の月曜日から、同じギャラリーの展覧会に再び参加します。



「風・ふうりん展」
という企画展です。

「アートギャラリー そら」のサイトにて紹介

平面作品と立体作品を、それぞれ「風」「風鈴」のテーマで展示します。
私は平面なので、「風」をテーマにした作品を出します。

このギャラリー自体も、古い町屋に囲まれた場所にある、雰囲気の良いギャラリーなんです。
ギャラリー裏の縁側からは、いかにも古そうなタイルの井戸が見えたり、木造の家が見えたり・・・





夏の夕暮れ時に、縁側に座って本を読みたい・・・





歌川国芳展

2011年05月29日 22時42分11秒 | アート
今日は朝から、外出するのも躊躇するようなザアザア降りの雨だったんですが、美術仲間と天王寺の美術館に行って来ました

「歌川国芳」展です。

1797年生まれの、幕末に活躍した浮世絵師です。
美術館の入口にドーンと鎮座するクジラの絵からもわかるように、大胆・ダイナミックでモダンな浮世絵を作った人です。

北斎を見てもわかるように、江戸の芸術は意外とモダンで現代的なんですが、その中でも国芳は群を抜いていたんじゃないかなぁと思います。

特に面白いのが、「武者絵」と呼ばれるジャンルです。
たくましい武者が、怪物や化け物・幽霊と戦っている浮世絵なんですが、画面から飛び出してくるんじゃないかと思うくらい、ダイナミックで生き生きとしています。

絵を彩る「効果」も素晴しかったです。
画面を縦横に走り回る稲妻や、荒れ狂う波、強調された遠近法など、今で言うアクション漫画そのものでした。

あんな昔にこんな現代的な技法を使っていたなんて・・・
と、ため息ものでした。

さらに色も美しかったです。
色彩検定の勉強で、江戸の色名を憶えたりしたので、
「あー、これが納戸色か!」
「これが江戸紫か~~」
と、また違った楽しみ方もできました(笑)

迫力ある武者絵のほかにも、擬人化された猫や金魚をユーモラスに描いた作品も面白かったです。

浮世絵は、洗練されたシンプルな線と美しい色、計算された構図が素晴しいバランスを見せている、モダンな芸術なんですね。



絵画を楽しんだ後は、話題のキューズモールにてイタリアン。
イカ墨のパスタとピザが美味しかったです~♪
白ワインとカクテルも最高でした





ポストカード展

2011年05月26日 23時41分42秒 | アート
ちょっと先の話なんですが、6月6日~6月11日まで大阪のギャラリーで開催される、「チャリティーポストカード展」に出品します。

色んなジャンルの作家さん達がポストカード(5種類)を出品して、その売上げは全て東日本大震災の募金にするという企画です。
その中に私も混ぜてもらう事になりました。

art gallery そらのサイト

まぁ当然、売れなきゃ募金もできないわけで、正直自信は全然ないんですが(笑)

・・・売れ残ったら自分で買えば良いのか~~

このチャリティポストカード展は、今後も定期的に開催されるらしいです(私はとりあえず今のところ6月だけですが)。
長期的に支援をしていく事が大事なんだと、ギャラリーのオーナーが力説されていました。

こんな風に、色んな業界の方達が長く支援していけると良いですね。

あ、ギャラリーではなんと、ホルベイン社も参加して絵の具のストラップを売るそうです!!

一足先に見せてもらいましたが、めっちゃ可愛いんですよ~
これは絶対買います





NECO × INU展

2011年05月03日 23時52分08秒 | アート
NECO × INU 「猫と犬」です。

「アートギャラリー そら」
で開催されている、猫と犬がモチーフになっている作品を集めた企画展を見てきました。
友達が参加しているんです。

一口に猫と犬といっても、作家さん達によってその捉え方は様々。
それぞれに味があって、とっても面白かったです。

友達はコラージュ作品で参加していたんですが、これまた彼女らしさに溢れていて素敵でした。

他にすごいなぁと思ったのは、切り絵作品を出品していた作家さん。
これが半端なく細かい切り絵で・・・
まさに職人技としか言えないほどです。
どんな職人仕様のカッターで切っているのかと思いきや、普通の文房具カッターで切っているというのだから驚き・・・

すごく刺激的な展覧会でした


私も、同じギャラリーで6月に2回参加します。
これからちょっと忙しくなりそうです・・・






パウル・クレー展

2011年03月28日 21時12分17秒 | アート
この週末は、京都国立近代美術館で開催中の「パウル・クレー展」を見てきました。

なんと、クレーの作品だけをたくさん見せてくれるという、贅沢な展覧会でした。
私はクレーが大好きです。
一緒に行った友達にも、「まるさんの絵ってクレーと雰囲気が似ている」と言われましたが、はい、はっきり言ってかなり影響は受けています(笑)

もちろん、クレーと似ているなんて恐れ多すぎてとんでもない事なんですが、影響は受けているので雰囲気は似ているかもしれません。
あくまで「雰囲気」ね(笑)

まぁそんな訳なんですが、展覧会ではただ絵を並べるだけじゃなくて、作風によってコーナーを分けていて、とても見やすかったです。

クレーの絵の特徴として、「油彩転写」という技法があるんです。
見た目版画っぽい味わいが出るんですが、実は油絵を使って別の紙に絵を転写する方法なんです。
この技法はクレーが開発したものなんですが、ちゃんとやり方もビデオで再現してくれてて、とても興味深かったです。
私も挑戦してみたい・・・

クレーは、たくさんの色をまるでモザイクのように並べて絵を描く事が多いんですが、生で見るとその色達の美しいこと・・・・
それぞれの色が輝いているので、それがモザイク状に並んでいると圧巻です。

クレーは、せっかく仕上げた作品を切ったり別の作品とくっつけたりして、常により良い作品を生み出そうとしていました。

クレーにとって作品は「出来上がる」事がなかったのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで私事ですが、6月と9月の2回、大阪にあるギャラリーの企画展に参加する事になりました。

とくに6月の方は、作品の売上げを東日本大震災の義捐金にあてるという趣旨があるので、気合が入ります。
芸術を通して何かお手伝いができたら良いなと思っています。

また詳細が決まったら改めて報告させて頂きます。



ウフィツィ美術館 自画像コレクション

2011年02月05日 21時21分13秒 | アート
大阪中ノ島の、国立国際美術館で開催されている「自画像コレクション」展を見ました。
イタリアはフィレンツェにあるウフィツィ美術館から、自画像ばかりを集めた展覧会です。

年代はかなり幅広くて、1600年代~1700年代のメディチ家の自画像コレクションから、
1700年代~1800年代のハプスブルク家のコレクション、20世紀の著名な画家の作品、そして現代作家まで、様々な自画像を見ることができました。

1600年代の昔の作品では、やっぱりというかレンブラントの自画像が秀逸でした。
様式的な作品が並ぶ中、レンブラントの絵は光と影で生み出される奥深さが印象的です。
大好きですね~

1800年代から1900年代の作品には、ジェームズ・アンソールや、キリコ、レジェ、シャガールがありました。
キリコの自画像はめちゃめちゃ濃い顔で・・・濃い存在感というか・・・
キリコの作品はこういう顔から生み出されたのか~と妙に納得。

変わったところではフォンタナがありました。
キャンバスを切り裂いて作品とするフォンタナですから、自画像と言っても抽象の世界です。

日本人の作品も数点ありました。
パリで活躍した藤田嗣治にドットを使った現代アートで有名な草間彌生、奇抜なポスターなどで有名な横尾忠則。そして写真家の杉本博司です。

私は草間さんのドット作品が好きです。
今回の自画像も、細かいドットで埋められていました。

細密に描かれた自画像や抽象的な自画像など、一口に「自画像」と言っても様々な形があるなぁと思います。

私も・・・自画像を描いてみたくなってきました。





ザ・コレクション・ヴィンタートゥール

2010年12月25日 23時41分03秒 | アート
今日は雪がちらつく激寒の中、兵庫県立美術館で開催中の「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」を見てきました。

スイスのヴィンタートゥールという、小さな町にある美術館のコレクションなんですが、良い作品ばかりでかなり見ごたえありました。

全8章に別れているんですが、
第一章の「フランス近代:ドラクロワから印象派まで」では、ドラクロワはもちろん、コロー、モネ、ピサロ、シスレー、ルノワール、ドガなどの作品がありました。
シスレーの「朝日を浴びるモレ教会」という作品が印象的でした。
明るい陽光が画面から溢れ出ていました。

第二章の「印象派以降の時代」では、ゴーギャン、ゴッホ、ルドンなど。
特に、ルドンの植物画が良かったです。
青い花瓶に色とりどりの花や葉が描かれているんですが、ルドン特有の輝く色彩が植物画にぴったりです。

第六章の「表現主義的傾向」は、私が大好きなクレーとカンディンスキーの作品がありました。
そういえばクレーはスイスの画家でしたね。
意外なところでは、ココシュカの風景画がすっごく良かったです(あまり風景画のイメージはなかったので)。
窓から見える町並みを描いた作品でしたが、空も町も生き生きと躍動感に溢れていました。

第七章の「キュビズムから抽象へ」も、私が大好きな時代です。
ピカソ、ブラック、レジェなどの作品が面白かったです。
さらに、ル・コルビジェという建築家がいるんですが、この人の絵画作品がきていまして、それもすごく面白い作品でした。
建築家らしいというのか、空間を意識させる作品でした。

第八章の「素朴派から新たなリアリズムへ」では、ルソー、マグリット、ジャコメッティなど。
今回初めて知った画家ですが、ジョゼフ・シーマという人の作品が良かったです。
ある詩からインスピレーションを得て描いた、崖と崖の上に乗っている巨大な岩の絵だったんですが、神秘的な静けさがあって、「詩」から連想したというのがよくわかる作品でした。

他にも、ドイツとスイスの近代絵画を紹介する章もあったりして、幅広くて飽きのこない内容でした。