
今回訪れた広島には焼物は無さそうだなぁ〜と思っていたけど、事前のリサーチで厳島神社のお膝元である宮島にひっそりと窯元がありました。その昔、旅行の時に道中安全の護符として厳島神社御神殿の下の御砂を戴き、無事帰郷に際して異郷の砂を倍加してお返しする信仰上の古習俗があったらしい。その御砂で器を造る様になったとの事。3つある宮島焼の窯元の一つで、厳島神社御用窯で創業100年を越える宮島焼陶斎窯(川原厳栄堂)に行ってみました。家には3セット夫婦茶碗があるけど。。。日々使う茶碗、ちょとしたヒビが入ることもあり箸同様消耗が激しい。なのでもう1セット。雰囲気は、萩焼きに似ていると思う。

煮物&水菓子などを盛るのに良さそうな中皿も一枚。記念に広島のシンボルである紅葉柄を。控えめな感じで、使い勝手が良さそう。今回は広島で窯元を訪れたけど、帰省先である九州には温泉地&窯元が沢山ある。伊万里焼・有田焼・唐津焼・波佐見焼・小石原焼・小鹿田焼・・・・。娘が少し大きくなったので、帰省しつつ温泉地を巡りながら、いや、焼物を巡りながら温泉地を回る旅がしたい!。我が家の食器棚の空きスペースが段々と埋め尽くされそうだけど、帰省する楽しみが増えそう。各地で散財しそうな予感。器が増える分、料理の腕を上げなかれば(笑)。