
日本橋高島屋に行くと目の保養に必ず立ち寄る呉服売り場。呉服も素敵だけど同じエリア内になぜか?京都『山田松香木店』のブースが。こんな木の調香棚?があり、そのエリアはオリエンタルな香りが漂ってるんです!小さなブースなんだけど…いつも人がいて、お香をオーダーしてもらっているみたい。その見知らぬ客の背中からは贅沢オーラ&豊かな生活ぶりが漂っている(笑)。所謂「お誂え香」。先日覗いた時は誰もお客さんがいなかったので、勇気を出して色々聞いてみた。すると『香の調べ』という体験ができる機会があるとの事。その場で申し込み予約をして、日を改め本日、ここで体験してきました!

コレ↑私が体験した物。お香には色々な楽しみ方があるらしくて、今回はお香を愛らしい草花の型に仕上げた「印香」。数種類のパウダー状の香原料を水を足しながら粉ねて、型抜きしたもの。数日乾燥させてから香りを楽しむらしい。古代からの生活の知恵と遊びが融合した文化だなぁ~と感じました。現代でも生活に取り入れる事で精神的にゆとりが持てたり、趣味の領域だけでなく様々な効果があるのでは?以前から香炉の香りを聞き分ける、聞香(もんこう)の分野に興味があったので次回体験する機会があったらまた参加したいなぁ。香木にも興味があるけど、そちらはかなり高価で経済的余裕がないかもしれない。。。。今日ご一緒した方々は常連の方が多いらしく、とあるマダムは「今日はお天気が悪かったのでお着物はよしたわ」と。私は家を出る時、土砂降りだったので長靴を履いて行ったのに(笑)。何より凄く発見のあった一日でした。