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ちょこっと贅沢サロン

50代女性の日々である
衣・食・心の小さな贅沢を綴っています。
かなり志向が偏ってはいますが・・・

『道明の帯締め2』

2007年05月19日 | お着物
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コレは『道明』の帯締め。私のではなく、母のものです。弟の結婚式に締めてもらおうと以前Presentしたもの。お式の為に留め袖&帯を新調していたので、コレをPresentしました。あまり派手な帯締めは…と思い無地のおめでたい白を選びました。肝心の留め袖は母のおめがねに叶うものがなかなか見つからず、かなり二人で方々に出向き探しました。そんな中、母の目に留まったのは松と鶴の刺繍が施された素敵な留め袖でした。留め袖はミセスの最高礼装。値段もピンキリだけど、母はいつになく慎重に選んでました。理由は「貴方のお式にも同じものを着るから」と。留め袖は一般人にとって、結婚式ぐらいしか出番がない着物。なので何処の呉服屋さんでも、隣にいる私に向かって「おめでとうございます」と言われた(笑)。決まって母が「娘ではなく、この子の弟が結婚するんです…」「申し訳ありません」こんなフレーズの会話を何度となく繰り返えされ、留め袖購入に至った母。さぞかし複雑な気持ちだったろうなぁ。当時私はあまり深く考えていなかったけど・・・まだ若かったのね~きっと。この帯締めを早く締めてもらう日が来ればいなぁ。

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『大島紬』

2007年05月07日 | お着物
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これは今回帰省してや~っと!!母から譲ってもらったもの。帰省する度に「まだ、譲ってくれないの~」と聞くこと数年、やっと首を縦に振ってくれました。昔から私が欲しかったお着物です。大島紬の泥染めです。祖母が母に買ったものらしい。母も私も着物を着る機会をすっかり失ってしまったので、二人でお着物を来て出掛ける話が帰省中に浮上。私は一年ぶりに歌舞伎を見たかったけど、母はどうやらバレーを鑑賞したいらしい。夏は暑いので、早くて秋あたりに実行予定かなぁ。この大島紬を着ていこうかなぁ~いくら譲ってくれたと言ってもまだ私のは早いかなぁ。

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『名前入りの風呂敷』

2007年04月16日 | お着物
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今週末、家のチャイムが・・・珍しい事なので、勧誘かしら?訪問者の正体は宅急便屋さん。ん?小包を受け取ると大学時代の研究室の同期から内祝いの贈り物でした!彼女は1月に女の子を出産した新米ママ。本当!!出産ラッシュだわぁ!!!中を開けてみると風呂敷が入っていました。しかも私の名前入りで!!嬉しかったです。以前から名前や家紋を風呂敷に入れたものをオーダーしたいなぁと思いながら、なかなか実現できず・・・なので嬉しいサプライズでした。お友達の粋な計らいに感激!風呂敷は普段使用する頻度は少ないけど、結婚式にお呼ばれした時に、お気に入りの風呂敷でお祝いを包みたい。そうは思ってはいるけども・・・なかなかそこまで心の余裕が無い私。友達の心遣いに感謝をし、大切に使わせていただきたいと思います。次回、結婚する方のお祝いは、是非コレに包んで参りますわぁ~。

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『父のナイティー』

2007年03月30日 | お着物
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コレは父の浴衣。つまりはパジャマ・ナイティーです(笑)。お正月に帰省した時に父の書斎にコレが・・・母に聞くと処分するとの事。なんで?と聞くと、これからはパジャマで夜を過ごすと父が言い出したらしい・・・父は私が小さい時からお風呂上がりに浴衣を愛用していた。私はなんとも思っていなかったけど、小学校の時に友達の家でお泊まり会をした時に友達のお父さんがお風呂上がりにパジャマを着ていたのを見て、幼いながらかなりの衝撃を受けた。パジャマは子供と女性の風呂上がりに着るものとばかり思い込んでいたのです。習慣とは実に怖いものです。ガウンならまだしも浴衣なんて・・・・毎晩温泉上がり姿の父。以前、父はお正月にも着物を着ていたので、たぶん和スタイルが好なのだろう。去年、大阪で倒れて入院した時に、母が一番に買ったのがパジャマらしい。1枚も持ってなかったのです。今どき珍しいかも。それ以来パジャマが暖かく便利な事にやっと気づき浴衣スタイルを卒業したらしい。いささか遅い卒業・・・今思うと粋かもしれません。

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『川島織物の帯』

2007年03月23日 | お着物
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これは『川島織物』の帯。随分前に伊勢丹の呉服売り場で、母に買ってもらったもの。結婚式に一度締めていったかなぁ。それ以来・・・ご無沙汰。かなり気に入って購入したものだけど、改めて鑑賞すると普通(笑)。『川島織物』は宮内庁御用達でよく美智子様や紀子様がお着物を着る時に締めていることで有名。古典的な帯が多いようです。迎賓館や政府の内装は『川島織物』製らしい。宮内庁御用達の伝統的な帯。クラシカルな内装。西陣織の西洋チェアー。日常品のカーテン事業。車の内装。京都・西陣、恐るべし!!株をチェックしてみたい(笑)。ちなみに帯のお値段は、ぴんきりみたい。セールで出されているのをよく見かけます。母も数点所有していますが、やはり古典的な柄が多いようです。先週最終回を終えた『華麗なる一族』で毎回、鉄平の母が締めていた帯も『川島織物』の衣装協力だそうです。撮影の帯はたいそうなビンテージらしい。。。この私の帯は色々な色を使用しているので帯締め&お着物を選ばず重宝する帯です。もっとお着物を着る機会を増やしたいなぁ。ちゃんと釜のある家元で茶道の手ほどきを受けたい。以前習ってた茶道はなんちゃって茶道なので(笑)。でもきちんとしたところで茶道を嗜むには、お着物のワードローブが乏しいみたい。

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『思い出のお着物』

2007年03月04日 | お着物
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今日も仕事でしたが、電車で袴を着た人を見かけました。そろそろ卒業シーズンなんですね~私にとって遠い過去。女子大の謝恩会はホテルで振り袖を来て、仲間と写真を撮ってもらった。夜は着替えてCLUBに行ったりしたなぁ~(笑)卒業式は大学の決まりで地味な式服でした。その後通ったもう一つの母校は卒業式の服装は自由だったので研究室の女の子とみんなで袴を。男性も袴を着ている人もいました(笑)。袴はそんなに着る機会がないので嬉しかったです。その時、仕立ててもらった着物がコレ。実家の近所の方が反物をくれたのです!娘さんもいないし、その方にはハデなのでと譲ってくれたらしい。袴はレンタルで。帯は母の見立てでブルーのものを。当時あまり気の進まない組み合わせでしたが、今見ると新鮮のような気がします。この着物はその後、着付けのレッスン用に使っていました。袴を着る時はみんな、はいからさんヘアーだったけど…私は袴を着る時はなぜか?ショートヘアーと決めていたので、当時ロングだった髪を潔くこの卒業式の為にバッサリ切りました。なんだか懐かしいです…もう袴なんて着る機会はないんだなぁ…もう一度くらい着たいなぁ。

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『道明の帯締め』

2007年02月15日 | お着物
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これはまだ未使用の『道明』の帯締め。『道明』は創業300年の組紐を扱うお店。いつもデパートの呉服売り場で買うので上野のお店には足を運んだ事がありません。お着物を着る時に最後に締める帯締めですが、同じお着物&帯でも帯締め一つで感じが変わるので不思議。何本でも欲しくなってしまいます。以前はお正月に着る着物に合わせて年末に一本ずつ買い足していましたが、最近は着ない年もあるのでめっきり買わなくなりました。。。着付けを習っていた時に色々な帯締めを締めてみましたが、キュッと綺麗に締められるのはやはり『道明』の帯締めです。それ以来、隠れファンです。以前、上野の本店で組紐教室を開催していたことがあり、参加したかったのですが平日の日中の習い事だったので、しかたなく断念。いつか自分で組んだ組紐を締めてみたい!この習い事は老後に残しておく事に(笑)。私の購入する帯締めは全て無地ですが、いろいろな糸で組んだ帯締めも綺麗でうっとり。同じグリーンでも微妙に違いがあり迷ってしまう程。しかも一色一色、和の名前がついているのです。組み方・色・長さと本店ではオーダーできるらしい。なのにお値段はあまり変わらないとの事。先日、組紐の携帯のストラップも呉服売り場に置いてありました。素敵でした。本店にはネクタイがあるそうです。組紐仕立てのネクタイって。。。どうな感じなんだろう。父に日が近くなったら上野のお店まで足を運んでみようかなぁ。

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『龍村美術織物の帯』

2007年02月06日 | お着物
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これは『龍村美術織物』の帯です。以前blogに投稿した『江戸小紋』と一緒に銀座の『松下屋』さんで買った物。その時買った江戸小紋と同系色なので一緒に締める事はないけど。。。かなりお買い得だったので母が買ってくれたものです。『龍村美術織物』は法隆寺裂、正倉院裂、名物裂など、往古の時より残された古代、中世の織物の研究と復元、創作をしている織物メーカー。よくコンサート会場などの緞帳(どんちょう)なども手がけているようです。デパートの呉服売り場でもよく見かけますが、値段はピンキリ。実はこの帯も裏地が高級使用ではないのです。もちろん絹ですが、絹に織り込まれた「たつむら」という織がチョットちゃっちいのです(笑)見えない所でコストをダウンしているので手に入る値段なのです。デザインが気に入ったので安いに越した事はありません!『龍村美術織物』は一つのデザインを幾つも並べたような図案が多いのですが、ワンポイントの図案より私は好きです。季節も選ばないので・・・この帯は以前、職場の着物仲間と浜離宮に散策?に行った時に濃紺の紬&以前blogで紹介したMy First『GOYARD』のハンドバックに合わせて締めていきました。結構好評でした。『龍村美術織物』はデパートの呉服売り場などで、着物和裁&小物、テーブルセンターなどのインテリアも扱って、帯ほど高くないのでお薦めです。似たような図案がいっぱいあって、色も素敵なのでいつも迷ってしまします。自分用には購入したことはありませんが、外人さんにプレゼントしたら過剰なほど感謝されました(笑)

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『相良織の帯』

2007年01月19日 | お着物
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もし震災が起きたら・・・私は迷わずコレだけは持っては逃げます!バーキンを置いて出てもコレだけは。。。(笑)これは『相良織』という刺繍を施した帯です。かなり繊細な刺繍です。数年前に銀座の「ますいわ屋」さんで母が買ってくれた帯です。一目惚れでした。。。『相良織』については情報が乏しく詳しくは知らないのですが、珍しいものらしいです。一見、絨毯のような柄でインドチックな模様です。いろいろな色を使って刺繍してあるので、どんな色の帯〆でも合わせやすそうな感じです。しかしお着物はそうはいかないようです。濃紺の紬などが合いそうですが、マナーとしてはどうなのか?はっきり言って私にはわかりません。訪問着のような格付けには織物の帯はカジュアルすぎるのでNGのような。。。手に入れて随分経ちますが、まだ一度もこの帯を締めた事がないのです。合う着物がないのです。着物を購入する時は帯と一緒に合わせて買うのが良いとは思いますが、安い物ではないのでなかなか。。。鑑賞用に一時、手元にありましたが、大切な物なので実家に保管してあります。最近は帰省する度に鑑賞しています。この帯を前にすると、うっ~とりしてしまうのです。見ているだけで贅沢な気分に。

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『成人式』

2007年01月08日 | お着物
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今日は祝日でしたが、仕事へ。いつもより、ゆっくり家を出て仕事場に…電車に乗ったら、お着物を着た人がいっぱい!やっと「成人の日」だと把握。私の時代は定日15日が「成人の日」だったもので(笑)・・・私は成人式に参加しなかったので、あまり思い出がありませんが。。。一応お着物を着て写真館で写真を撮ってもらいアルバムみたいな物を作ってもらいました。かなり顔がパンパンでメーク&ヘアーを美容院でやって頂いたんですが、お化けのような…二度と見たくない姿が写真に納められています。振り袖と帯一式は祖母がプレゼントしてくれました。いつも祖母&母が着物を仕立ててもらう地方の呉服屋さんに容姿・身長・肌の色を伝えて郵送されてきた着物のサンプル写真はたったの3着。私に合う着物がないんだろうか?許容範囲の狭い容姿なのだろうか?その中からお着物を決め、帯は呉服屋さんの見立てで送られてきたのがこの袋帯です。結構気に入っています!しかし袋帯なので締めて行く場所やお着物も限られているので、なかなか出番は少ないのです。弟&友人の結婚式や謝恩会に締めて行きました。振り袖に合わせないと様にならないほど厚みがあるので、もうそろそろ年齢的に出番もなくなりそうです・・・出番がなくてもたまに鑑賞して楽しんでます。

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『お正月のお着物』

2007年01月02日 | お着物
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今日はお正月ということで、お着物を着てみました。以前3年程着付けのレッスンを習っていたので、普通の着付けは、ほぼマスター済み。しかし着る機会がないと手が忘れてしまうのです。以前職場が同じだった着物仲間?とそれぞれ各自で着付けをして浜離宮に秋の紅葉&お茶を頂きに行ったことがありますが、優雅な時間でした。しかし最近は忙しくお着物を着て集まる事もなくなってしまいました。なので、お正月だけでも着るようにしています。家でゴロゴロしているので着て行く先はないのですが・・・練習の為。お着物を着る時、まず季節・行き先により着物の種類を選びます。そしてお着物に合うように帯&帯締めを決めていきます。母にアドバイスを受けながらコーディネートを考えるのは、なんとも言えない贅沢で楽しい時間です。私は自分自身のお着物&帯&帯締めがまだ数点ずつしか持っていないので、母や祖母のものをしっけいすることがほとんどです。染め直したり、八掛けを付け替えたりして譲ってもらったものもあります。きちんとメンテをすれば多少の背丈&体型に違いがあっても譲り受けることができるのが着物のメリット。大切にしたいと思います。今日のお着物は、以前銀座の『松下屋』さんで誂えてもらった『江戸小紋』。母に買ってもらったものですが、かなりお買い得品だった小紋です。裏は違う小紋があしらってあるので、仕立て直せば二度おいしいお着物です。色はボルドーでチョット地味め。私は着物も地味好みなのです。今年は是非お着物を着て出かけたいなぁ。歌舞伎とか?しかしもう少し練習しなければいけないようです。習っていた時は15分で着れたのに、今日は1時間も用しました。かなり苦労しました。。。やはり継続は力なり?

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『小松屋の和草履』

2006年11月13日 | お着物
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これは銀座の『小松屋』さんで4年前に買い求めたもの。弟の結婚式に成人式の時に誂えた振り袖でお式に出たのですが、成人式の時に合わせた和草履はかなり派手だったので、その時に新調した和草履です。全体にゴールドの模様で、どんなお着物にでも合いそう。母も同じタイプを購入していました。私は鼻緒のホールド部分が朱色ですが、母はシルバーのタイプを。草履で歩くのは苦ではないのですが、鼻緒が足に合っていないともう悲惨です!和草履は靴と違って、かかとが1cm位草履から出るような形で履くのが普通です。ですから指の又を鼻緒から心持ち離した(浮かした)状態で履くのです。まさに“突っ掛け”状態。でも、その足の運びこそ情緒・奥ゆかしさが秘められているような気がします。以前、母にもっと女性らしく歩けないのか?と言われた事がありましたが、お着物を着ていても大股で歩いているらしい・・・着付けをマスターしたので着付け教室を随分前に辞めてしまいましたが、着る機会がなかなか無くて手が忘れてしまいそう。。。近い内に着物仲間と機会を儲けてこの和草履で出かけたいと思います。

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