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マリンの出産!その②(特殊なことが重なりすぎ?)

2007年06月01日 | トイプードル

画像は手術の数時間後に帰宅した時のものでマリン朦朧状態です

前回の日記に書いたショッキングなことについて書きます

手術無事終了との連絡を受けPM9:00にマリンと赤ちゃんのお迎えに
行くと院長先生の説明がありました

まず今回の帝王切開の選択が正しかったことを力説されました

理由①:通常2匹の胎児の場合2つの子宮角にそれぞれ1匹ずつの
     ところマリンの場合は1つの子宮角に2匹の胎児がいたこと。

理由②:もう1つの子宮角は何らかの理由により胎児が育たなくて
     炎症を起こしていたこと。

理由③:胎児が大きく育ちすぎて産道に入れなくその部分も炎症を
     起こしていたこと。

理由④:上記理由により1つの子宮の収縮での分娩の困難なこと。

理由⑤:マリンの全身状態が悪く出産1週間前3.1㌔の体重が
     分娩前なのに2.9㌔まで減少していること。

理由⑥:産道寄りの胎児の羊水がカラカラな状態で破水すらできない
     状況であったことと胎児の過度な失位による生命の危機。

理由⑦:通常ありえない低体温期の長期化。

理由⑧:分娩後の子宮復古不全。

理由⑨:上記を総合的に判断して陣痛促進剤を使用した場合のマリンと
     胎児の生命について。

理由⑩:翌朝まで自然分娩にこだわった場合の母体と胎児への影響。etc.

帝王切開にして良かった理由で記憶しているのは、このくらいですが

そのあと、院長から追い討ちをかけるお話がありました

追討ち①:明日もう一度マリンを診てみて場合によっては緊急手術が
     必要になるか、数ヶ月後にもう一つの子宮角の炎症が
     悪化してきたら手術をするか、順調に回復するのどれか
     だそうです

追討ち②:胸が全然張っていないから母乳がでないかもしれなくて
     そうなってしまったら飼い主さんが3時間おきに人工の
     ミルクをあげて下さいとのこと。

追討ち③:この子、随分甘えん坊ですね。こういう過保護な子は、
     子育てに関心ないんだよね。そうなると飼い主さんさんが
     世話しないと死んでしまうよ。 とのことでした。

以上、獣医さんからのドキドキする話でした

次の日記で、その後のマリン親子について書くつもり

       

 


 

 


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