ポーの一族

バルバラ異界を読んで、またもう一度「ポーの一族」を
どうしても読みたくなり、楽天ブックスでぽちっと
しました。

意外なことに、持っていなかったのですよ、コレ(´Д｀;)ヾ。
つか、フラワーコミックスでたしか4巻かな？1冊はあると思うよ。
んが、もう絶版のやつだし、どっちにしろもう保存用だす。
なので改めて買いなおしました。

「ポーの一族」、最終話の「エディス」、リアルタイムで
読んでいるのですよ。昭和51年4月。別冊少女コミックを酒屋の
雑誌売り場で見つけて、表紙のあまりの美しさに（多分名香智子
先生だと思う）欲しくなり、ねだって買ってもらったのでした。
あああ…ほんとうに、とっておけば……＿|￣|○
「エディス」をリアルで読めたことは、本当に本当に思い出深く
幸運なことだと思います。不思議なことに、ほんのガキの頃の
話だというのに、内容をよくおぼえているんだよね。

そして改めて読んだ「ポー」。

あああああ……エドガー………(´；ω；｀)

紛れもなく少女漫画の最高傑作。ほんとうにほんとうに素晴らしい。
時をかけて生きるエドガーとアランと、彼らに行き会った人々の
物語の切なさ。

時間と場所がバシバシと行ったり来たりする連作なのに、年表に
時系列をまとめるとすごく整合性が取れてる。短い作品でありな
がらたくさんの人物が登場するのに、その人間関係、系譜も
緻密に設定されている。

好きなシーンは、「エディス」でエドガーがエディスと服をとりか
えっこして「なんの」って言うところ。エディスは、エドガーが
自分のご先祖だなんて思いもしないもんなあ。
…あとは重すぎる…(´Д｀;)ヾ

アラン…消滅しちゃったのかなあ…してないよね？二人ともきっと
まだどこかに……(´Д｀;)ヾ

また、何度も何度も読み返すさ。