夏の賞与が出ました。このご時世、金額が下がることなく、いただけるのはとてもありがたいことです。こうして賞与をいただけるのもあと1回です。来年の3月には定年を迎えます。
今の障がい者の作業所に入り15年ほど。最初は週3日のパート職員から始まりました。
この間にヘルパー2級、介護福祉士の資格を取得。常勤職員になり、6年が過ぎました。週5日~6日、フルタイムで仕事をするのは正直とても疲れるときもあります。利用者さんの支援だけではなく、研修に参加したり、支援計画を作成したり、家族と面談があったりの毎日です。それでもこうして続けていけるのは、利用者さんから力をもらっているから、また頑張ろうと思うことができるのです。
利用者さんの中に、ダウン症の36歳の女性がいます。心臓に大きな傷跡もあり、話すこと、運動すること、すべての面で健常者より劣っていますが、ちゃんと自己主張するところはするし、活動もスピードが遅かったりするのですが、全力で一生懸命に取り組む姿を見ていると、すごく愛しいし、本当に力をもらうことができるのです。
きっとご家族は自分の娘がダウン症だとわかったとき、いっぱい涙しただろうし、多分どん底に落ちたような気持ちにもなったでしょう。それでもわが子にはかわりないのです。今も面談とかさせていただくと、一生懸命に子育てをしていらしたことがよくわかります。せめて作業所に通ってきているときは、私たち支援員が一生懸命支援させていただく、このことに尽きます。
他の利用者さんに対しても、理不尽なことを言ったりやったりするときには、声を荒げることもあります。そのときは抵抗したり、かたまってしまったりすることもありますが、信頼関係が築けていれば、ちゃんと理解してくれます。
天職という言葉がありますが、まさに今のこの仕事、私にとっては天職なんだなと思っています。
あと8ヵ月ちょっと、私の最大限の力を出し切って、後悔なく定年を迎えることができるよう、日々努力していこうと思っています
みんなのことが大好きだよ
最後まで読んでいただきありがとうございました
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