あした天気にな~れ!

いまはまだモラハラの暗雲から脱出できないけれど、きっといつかは明るい日がくる。そんな願いをこめて……

10月?

2010-01-31 14:10:24 | 脱出に向けて
夫あてに、高校の同窓会の案内が来ているのを発見した。
日時は、10月。
場所は、郷里。

夫が出席するつもりなのかどうかは、まだわからない。
でも、出席するとしたら、願ってもないチャンスだ。
夫の郷里は日帰りはできない距離なのだから。
最低でも1泊。
同窓会の前日に、希望者はゴルフもできるように予定されているらしいから、
多ければ3泊。

それだけ留守にしてくれれば、わたしは余裕を持って脱出できる。
日帰りでは、やってやれないことはないかもしれないけれど、
かなりきついし、精神的にも大きなプレッシャーがかかる。

出欠の返事の締切は、2月末になっている。
どうせ夫は、行くことにしたとしても、予定を教えてはくれないだろう。
だから、どういう返事を出すのか、目を皿のようにして見張っていなくちゃ。

万一、今回の返事を見逃したとしても、
出席希望者にはあらためて8月にもっと詳しい案内が来るそうだから、
知るチャンスはもう一度あるんだけど。

もちろん、脱出は早いほうがいいから、
10月以前でもチャンスがあれば実行する。
1泊のゴルフ旅行でもあれば、その機会を利用するし、
「出て行け!」とでも怒鳴られたりしたら、
「はい、わかりました。さようなら」と、夫の目の前で堂々と引越をする。

それでも、10月の同窓会はなんとなくひとつの目安というか、目標になりそうな気がする。

障子貼り

2010-01-30 19:33:17 | 脱出に向けて
今日も、無事に荷物を持ち出すことができた。
今回は先週より小さな荷物だったので、玄関脇の掃除道具を入れておく戸棚の
最上段に昨日の夜から入れておいた。

今朝、わたしが出かける時刻に、夫はもう自分の部屋に引っ込んでいたから、
隠しておく必要はなかったんだけど、それは結果論。
用心しておくに越したことはない。

夫には見つからなかったけど、ヨガのあと、レッスン仲間に
「今日も荷物を持ってるの?」と言われてしまった。
そりゃそうだよね。
毎週大きな荷物を持っていれば、いやでも目につく。
だからこそ、夫に対しては万全の用心をして、怪しまれないようにしておかないと。

で、Tさんの家に荷物を持っていったあと、今日は障子貼り。
リフォームに際し、わたしがお借りする部屋にはなるべくお金をかけないで、と
頼んでおいたのだ。
障子貼りのような、自分でもできることをプロに頼んでお金をかけるのは、
もったいないもの。

それにしても、障子を貼り替えるなんて、ものすごく久しぶり。
結婚してからは、ずっと障子のないマンションにばかり住んでいた。
数十年ぶりだから、うまく貼れるかな、と思っていたけれど、
きれいに貼れなかったからって、命に別状があるわけじゃない(笑)。
多少ゆるんだって、ゆがんだって、気にしなきゃいいんだし、
気になるほどひどかったら、もう一度、貼り直せばいいだけの話だ。

実際にやってみたら、思っていた以上にうまくいった。
コツは、紙をきちんとサイズどおりに切っておくなど、下準備を丁寧にしておくことと、
思い切って一気に貼ってしまうこと。
どうしようかな、などと思い悩んだり、あとで微調整しようなどと思っていると、
かえってきれいに貼れない。
思い切りが大事なんだ。

そんなことを考えながら貼っているうちに、あれ、これって脱出についても
言えることじゃん、と思っておかしくなった。
脱出にも、入念な下準備と思い切りが重要だろう。

暖かな午後の日射しを背中に浴びながら障子を貼るのは、掛け値なしに楽しかった。
たったの2枚だったけど、そんなわずかな間にも、だんだんうまく貼れるように
なっていく。ルンルン気分だ。
それに、長いこと物置がわりに使われて、いわば死んだようになっていた部屋が、
障子を貼り替えることで命を吹き返し、人の住む部屋になっていくのもうれしい。

貼り終えたあと、シュッシュッと霧を吹いて、出来上がり。
障子ごしのやわらかい光って、大好き。

二段階

2010-01-28 18:04:59 | 脱出に向けて
先日も書いたように、わたしは数年前、かなり思い切って本を処分した。
いま残っているのは、そのとき「これは残しておきたい」と思ったものばかりである。
好きな作家の本や、思い出がからんでいる本、資料として必要な本だ。

でも、今あらためて見てみると、必ずしもとっておく必要のないものもある。
もちろん、余裕があるならとっておきたいけれど、できるだけ身軽になりたい今は、
もっと減らせる。

それとおなじことが、写真についても言える。
アルバムも数年前、ずいぶんばっさりと整理したつもりだった。
なのに、もう一度見直してみると、まだまだ減らせる。

どうせ写真など、本人以外の誰にとってもあまり意味がない。
たとえばわたしが死んだら、遺族は処分に困るだろう。
捨てるに捨てられず、といった感じになるんじゃないかな。

だったら今のうちに、わたしが自分で処分しておこう。
最小限まで減らすのは、自分のためだけでなく、遺族のためでもある。

本にしても写真にしても、どうして一度で処分しきれず、こんなふうに2段階に
なるんだろう。
不思議な気がする。
最初のときは、まだほんとうの意味での覚悟が決まっていなかったんだろうか。
それともモノと決別するときは、段階を踏んだほうがやりやすいというのが
人間の普遍的な心理なんだろうか。
もしかしたら、何年か間を置いてもう一度見直したら、「あのときなんでこんな
ものまでとっておいたんだろう」ということになるかもしれない。

いずれにしても、おもしろい心理だなと思って興味津々だ。
作業が一度ですまず、二度手間になるのはやっかいだけど。

隠す

2010-01-24 14:18:38 | 脱出に向けて
毎週土曜日は、ヨガのレッスンの日だ。
夫がモラ化する前から通っているので、わたしが土曜日に出かけるのは
当然のことになっていて、怪しまれることはない。たまに体調不良やほかの用事で
出かけないと、かえって怪しまれるくらいだ(笑)。

もともとわが家は社会的DVがないので、いつ、どこに出かけようと、誰に会おうと、
どんな服装をしようと、トラブルになることはないんだけど、それでも土曜日がいちばん
安全だ。だから、大きな紙袋ひとつ分くらいの荷物を持って出て、レッスンの帰りに
Tさんの家に寄り、置いてくるようにしている。

でも最近、荷物を持って出るのが少し難しくなってきた。
わたしの部屋から玄関まで行くのに、リビングルームを通らなければならないからだ。
夫は以前、わたしが出かける時間には自分の部屋に引っ込んでいたんだけど、
近ごろはリビングルームにいることが多い。
わたしの外出を怪しんでいるのではなく、たんに季節のせいだと思うけど。

いくらなんでも、毎週、大きな荷物を持って夫の前を通るわけにはいかない。
そこで、荷物はあらかじめ隠しておくことにした。
そしてヨガ用のウエアが入ったいつものバッグだけ持って夫の前を通り、そのあと
荷物をピックアップする。

先日は、お湯を抜いたあとの湯船に入れ、蓋を閉めておいた。
(リビングルームより浴室のほうが玄関に近い)
幸い、ばれなかった。

昨日は、浴槽にお湯が残っていたので、夫が犬の散歩に行っているあいだに、
かなり大きな荷物をエレベーターわきの階段室に置いておいた。
夫にはばれなくても、ほかの住人に見つかる可能性があるので心配だったんだけど、
無事にピックアップできた。

我ながら、涙ぐましい努力だと思う。
だけど、夫に見つかって怪しまれ、すべてがおじゃんになるよりいい。
念には念を入れ、だ。
大荷物を持って出かける姿は、くれぐれも夫に見られないようにしよう。

怒鳴れ、夫よ

2010-01-21 17:09:04 | いまのわたしの思い
今日も夫に怒鳴られた。
コーヒーをいれたあと、ドリッパーをそのままキッチンの流しに置いておいた
というだけの理由で。
わたしとしては、ちゃんと理由があって、あとで洗おうと思っていたのに、
説明しようとすると、「おまえはいつも言い訳ばかりする」と怒りをつのらせる。
(ま、モラに説明しようと思うほうが無理なんだけど)

その程度のことなら怒鳴らなくても、普通に注意すればいいんだし、
こちらにだって言いたいことは山ほどある。
夫がやりっぱなしでだらしなくしておくことを、どれだけわたしが黙って片づけて
いることか。

でも、それを言っても火に油を注ぐことになるし、泥仕合になるだけだから、
わたしはぐっとこらえる。
言いたい言葉を呑み込み、唇を噛んで、気分転換に散歩に出る。

怒鳴れ、怒鳴れ、夫よ。
いくらでも気のすむまで怒鳴るがいい。
あなたが怒鳴るたびに、わたしはますます脱出の決意を固めるだけだから。