あした天気にな~れ!

いまはまだモラハラの暗雲から脱出できないけれど、きっといつかは明るい日がくる。そんな願いをこめて……

二段階

2010-01-28 18:04:59 | 脱出に向けて
先日も書いたように、わたしは数年前、かなり思い切って本を処分した。
いま残っているのは、そのとき「これは残しておきたい」と思ったものばかりである。
好きな作家の本や、思い出がからんでいる本、資料として必要な本だ。

でも、今あらためて見てみると、必ずしもとっておく必要のないものもある。
もちろん、余裕があるならとっておきたいけれど、できるだけ身軽になりたい今は、
もっと減らせる。

それとおなじことが、写真についても言える。
アルバムも数年前、ずいぶんばっさりと整理したつもりだった。
なのに、もう一度見直してみると、まだまだ減らせる。

どうせ写真など、本人以外の誰にとってもあまり意味がない。
たとえばわたしが死んだら、遺族は処分に困るだろう。
捨てるに捨てられず、といった感じになるんじゃないかな。

だったら今のうちに、わたしが自分で処分しておこう。
最小限まで減らすのは、自分のためだけでなく、遺族のためでもある。

本にしても写真にしても、どうして一度で処分しきれず、こんなふうに2段階に
なるんだろう。
不思議な気がする。
最初のときは、まだほんとうの意味での覚悟が決まっていなかったんだろうか。
それともモノと決別するときは、段階を踏んだほうがやりやすいというのが
人間の普遍的な心理なんだろうか。
もしかしたら、何年か間を置いてもう一度見直したら、「あのときなんでこんな
ものまでとっておいたんだろう」ということになるかもしれない。

いずれにしても、おもしろい心理だなと思って興味津々だ。
作業が一度ですまず、二度手間になるのはやっかいだけど。