片腕ガンマンvs盲目ドラゴン

C級映画鑑賞記やら日々の出来事をつらつらと・・・。

「狼對狼」を観た

2007年09月04日 20時50分28秒 | 功夫映画(倉田保昭)

オリジナルタイトル:狼對狼/Ferocious to Ferocious
監 督:王洪彰
出 演:陳強、倉田保昭、程清、江洋
製 作:1973年 台湾映画
ランタイム:34’22”+34’54”
レヴューバージョン:VCD(タイ版)
画 質:★★☆☆☆

今回紹介する作品は、倉田保昭の出演作・中国題「狼對狼」です。
視聴したのは、タイ製のVCD・2枚組でDisc1(34’22”)Disc2(34’54”)total69分程のかなりカットされたと思われる映像でした。
音声は、タイ語の吹替え、タイトルは「Flash Challenger」。ちなみに倉田保昭は、”KULADA YASUAKI”とクレジットされていました。
作品の冒頭には、”NINJA映画ブーム”の頃よく目にした「JOSEPH LAI’S IFD FILM・・・」の文字が・・・当時、チンケな忍者映画を散々見せられた記憶があり、いやな予感がしましたが案の定そうでした。(笑)

【あらすじ】 がよく解りません(笑)。なんせタイ語の吹替えなので(言い訳だ!)それぞれの役名も聞き取れませんでしたが、こんなお話でした。
(陳強)をボスとする集団は、鉄砲の密売を餌に相手をおびき出し、金を受取っては殺すというあくどい方法で金を稼ぐ悪党集団だ。
その町に時を同じくして二人の男が現れる。(江洋)と(程清)だ。イザコザに巻き込まれた二人は、意気投合!同じ旅館の同じ部屋に泊まることになるが、お互い何を考えているのかよく解らない。


  (左)程清/Chin Ching と (右)江洋/Kong Yeung

(江洋)は、あるグループの仲間と共に悪党集団との鉄砲取引に向かうが、例によって騙し討ちに遭い仲間を人質に捕られ逃げ帰る。それを見て人質を取り戻しに一人乗り込む(程清)も傷を負い命からがら逃げ帰るのであった。傷を癒す二人の居場所を賭けの金欲しさに(陳強)に密告する旅館の主人。
悪党集団と二人は大乱闘となるが・・・ここで突然場面が変わり我等が(倉田保昭)登場!(江洋)と(倉田)の戦いが始まる、後から(程清)も加わり2対1の戦いでいつものように(倉田)撃沈!その後、二人が何を話しているのかわかりませんが突然戦いだし(江洋)は(程清)を殺して去っていく。THE END っと、まぁはっきり言って内容がよく解りませんでした。


    いよいよ我等が倉田先生の登場だ!

我等が倉田先生は、映画が始まって57分ほど経って登場し約8分間キレの良いアクションを見せてくれます。(但し殺陣自体にあまり変化がないので面白みに欠けます)


   江洋を痛めつける倉田保昭(空は真っ青!)

倉田のフィルモグラフィをみても、この1973年は出演作品が一番多く、当時人気絶頂であった倉田を売りに作られた作品のような気がしますね。当時のポスターを見てもそれが窺えます。

私的おススメ度ですが★☆☆☆☆! 倉田保昭が出演していなければ、観る価値無しの作品でした。



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1 コメント

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Unknown (SR)
2019-09-23 13:38:47
初めまして。
こんにちは。
以前よりこちらのブログを見ていまして、カンフー映画購入の参考にしていました(^o^)

いきなりですいませんが、こちらのタイ版vcdバージョンが見たいのですが、可能でしょうか?

よろしくお願いいたします。
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