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「華麗なる復讐」を観た

2011年09月04日 14時30分37秒 | ホラー&アクション映画
原題:Dio,sei proprio un padreterno!
監督:ミケーレ・ルーポ
出演:リー・ヴァン・クリーフ、トニー・ロ・ビアンコ、エドウィジュ・フェネシュ
製作:1973年 イタリア=フランス合作映画
時間:97分
種類:L.C.J Editions & Productions(仏)
画質:★★★★☆

今回は、ミケーレ・ルーポ監督の日本劇場公開作「華麗なる復讐」を紹介します。
私のお気に入りM・ルーポ監督の作品という事で、以前から観たかった作品でありました。

       タイトルはフランス語版

アメリカから「Escape from Death Row」のタイトルでDVDがリリースされている事は知っていたのですが、画質などがあまり期待できそうもないことから購入を躊躇していたところ、フランスからリリースされていたDVDを発見!(笑)即、購入してしまいました。
画面はフルスクリーン、フランス語吹替の97分ノーカット版で画質も良好なDVDであります。
1972年「ゴッドファーザー」の大ヒットに便乗した作品が、例によってイタリアでも数多く作られましたが、本作も少なからずその影響を受けて製作された作品のひとつだと思います。

左からR・プッポ、J・ロシュフォール、R・ハンダー

マフィアの大ボス、フランキー・ディオメーデ(L・V・クリーフ)と彼に憧れるチンピラ、トニー・ブレダ(T・L・ビアンコ)の友情を軸に フランキーに対抗するボス、アンニュチアータ(ジャン・ロシュフォール)との対決をルーポ監督独特のコメディタッチを織り交ぜて非情に面白い娯楽作品に仕上げていると思います。
詳しい内容は、日本公開作ということで、こちら”キネ旬DB”を参照してください。


出演は、フランキー・ディオメーデに貫禄十分のL・V・クリーフ。作品の中では、マフィアの大ボスという事になっている割には何でも自分でやるのは・・・なんてことは言わない(笑)。クリーフが銃を持たなきゃカッコつかないしネ!
地方に縄張りを持つチンピラ、お調子者トニー・ブレダをT・L・ビアンコがいきいきとまさに適役、又トニーの女、オルチデア役を紅一点のE・フェネシュが明るく、もちろん色っぽく!演じています。

対抗するボスにはフランス俳優、J・ロシュフォール。
その部下には、お馴染みの悪役ロマノ・プッポやロバート・ハンダー。
他にもファウスト・トッツィやネロ・パザフィーニ、ジェス・ハーンなど豪華な顔ぶれが揃っています。

リズ・オルトラーニによる音楽も頭に残る印象的なメロディです。
残酷あり、カーチェイスあり、お色気シーンあり、お笑いシーンありの絶対お薦めのイタリア娯楽映画であります。



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