「Ａｇｅｎｔ001・ジャマイカ作戦」を観た

原題：A-001 Operazione Giamaica
監督：リチャード・ジャクソン
出演：ラリー・ペンネル、ブラッド・ハリス
製作：１９６５年　イタリア＝スペイン＝西独合作映画
時間：８１分
種類：avanz（日本）
画質：★★★☆☆

今回は、ユーロスパイ映画「Agent001・ジャマイカ作戦」を紹介します。
この作品、日本では「電撃ジャマイカ作戦」のタイトルでＴＶ公開されたようですが、私は未見でありました。

　　　　タイトルはＵＳ版「OUR MAN IN JAMAICA」

”００１”のコードナンバーを持つケン・スチュアート（ラリー・ペンネル）が主人公。
今回の任務は、ジャマイカでの武器の不法取引に関して既に現地に入っているラリー（”００９”）の消息が不明になっている事と併せて、この事件を調査解決する事にある。
ケンは、現地の連絡人（ロベルト・カマディエル）からグローリア（バーバラ・バレンティン）という女が何らかの秘密を握っているとの情報を得、骨董商を装い近づく。

　　　　グローリアを問い詰める００１（ラリー・ペンネル）

ケンは、ラリーの事務所でみつけたメモからクリスタルベイという海岸で取引が行なわれている事を知り、湾岸警察の隊長マイク・ジェファーソン（ブラッド・ハリス）の協力を得ながら事件の真相を暴いていく・・・というお話。

主演のラリー・ペンネルは、主にＴＶ映画で活躍をしていた俳優さんのようですがイマイチ魅力に欠けますかネ！
共演のブラッド・ハリスはマカロニ史劇では既に有名で、この作品の後トニー・ケンダルとのコンビでスパイ映画”コミッサーＸ”シリーズに出演していきます。

　　　　　左：背広を着た怪力、ブラッド・ハリス

又、マカロニウエスタンの常連ロベルト・カマディエルが、００１の情報屋・・・実は・・・という役どころで出演しています。
このＤＶＤは、ａｖａｎｚという日本のメーカーからリリースされている物で、ジャケットのタイトルは「Ａ－００１、オペレイション・ジャマイカ」

爆薬を積んだボートが！・・・超低予算のミニチュア撮影（笑）

画質は、それほど良くありませんがレアなＭ・ウエスタンやスパイ映画を出しています。
ひとつ難点は、日本語字幕の出方がどちらの台詞なのか解りずらい事でしょうか。
作品全体からは、ちょっと古いアメリカ映画という感じでありました。