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エドルネ日記

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企画展「まわすみんぐ・つるすみんぐ・ドリーミング」タイムカプセルに入れたい20世紀の道具たち10

2010-09-27 | 江戸川区

水車構造模型

本日、文化財郷土資料室ボランティア勉強会に参加後、江戸川区郷土資料室企画展をみてきました。
今は見かけることも少なくなった民具のなかから「まわす民具」と「つるす民具」の展示です。

まわす民具①

左から足踏み脱穀機、唐箕、踏み車、くるり棒(下)、石臼

興味を引いたのが
唐箕(とうみ):羽根を回転させた風力で、籾殻と玄米を分別。
踏み車:足で踏んで水車をまわし、田へ用水の水をくみ上げるもの。
くるり棒:竹の柄の先に思い木製の棒をとりつけ、柄を持って振り回すと勢いよく回転、
     これを利用して、穀物の穂から粒をたたき落とす道具。


くるり棒のアップ
・・このくるり棒、動きを想像すると面白く、棒をクルクルまわしながら穂にあて粒だけ落とすっていうの
一度やってみたい・・なんて思うのは私だけでしょうか。(^^;

まわす民具②

左、糸を紡ぐ民具、真ん中下の丸いのは手動洗濯機、右はかき氷削り機、真ん中ふたつはよく見てこず不明^^;
息子に写真を見せたら、手動洗濯機をアイスクリームマシーン?と推測、確かにそのようにも見えますね。


つるす民具
右の木製のものが、蝉といって、土木、建築工事、船舶用の小さな滑車をセミやセビといったそうです。
あとはなんとなく見れば用途がわかりました。^^

ほか、区内ではあまりみないものの、地域によっては、いまも現役の民具たちの展示もされていました。

弦鍋(つるなべ)・・・区内では一之江名主屋敷でも見られます。


蚊帳

郷土資料室では、寄贈された民具の紹介を平成12年度から継続的に企画展にて展示しているとか。
(関連ブログ:「水のうつわ、湯の器~液体貯蔵・加工と計量の民族誌」

ほんの少し前まで当たり前に使われていた民具の品々・・かつて区内に広がっていたであろう田園風景が
偲ばれる今回の企画展でした♪

※江戸川区郷土資料室企画展
「まわすみんぐ・つるすみんぐ・ドリーミング」タイムカプセルに入れたい20世紀の道具たち10
~11月28日(日曜日)まで。→詳細はこちら 



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