まずは原料ですが、大麦を使います。
ウィスキーやビールに使われるのは主に二条(にじょう)大麦
といわれる物です。
(ちなみに麦茶によく使われるのは六条大麦。)

ワインの原料の葡萄なんかと違って、大麦には発酵に必要な糖分がありません。
そこで発芽!発芽する際に大麦の「糖化酵素」なるものが活性化され、
発酵出来る状態になります。
とはいえそのままだとドンドン芽が伸びてまた穂になっちゃいますので、
発芽を止めるために熱処理します。簡単に言うとローストです。
そうして出来上がったものを大麦麦芽(おおむぎばくが)またの名をモルトと呼びます。
その大麦をいぶす際に使われるのがピート(泥炭 でいたん)といわれるもので、
何万年もかけて大地に積もり積もった植物の堆積層(泥炭層)
そこから採掘する、繊維の塊のような物です。(↓写真右)

前回、前々回のアイラモルトで述べました「ケミカルな味わい」は
このピートが深く関わっているのです。
ふぅ
今まででこんなに真面目な記事を書いた事があったろうか?
否!
それではピートとケミカルな味わいの関係・・・
次回はそれを紐解きたいと思います。
ウィスキーやビールに使われるのは主に二条(にじょう)大麦
といわれる物です。
(ちなみに麦茶によく使われるのは六条大麦。)

ワインの原料の葡萄なんかと違って、大麦には発酵に必要な糖分がありません。
そこで発芽!発芽する際に大麦の「糖化酵素」なるものが活性化され、
発酵出来る状態になります。
とはいえそのままだとドンドン芽が伸びてまた穂になっちゃいますので、
発芽を止めるために熱処理します。簡単に言うとローストです。
そうして出来上がったものを大麦麦芽(おおむぎばくが)またの名をモルトと呼びます。

その大麦をいぶす際に使われるのがピート(泥炭 でいたん)といわれるもので、
何万年もかけて大地に積もり積もった植物の堆積層(泥炭層)
そこから採掘する、繊維の塊のような物です。(↓写真右)

前回、前々回のアイラモルトで述べました「ケミカルな味わい」は
このピートが深く関わっているのです。
ふぅ

今まででこんなに真面目な記事を書いた事があったろうか?
否!
それではピートとケミカルな味わいの関係・・・
次回はそれを紐解きたいと思います。