今日は、月曜なんでそらおとのレビューの日ですね。
今期NO.1と呼び声の高いそらおと(これ、言い続けてきたけど、結局、焼け石だな‥)も
最終回を迎え、超クライマックスへと突入となりました。
今回は最終回なのに、作画がところどころ…残念…ww
僕、作画厨では無いんですが、目が大きすぎたり、パーツのバランスがおかしかったり
明らかに崩れてる箇所が多いと、さすがにちょっと気になりましたね。
まあ、その辺は、別分野なんで、おいときまして、
先週は、ハーピーの襲来で、ニンフ大ぴーんち!!っていう場面で終了。
あちこち巻数を飛びまくりながら、上手いように組み立て、哀愁を増長させる演出。
結局、最終回はこの話でTHE ENDっていう、
そらおとという作品をよく理解して解りやすい構成に仕上げてくれました。
そりゃあ、ワンピだってドラゴンボールだってさ、10年もやってるんですよ。
そんな12~13話の1クールで、感動巨篇を作れっていうのは無理ですよ。
だからといって、ギャグに逃げたり、萌を強調させたり、
オタを刺激するだけみたいな作品に逃げないのが、このそらおとの良いところなんです。
きちんと仕上げてくれました。感無量だぜwwwwww
では、内容ですが、クリスマスパーティの用意から始まります。
天使といえばクリスマスということで、
普段浮かない顔をしてるイカロスとニンフにも喜んでもらえるように
誕生日も兼ねてやるみたいだ。
クリスマスには大きなツリーが必要だということで…

会長「パーティ用のツリーを探しましょうか。おっきいのが会長、好みだわ♪」
守形先輩・・・そんなに大きいのかよ・・・想像したら吹いたw
同様にそはらのおっぱい級のツリーですか…。
そりゃあ特大だわ…。
ただ、今回、こういうアホなシモネタボケのシーンは、このシーンだけでした…。
あとは、もう最終回のEndingへ向けて、シリアスと哀愁と格闘の鬩ぎ合いという
そらおとらしからぬお涙の連続www
いや、実はそれがそらおとの核なんですもんね。当然の組み立てです。
先週、要撃用タイプγ「ハーピー」に囲まれたニンフ。
ハーピーはニンフを説得しているようだ。

ハーピー「マスターはアンタのことずっと空から見守ってくれてるわ。随分と心配してるわ」
ニンフ「え?マスターが…私を心配してくれてる…」
うーん…。
こんな戯言を信じてしまうニンフ。
恋に盲目な女に似てますよねwww
「お前はあいつに騙されてるだけだよ‥」って、横から何をいっても信じないのに
好きな男の言う事は、支離滅裂でもコロッと信じちゃうw
ただ、ここ。原作とは違うポイントです。
原作では、ニンフは、まったく信じませんでした。(そのままパラダイスソングを発動)
もう少し頭の賢い、大人な女性でありましたが
アニメでは、こうすることで、腹黒さの欠片もない、よりニンフのPUREな感じが出ています。
勿論、ハーピーの話は全部ウソ。
ニンフの持つPステルス(蓑隠れ)システムを利用し、イカロスに奇襲攻撃をしかける為に
ニンフを騙しているにすぎない。当のマスターは、ニンフの廃棄処分を楽しんでいる。
マスターの命令はイカロスの「破壊」ではなく「連れ戻す」こと。
それを信じたニンフは、ハーピーに協力することに。
こうなると、いくら最強のイカロスといえど、やっかいな事になってきます・・・。
一方のイカロスはというと「居なくなったニンフの事情」を察知し・・・・
守形先輩のおち○ち○サイズのツリーを探しに出かけていた、智樹の元に出向いて

イカロス「マスター・・・お別れを・・・言いに来ました」
智 樹「(゜Д゜)ハァ?」
イカロス「短い間でしたけど、大変お世話になりました・・・
私マスターのこと忘れません。本当に・・・本当に心から・・・大好き・・でした・・
my master・・・さようなら・・・」
そのまま飛び去ってしまうイカロス。
飛び立つ時に、智樹の頬を翼が触れる描写が、実に素晴らしい・・・。
でも、なんか、先週のニンフと同じですね・・・。
実にストレートに心に語りかけてきます・・・ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン!!!
智樹の嫌いな兵器として戦うことになる・・・もうマスターとは一緒に居れない・・・
イカロスの自分なりのケジメだったんでしょう。
一方の智樹はというと、突然、彼女に逃げられた男のように、茫然自失のどこ吹く風です・・・
智樹、ざまあwwwww
三兎追うものは一兎も得ずだぜwwwwwww
事の重大さを察知した智樹たち一同は、イカロスたちを探しに行く事に。
こういうときの、守形先輩と会長は頼もしい限りです。ホント、力強いよねぇ。
そして、舞台は決戦の場へ。
イカロスがニンフの元へと到着。
そこで、連れ戻すため、説得して話し合うはずだったのに
Pステルスシステムで隠れていたハーピーがイキナリ奇襲攻撃を!!!
ハーピー「プロメテウス!!」

ニンフ「なんで・・・いきなり攻撃したの!!!!」
ハーピー「ありがとね。あんたの役目はおしまい。いいから消えろ、この糞チビ!!」
あれ・・・。やられた・・・。
空の女王と震撼させた最強兵器のイカロスが
こんなハーピーごときに負傷を負わせられるのも、どうかと思いますが・・。
原作では、かすり傷ひとつ負ってません。
ニンフが、ハーピーの発言を信じて、策にかけたことによって、生じた負傷ってことですね。
倒れているイカロスに、追い討ちをかけようとするハーピーに向かいニンフは・・・

ニンフ「パラダイスソング!!」
ここで、パラダイスソングです。
原作とは若干違ってくる展開ですが、イカロスが負傷を負うこと以外は結果は同じ。
それよりも、人間味ある味付けを出来た分、プラスになってますよね。
ニンフは「智樹を悲しませたくない」からパラダイスソングで応酬したっていう
私利私欲より「愛情」っていう部分が表立っているし、好感触です。
ただ、ニンフは戦闘用ではないので、こんな攻撃で粉々になるわけもなく・・・

ハーピーどもに捕まってしまい、なんと自慢の「キレイな翼」を毟られてしまう・・・・・・・・。
あーあ・・・・。
(´・ω・)カワイソス
有名な「顔はやめな、ボディにしな」っていう台詞を思い出したな・・・(;^ω^)
女の子にとって、命よりも大事な顔に傷が行くというのは、これ以上のない苦痛。
それと同様に、ニンフいやエンジェロイドにとって、翼を失うというのは、致命傷なんですね。
まさに「翼の折れたエンジェル」ですよ・・・(って、おまえ、いちいち古いなw)
とことん、酷い扱いをされるニンフたん。
色んなもの背負いすぎですよ。確かに、糞チビですけど、可哀想ですよ。
いい加減、僕も気移りが・・・・(やぱ、そこかww)
ここで、突如、パラレル演出に入ります。
このニンフのボコボコの姿を見て、本気モード発動のイカロス・・・。
フルボッコにされるニンフの光景に、智樹たちの会話のみが流れる。
そして、会話のキメと同時にこの現場に現れた智樹たち・・・。

智樹「あいつら誕生日プレゼント、何やったら喜びますかね?」
守形「知らん。なんなら、直接聞いてみたらどーだ?」
智樹「そうします。けど、その前にまず・・・2人を連れて帰る!!!」
これも、原作同様の演出になります。
フルボッコで瀕死のニンフを見て、イカロスと智樹たちの皆が本気で怒り
銭湯・・いや戦闘モードに。。。ようやくクライマックス突入!!!
勿論、マスターであろうとも投影も魔術もできない、ただの生身の人間である智樹たちが
化物相手に太刀打ちできるわけもありません。
戦うのは、イカロスなんです。本気モードです。ウラヌスクイーンモードです。
地球が壊れないか心配です・・・(;^ω^)
ただ、そこで、イカロスが智樹の嫌う兵器だったことがバレてしまう・・・。
そこの部分をフラグを立てながら、ずっと引っ張ってきたわけですが
ようやくここで、兵器イカロスと智樹の対面となる。

イカロス「嘘を付いてました。私は戦略エンジェロイド。マスターの嫌いな兵器です・・・」
智 樹「わかってたさ」
あれ・・・・?
そういえば、僕ミスしてますね・・・。
以前の日記で、よく画像みたらモロバレしてますね・・・。
いや・・・たまたまなんだ・・・。

智 樹「頼む!ニンフを助けてくれ!!行けエエエエエエエエエエ!!」
イカロス「タイプαイカロス。出撃します!!」
マスターとしての智樹が唯一した真面目な命令ですねw
とうとう本気になったイカロスのバトルが始まっちゃいました。
ウラヌスクイーンモードでウラヌスシステムを作動したイカロス。
普段、ボケーっとしてる彼女ですけど・・・いざ、戦うとなると・・・・

なんだこの光景・・・・演出・・・BGM・・・・
スパロボじゃねえかwwwwwwwwwwww
とことん昭和っぽいですねw
岩垂さんが作りそうだ。
なんか、僕の入りは「エロアニメ」だったんはずなんですけど
いつのまにか、自然なまでに、バトルアニメになってますよね…。
(ほんの数日前まで、女湯でおっぱい追っかけてたアニメとは思えんww)
さすがは、安心のイカロスです。
省エネやecoが叫ばれるこのご時世、戦い方もド派手ですが
おかげで、智樹たちも安心して作業できるっていう話ですw
ニンフの事が気になった智樹たちは、首に巻かれた鎖を切ろうとする。

ニンフ「人の話を聞きなさいよ!この鎖は爆弾になってるのよ!あんたちも吹き飛んじゃうかも」
智 樹「だからどうした?」
そはら「私たち友達だよ」
智 樹「友達が困ってたら助ける。当たり前の事をしてるだけだ!」
ニンフ「・・・・」
四分割の画像なのに、勝手に斧とか演出するなよwwwwww
イカロスが戦ってるのと同時に並行して進む、鎖を切るシーンとニンフの心の語り。
あんな地球規模の戦場で、よくもまあ鎖を切ったり、冷静にモノ思いにふけれるものだなあ‥ww
なんて思ったりもしますが・・・
いや、良い演出ですね。
このパラレル感は、さっきの智樹たちが登場した場面から引き続いてるんですけど
「イカロスは戦闘要因!ニンフは仲間!」みたいな印象も与えかねないかな…。
でも、まあ、「イカロスは最強なんだ!!」っていうそっちの部分でのポイントも高いし
エンジェロイドの境遇の苦悩、笑えない実態、人間の温かさっていうのを
二面性的に、戦いの中で真摯に語りかけてくれることで
この作品のもつ「エンジェロイドの存在」っていうテーマをきっちり表現してくれてます。
ニンフの語りの全てがそれを物語ってますよね。
ニンフ「今は・・心から笑える」
( ;∀;) イイハナシダナー
鎖が切れた事で、真に自由になったニンフ。
笑顔が戻り、マスターに縛られる事なく、今後は智樹たちと一緒に生活していく。
そうなると・・・
ニンフは・・・
デレるようになりますwww

マスターが居ない現在フリーなニンフは、命令が欲しくてたまらない。
イカロスを羨ましく思い、智樹にデレるようになっていきます。
でも、今日で最終回なんですw
ニンフ信者ざまああああwwwww
とまあ、こんな感じで、ニンフも救出して、笑顔も取り戻し
最後はイカロスがハーピーをぶっ倒せばおkです!!

また、地球規模のド派手なバトルですね・・・。
その「エンジェロイドのテーマ」に関して、上手くまとまってますが
正直、戦闘というカテゴリにおいては、イカロスが強すぎるっていう
全然、余力を残したままなんで、2期はもう少し厳しいバトルを期待したいですねw
そして帰還するイカロスと共に、そのまま感動のEDへと向かいます。
変な下ネタは一切ありませんwww
●13話 ED
ちょっと尺的に詰め込みすぎてというか、1話では収まりきらない難しかったところを
EDまで持ち込んで、イカロスが戻ってきた風景を描写してますね。
ただ、気になったのが・・・
ニンフを含めて皆がイカロスに微笑みかけるシーン。
心から笑えるようになったニンフ。
イカロスもきっと笑ってくれて、最後に大円団で終わるんだろうなって

イカロス・・・
笑わねええwwwwwww
おめえ、最後まで、スカしてんじゃねえぞおおwwww
確かに、ハーピーごとき、イカロスにとっては何の困難にも値しないのは解るが・・・
おまえは、一仕事終えた、職人かよw
まあ、ここで笑顔を見せるかどうか・・・っていう部分においては
さすがは図太いイカロスたんです。なかなかどうしてですwww
(カットインしてるんで、密かに笑ってるかも。その辺はボカシですかね)
結局、原作でも笑うというポイントにおいて、ここでは笑ってませんし
後々影響が出てしまうと考えた結果なのかも知れませんね。
そういう意味でも、2期を期待させるっていう話ですかね。
てな感じで、そらおとも終了ですか・・・。
ああ、やっぱひとつの好きなものが終わると、もの寂しさってありますよね・・・。
まあ、この最終回で、ちょっと気になったところを書いておくと、
これ、原作未読なら、多分「うわ…( ;∀;) イイハナシダナー」って満足してたと思うんですが
既読だとどーしても、こうなんていうか、ある種の「決め」っていうのを
自分の中で膨らませてしまうんですよね。
どーでも良い箇所はどーでもいいんですけど、要所となる「決め」ですよね。
どうしても、原作と比較してしまう中で、勝手にこうあって欲しいみたいな展開まで期待する。
そうすると、ちょっと不満に感じちゃうっていうのはありますね…。
十人が十人とも選別差別(いい加減、千差万別な!)に膨らませてるもんだから、
全員に適う答えなんか導き出せないのはわかります。
ただ、そこは脚本家がどれだけ作品を熟知し表現しているか?っていう最低条件の上で
「こういう解釈、魅せ方もあるよな?」って納得できる、妥協できるに繋がるんですよね。
今までのぐちゃぐちゃな配列は特に違和感なく、逆に上手いなあなんて思ってましたが
最終回、最後の締めっていうのは、各々が強いイメージをふくらませ理想を描いてるもんだから
あまりイジイジされるのは、違和感炸裂で好まないといいますか‥w
原作を読んだ各々が理想の最終回を描く中、そこで原作に沿ってればある程度は
納得するとは思うんですが、最後まで脚本家一人の思惑で纏めてられてしまうとなると
なんかスッキリしないっていうのが、本音でしょうか…。だね。
例えると、タッチの最終回のような…(また、古い話だなおいwww)
けいおん!みたいな、原作が半分内容のないもので、アニメはオリジナルな結末ってならいいんですヨ。
あのオリジナルの最終回は神がかってましたし。
でも、このそらおとは、尺つなぎと大幅な話数の前後の組み換えだけで、
ストーリー的にオリジナルな内容ってほとんど無かったわけで
そうなると、原作により沿った結末を期待してしまってたんですよね。。。
そもそも、原作で、あそこは最終回でも何でもないわけで、
「エンジェロイドの存在」をテーマにしてしまえば、こういう展開が妥当なんでしょうけど
それがそらおと全体のテーマっていうと若干違ってくるっていう違和感なんでしょう。
まあ、でも、きっちりキレイに終わらせてくれて良かったですよ。
最後は、あの後「バカで蹴落として感動台なしwww」みたいな展開もありえると思ってたんですが
哀愁と感動のままキレイに終了。。。
そこは、この作品のカラーというか、本来もつべきウェートの問題で
「馬鹿なシモネタが大事なのか?」「本筋の感動路線が大事なのか?」っていう
作品の色を表現する際に、制作サイドは後者だったんでしょう。
僕も同じ意見です。
そらおとは、ただの「シモネタ馬鹿作品」ではないんですよ。
シモネタで誤魔化してますが、作者が本当に書きたいこと、表現したいこと
訴えたい事っていうのは、本筋なんですよね。
パンツが空飛んで‥おっぱいがおっきくて‥って横から見ればそういうカラーが強いですが
その裏にある隠された真意を、最後の最後で纏める上で、誤魔化すことはできなかった。
ってな感じですかね。
僕のレビューにしてもそうですよ。
毎回8割のアホなネタに草も大量に生やしてますが、残りの哀愁ただようシリアスな部分。
どっちがメインか?って言えば、後者になってきます。
だから、そらおとをじっくり見ずに、ただエロいギャグアニメとして捉えてる人からすれば
中途にシリアスばっかで締めるなよ!!ってなる処でしょうが
そこは勘違い甚だしい…。
といっても、やっぱ馬鹿なカラーこそも、そらおとなんですよね。
この終わり方はしおらしいぜ…。確かにそうなんです。
そこは、奇数回終了のパターンで、DVDには未放送の14話が入る(このやり方wwちくしょおwww)ので
それをアホ全開にすればいいっていう話ですもんww
結局、登場しなかったアストレアを出すもよし、地上波で放送できないような馬鹿回を描くもよし
イカロスとニンフの楽しい笑顔満載の完全オリジナルEXストーリーを描くもよし。
DVDでは各話3分増設するみたいなんで、そこでも風変わりな補足もできますし
味付けや補足に関しては、なんとでもできますから、最終回はこれで良いんです!!!
つか、アストレア出なかったですよねww
ホント、次回予告は全く意味ないなあwwww
もう角川が絡むと、一癖も二癖もやらかしますから、安心して見れない…
まあ、次回予告はあれですが、毎回変わるEDなんかはプラスに働いたし
総じて成功だったんじゃないでしょうか。(売上以外はwwwww)
というわけで、いい最終回でした。
全体に哀愁染みた脚本よかったです。細かい演出も良かったです。
馬鹿な下ネタ最高でしたwww
二期は「必ずある」と期待しましょう。。。

これにて、今年もレビューは終了。
来季は、ソ・ラ・ノ・ヲ・ト、刀物、聖痕あたりをチョイス。
で、刀とか聖痕は、2828して楽しむものなんでwwもうコソコソみるだけにします。
今期NO.1と呼び声の高いそらおと(これ、言い続けてきたけど、結局、焼け石だな‥)も
最終回を迎え、超クライマックスへと突入となりました。
今回は最終回なのに、作画がところどころ…残念…ww
僕、作画厨では無いんですが、目が大きすぎたり、パーツのバランスがおかしかったり
明らかに崩れてる箇所が多いと、さすがにちょっと気になりましたね。
まあ、その辺は、別分野なんで、おいときまして、
先週は、ハーピーの襲来で、ニンフ大ぴーんち!!っていう場面で終了。
あちこち巻数を飛びまくりながら、上手いように組み立て、哀愁を増長させる演出。
結局、最終回はこの話でTHE ENDっていう、
そらおとという作品をよく理解して解りやすい構成に仕上げてくれました。
そりゃあ、ワンピだってドラゴンボールだってさ、10年もやってるんですよ。
そんな12~13話の1クールで、感動巨篇を作れっていうのは無理ですよ。
だからといって、ギャグに逃げたり、萌を強調させたり、
オタを刺激するだけみたいな作品に逃げないのが、このそらおとの良いところなんです。
きちんと仕上げてくれました。感無量だぜwwwwww
では、内容ですが、クリスマスパーティの用意から始まります。
天使といえばクリスマスということで、
普段浮かない顔をしてるイカロスとニンフにも喜んでもらえるように
誕生日も兼ねてやるみたいだ。
クリスマスには大きなツリーが必要だということで…

会長「パーティ用のツリーを探しましょうか。おっきいのが会長、好みだわ♪」
守形先輩・・・そんなに大きいのかよ・・・想像したら吹いたw
同様にそはらのおっぱい級のツリーですか…。
そりゃあ特大だわ…。
ただ、今回、こういうアホなシモネタボケのシーンは、このシーンだけでした…。
あとは、もう最終回のEndingへ向けて、シリアスと哀愁と格闘の鬩ぎ合いという
そらおとらしからぬお涙の連続www
いや、実はそれがそらおとの核なんですもんね。当然の組み立てです。
先週、要撃用タイプγ「ハーピー」に囲まれたニンフ。
ハーピーはニンフを説得しているようだ。

ハーピー「マスターはアンタのことずっと空から見守ってくれてるわ。随分と心配してるわ」
ニンフ「え?マスターが…私を心配してくれてる…」
うーん…。
こんな戯言を信じてしまうニンフ。
恋に盲目な女に似てますよねwww
「お前はあいつに騙されてるだけだよ‥」って、横から何をいっても信じないのに
好きな男の言う事は、支離滅裂でもコロッと信じちゃうw
ただ、ここ。原作とは違うポイントです。
原作では、ニンフは、まったく信じませんでした。(そのままパラダイスソングを発動)
もう少し頭の賢い、大人な女性でありましたが
アニメでは、こうすることで、腹黒さの欠片もない、よりニンフのPUREな感じが出ています。
勿論、ハーピーの話は全部ウソ。
ニンフの持つPステルス(蓑隠れ)システムを利用し、イカロスに奇襲攻撃をしかける為に
ニンフを騙しているにすぎない。当のマスターは、ニンフの廃棄処分を楽しんでいる。
マスターの命令はイカロスの「破壊」ではなく「連れ戻す」こと。
それを信じたニンフは、ハーピーに協力することに。
こうなると、いくら最強のイカロスといえど、やっかいな事になってきます・・・。
一方のイカロスはというと「居なくなったニンフの事情」を察知し・・・・
守形先輩のおち○ち○サイズのツリーを探しに出かけていた、智樹の元に出向いて

イカロス「マスター・・・お別れを・・・言いに来ました」
智 樹「(゜Д゜)ハァ?」
イカロス「短い間でしたけど、大変お世話になりました・・・
私マスターのこと忘れません。本当に・・・本当に心から・・・大好き・・でした・・
my master・・・さようなら・・・」
そのまま飛び去ってしまうイカロス。
飛び立つ時に、智樹の頬を翼が触れる描写が、実に素晴らしい・・・。
でも、なんか、先週のニンフと同じですね・・・。
実にストレートに心に語りかけてきます・・・ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン!!!
智樹の嫌いな兵器として戦うことになる・・・もうマスターとは一緒に居れない・・・
イカロスの自分なりのケジメだったんでしょう。
一方の智樹はというと、突然、彼女に逃げられた男のように、茫然自失のどこ吹く風です・・・
智樹、ざまあwwwww
三兎追うものは一兎も得ずだぜwwwwwww
事の重大さを察知した智樹たち一同は、イカロスたちを探しに行く事に。
こういうときの、守形先輩と会長は頼もしい限りです。ホント、力強いよねぇ。
そして、舞台は決戦の場へ。
イカロスがニンフの元へと到着。
そこで、連れ戻すため、説得して話し合うはずだったのに
Pステルスシステムで隠れていたハーピーがイキナリ奇襲攻撃を!!!
ハーピー「プロメテウス!!」

ニンフ「なんで・・・いきなり攻撃したの!!!!」
ハーピー「ありがとね。あんたの役目はおしまい。いいから消えろ、この糞チビ!!」
あれ・・・。やられた・・・。
空の女王と震撼させた最強兵器のイカロスが
こんなハーピーごときに負傷を負わせられるのも、どうかと思いますが・・。
原作では、かすり傷ひとつ負ってません。
ニンフが、ハーピーの発言を信じて、策にかけたことによって、生じた負傷ってことですね。
倒れているイカロスに、追い討ちをかけようとするハーピーに向かいニンフは・・・

ニンフ「パラダイスソング!!」
ここで、パラダイスソングです。
原作とは若干違ってくる展開ですが、イカロスが負傷を負うこと以外は結果は同じ。
それよりも、人間味ある味付けを出来た分、プラスになってますよね。
ニンフは「智樹を悲しませたくない」からパラダイスソングで応酬したっていう
私利私欲より「愛情」っていう部分が表立っているし、好感触です。
ただ、ニンフは戦闘用ではないので、こんな攻撃で粉々になるわけもなく・・・

ハーピーどもに捕まってしまい、なんと自慢の「キレイな翼」を毟られてしまう・・・・・・・・。
あーあ・・・・。
(´・ω・)カワイソス
有名な「顔はやめな、ボディにしな」っていう台詞を思い出したな・・・(;^ω^)
女の子にとって、命よりも大事な顔に傷が行くというのは、これ以上のない苦痛。
それと同様に、ニンフいやエンジェロイドにとって、翼を失うというのは、致命傷なんですね。
まさに「翼の折れたエンジェル」ですよ・・・(って、おまえ、いちいち古いなw)
とことん、酷い扱いをされるニンフたん。
色んなもの背負いすぎですよ。確かに、糞チビですけど、可哀想ですよ。
いい加減、僕も気移りが・・・・(やぱ、そこかww)
ここで、突如、パラレル演出に入ります。
このニンフのボコボコの姿を見て、本気モード発動のイカロス・・・。
フルボッコにされるニンフの光景に、智樹たちの会話のみが流れる。
そして、会話のキメと同時にこの現場に現れた智樹たち・・・。

智樹「あいつら誕生日プレゼント、何やったら喜びますかね?」
守形「知らん。なんなら、直接聞いてみたらどーだ?」
智樹「そうします。けど、その前にまず・・・2人を連れて帰る!!!」
これも、原作同様の演出になります。
フルボッコで瀕死のニンフを見て、イカロスと智樹たちの皆が本気で怒り
銭湯・・いや戦闘モードに。。。ようやくクライマックス突入!!!
勿論、マスターであろうとも投影も魔術もできない、ただの生身の人間である智樹たちが
化物相手に太刀打ちできるわけもありません。
戦うのは、イカロスなんです。本気モードです。ウラヌスクイーンモードです。
地球が壊れないか心配です・・・(;^ω^)
ただ、そこで、イカロスが智樹の嫌う兵器だったことがバレてしまう・・・。
そこの部分をフラグを立てながら、ずっと引っ張ってきたわけですが
ようやくここで、兵器イカロスと智樹の対面となる。

イカロス「嘘を付いてました。私は戦略エンジェロイド。マスターの嫌いな兵器です・・・」
智 樹「わかってたさ」
あれ・・・・?
そういえば、僕ミスしてますね・・・。
以前の日記で、よく画像みたらモロバレしてますね・・・。
いや・・・たまたまなんだ・・・。

智 樹「頼む!ニンフを助けてくれ!!行けエエエエエエエエエエ!!」
イカロス「タイプαイカロス。出撃します!!」
マスターとしての智樹が唯一した真面目な命令ですねw
とうとう本気になったイカロスのバトルが始まっちゃいました。
ウラヌスクイーンモードでウラヌスシステムを作動したイカロス。
普段、ボケーっとしてる彼女ですけど・・・いざ、戦うとなると・・・・

なんだこの光景・・・・演出・・・BGM・・・・
スパロボじゃねえかwwwwwwwwwwww
とことん昭和っぽいですねw
岩垂さんが作りそうだ。
なんか、僕の入りは「エロアニメ」だったんはずなんですけど
いつのまにか、自然なまでに、バトルアニメになってますよね…。
(ほんの数日前まで、女湯でおっぱい追っかけてたアニメとは思えんww)
さすがは、安心のイカロスです。
省エネやecoが叫ばれるこのご時世、戦い方もド派手ですが
おかげで、智樹たちも安心して作業できるっていう話ですw
ニンフの事が気になった智樹たちは、首に巻かれた鎖を切ろうとする。

ニンフ「人の話を聞きなさいよ!この鎖は爆弾になってるのよ!あんたちも吹き飛んじゃうかも」
智 樹「だからどうした?」
そはら「私たち友達だよ」
智 樹「友達が困ってたら助ける。当たり前の事をしてるだけだ!」
ニンフ「・・・・」
四分割の画像なのに、勝手に斧とか演出するなよwwwwww
イカロスが戦ってるのと同時に並行して進む、鎖を切るシーンとニンフの心の語り。
あんな地球規模の戦場で、よくもまあ鎖を切ったり、冷静にモノ思いにふけれるものだなあ‥ww
なんて思ったりもしますが・・・
いや、良い演出ですね。
このパラレル感は、さっきの智樹たちが登場した場面から引き続いてるんですけど
「イカロスは戦闘要因!ニンフは仲間!」みたいな印象も与えかねないかな…。
でも、まあ、「イカロスは最強なんだ!!」っていうそっちの部分でのポイントも高いし
エンジェロイドの境遇の苦悩、笑えない実態、人間の温かさっていうのを
二面性的に、戦いの中で真摯に語りかけてくれることで
この作品のもつ「エンジェロイドの存在」っていうテーマをきっちり表現してくれてます。
ニンフの語りの全てがそれを物語ってますよね。
ニンフ「今は・・心から笑える」
( ;∀;) イイハナシダナー
鎖が切れた事で、真に自由になったニンフ。
笑顔が戻り、マスターに縛られる事なく、今後は智樹たちと一緒に生活していく。
そうなると・・・
ニンフは・・・
デレるようになりますwww

マスターが居ない現在フリーなニンフは、命令が欲しくてたまらない。
イカロスを羨ましく思い、智樹にデレるようになっていきます。
でも、今日で最終回なんですw
ニンフ信者ざまああああwwwww
とまあ、こんな感じで、ニンフも救出して、笑顔も取り戻し
最後はイカロスがハーピーをぶっ倒せばおkです!!

また、地球規模のド派手なバトルですね・・・。
その「エンジェロイドのテーマ」に関して、上手くまとまってますが
正直、戦闘というカテゴリにおいては、イカロスが強すぎるっていう
全然、余力を残したままなんで、2期はもう少し厳しいバトルを期待したいですねw
そして帰還するイカロスと共に、そのまま感動のEDへと向かいます。
変な下ネタは一切ありませんwww
●13話 ED
ちょっと尺的に詰め込みすぎてというか、1話では収まりきらない難しかったところを
EDまで持ち込んで、イカロスが戻ってきた風景を描写してますね。
ただ、気になったのが・・・
ニンフを含めて皆がイカロスに微笑みかけるシーン。
心から笑えるようになったニンフ。
イカロスもきっと笑ってくれて、最後に大円団で終わるんだろうなって

イカロス・・・
笑わねええwwwwwww
おめえ、最後まで、スカしてんじゃねえぞおおwwww
確かに、ハーピーごとき、イカロスにとっては何の困難にも値しないのは解るが・・・
おまえは、一仕事終えた、職人かよw
まあ、ここで笑顔を見せるかどうか・・・っていう部分においては
さすがは図太いイカロスたんです。なかなかどうしてですwww
(カットインしてるんで、密かに笑ってるかも。その辺はボカシですかね)
結局、原作でも笑うというポイントにおいて、ここでは笑ってませんし
後々影響が出てしまうと考えた結果なのかも知れませんね。
そういう意味でも、2期を期待させるっていう話ですかね。
てな感じで、そらおとも終了ですか・・・。
ああ、やっぱひとつの好きなものが終わると、もの寂しさってありますよね・・・。
まあ、この最終回で、ちょっと気になったところを書いておくと、
これ、原作未読なら、多分「うわ…( ;∀;) イイハナシダナー」って満足してたと思うんですが
既読だとどーしても、こうなんていうか、ある種の「決め」っていうのを
自分の中で膨らませてしまうんですよね。
どーでも良い箇所はどーでもいいんですけど、要所となる「決め」ですよね。
どうしても、原作と比較してしまう中で、勝手にこうあって欲しいみたいな展開まで期待する。
そうすると、ちょっと不満に感じちゃうっていうのはありますね…。
十人が十人とも選別差別(いい加減、千差万別な!)に膨らませてるもんだから、
全員に適う答えなんか導き出せないのはわかります。
ただ、そこは脚本家がどれだけ作品を熟知し表現しているか?っていう最低条件の上で
「こういう解釈、魅せ方もあるよな?」って納得できる、妥協できるに繋がるんですよね。
今までのぐちゃぐちゃな配列は特に違和感なく、逆に上手いなあなんて思ってましたが
最終回、最後の締めっていうのは、各々が強いイメージをふくらませ理想を描いてるもんだから
あまりイジイジされるのは、違和感炸裂で好まないといいますか‥w
原作を読んだ各々が理想の最終回を描く中、そこで原作に沿ってればある程度は
納得するとは思うんですが、最後まで脚本家一人の思惑で纏めてられてしまうとなると
なんかスッキリしないっていうのが、本音でしょうか…。だね。
例えると、タッチの最終回のような…(また、古い話だなおいwww)
けいおん!みたいな、原作が半分内容のないもので、アニメはオリジナルな結末ってならいいんですヨ。
あのオリジナルの最終回は神がかってましたし。
でも、このそらおとは、尺つなぎと大幅な話数の前後の組み換えだけで、
ストーリー的にオリジナルな内容ってほとんど無かったわけで
そうなると、原作により沿った結末を期待してしまってたんですよね。。。
そもそも、原作で、あそこは最終回でも何でもないわけで、
「エンジェロイドの存在」をテーマにしてしまえば、こういう展開が妥当なんでしょうけど
それがそらおと全体のテーマっていうと若干違ってくるっていう違和感なんでしょう。
まあ、でも、きっちりキレイに終わらせてくれて良かったですよ。
最後は、あの後「バカで蹴落として感動台なしwww」みたいな展開もありえると思ってたんですが
哀愁と感動のままキレイに終了。。。
そこは、この作品のカラーというか、本来もつべきウェートの問題で
「馬鹿なシモネタが大事なのか?」「本筋の感動路線が大事なのか?」っていう
作品の色を表現する際に、制作サイドは後者だったんでしょう。
僕も同じ意見です。
そらおとは、ただの「シモネタ馬鹿作品」ではないんですよ。
シモネタで誤魔化してますが、作者が本当に書きたいこと、表現したいこと
訴えたい事っていうのは、本筋なんですよね。
パンツが空飛んで‥おっぱいがおっきくて‥って横から見ればそういうカラーが強いですが
その裏にある隠された真意を、最後の最後で纏める上で、誤魔化すことはできなかった。
ってな感じですかね。
僕のレビューにしてもそうですよ。
毎回8割のアホなネタに草も大量に生やしてますが、残りの哀愁ただようシリアスな部分。
どっちがメインか?って言えば、後者になってきます。
だから、そらおとをじっくり見ずに、ただエロいギャグアニメとして捉えてる人からすれば
中途にシリアスばっかで締めるなよ!!ってなる処でしょうが
そこは勘違い甚だしい…。
といっても、やっぱ馬鹿なカラーこそも、そらおとなんですよね。
この終わり方はしおらしいぜ…。確かにそうなんです。
そこは、奇数回終了のパターンで、DVDには未放送の14話が入る(このやり方wwちくしょおwww)ので
それをアホ全開にすればいいっていう話ですもんww
結局、登場しなかったアストレアを出すもよし、地上波で放送できないような馬鹿回を描くもよし
イカロスとニンフの楽しい笑顔満載の完全オリジナルEXストーリーを描くもよし。
DVDでは各話3分増設するみたいなんで、そこでも風変わりな補足もできますし
味付けや補足に関しては、なんとでもできますから、最終回はこれで良いんです!!!
つか、アストレア出なかったですよねww
ホント、次回予告は全く意味ないなあwwww
もう角川が絡むと、一癖も二癖もやらかしますから、安心して見れない…
まあ、次回予告はあれですが、毎回変わるEDなんかはプラスに働いたし
総じて成功だったんじゃないでしょうか。(売上以外はwwwww)
というわけで、いい最終回でした。
全体に哀愁染みた脚本よかったです。細かい演出も良かったです。
馬鹿な下ネタ最高でしたwww
二期は「必ずある」と期待しましょう。。。

これにて、今年もレビューは終了。
来季は、ソ・ラ・ノ・ヲ・ト、刀物、聖痕あたりをチョイス。
で、刀とか聖痕は、2828して楽しむものなんでwwもうコソコソみるだけにします。
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