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先進国「日本」。でも不思議な風習と文化には驚きがいっぱい・・その「アッチコチ」を訪ねた命がけ?の写真と体験談発信します。

年末の”屋久島”体験記/白谷雲水峡

2010-01-06 04:50:22 | 旅行
2009年12月31日、全国的に冬型気圧配置で大荒れの状態、フェリーも運休となっていました。(翌1月1日に帰る予定のフェリーが、「大丈夫?かなと」心配になりました)

屋久島滞在中はこの最後の1日だけが悪天で、前日までの3日間は早朝こそ小雨があったけど夜明けには曇り・10時頃には晴れるというパターンを繰り返していましたので、ほぼ満足のいく登山が出来ました。

その最後の1日の朝は、前夜からの強風と時々降る雨が休むことなく宿の雨戸を鳴らしており、気の重い起床となりました。

「今日はキャンセルかな?」・・そんな状況が濃厚で、早々とあきらめムードで!
ゆっくりと朝食です。

それでも屋久島に来て「白谷雲水峡」へ行かない手は無いだろうということで、まずは出発、AM11時”白谷雲水峡”到着でした。

ここには宮之浦港から車で40分程で到着で・・

この標高800メートル地点に、到達までの車窓からは、なかなかGOODな眺望が楽しめました。(強風の雲の隙間から時々陽が射し、視界は良かった)

駐車場はほぼ満車状態で、ここの人気の高さを物語っておりましたが・・奥のほうに空きが少々、そこに駐車をするとしばらく模様眺めです。

先着の登山者も、後からの登山者も、断続的に吹き荒れる強風と小雨を”ものとも”せず、次々と山に入って行きます。

30分程躊躇していた私もそれに誘発されるように入山を決意したのでした。

その中(森)ではまさに「もののけ”」を感じさせる不思議な世界が広がっており、小雨などの嫌なムードを吹き飛ばす程、素晴しい空間が果てしなく続いておりました。



”もののけの森”(原生林コース)を進むこと約1時間、それまでの小雨が”あられ”となり、ザワザワと音を立てて落ちて来る様になり、時々登山道を白く染めたりしていたが・・

大木の下でちょっと避難していれば、ほんの数分で収まるので、再び歩を進めました、でも10分もしないうちに又強風とあられが落ちてくるということの繰り返しで、・・高所に進めば進むほど”それ”がひどくなる一方な状況になってしまいました・・。

そして”白谷小屋”1km程手前で、かなり荒れてきたので「撤退」の決心をし、遂に下山と相成りました。

<写真・エイリアンの触手?>

下山途中で”あられ”が収まったので「弥生杉コースへ」入り、20分回り道をしてから帰りました。

感想=「白谷雲水峡」もそうですが日本にある人気スポット(行きたいとこベストテンに含まれるような場所等)は、全部とはいえませんがだいたい行ってみました。
そしてそこで感じるものは、いつも大きな感動です・・

日本の人気スポットは私を裏切ったことはありません・・

京都も日光もそして北海道雪祭りからオホーツクの流氷も・・

述べたらキリがありませんが、ただ全てにいえることは「本物だから感動がある」

それに尽きるのです。

行かずに評論しても意味はありません、その場所の空気を吸いその場所の空間に身を置く事によって”それ”を体験できるのです。

ここでいう”それ”とは「心を揺さぶる感動」です。

屋久島の「森」も写真では「ああ”本土とは少し変わってるな・・」ぐらいにしか思わないでしょう。

しかし実際にその場所に侵入してみると、この森に生きる”見えない生命”そのものを感じ、森の脈動を聞くことになります・・

私は人間の”ちっぽけさ”と対比して、自然の偉大さ・そしてそれは「神」にしか出来ないであろう「創造と技」を感じたのでした。

”もののけの森”・・そこはまさに「もののけの生命」が充満した森でした・・。







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