2011年8月12日と13日は長野県の白馬村”猿倉登山口”から「白馬大雪渓」「お花畑」「白馬岳2932m」を目指しての登山を行ってきました。
<写真は白馬の高山植物「お花畑」と向うのお山「杓子岳?」がスゴイです。>
今回、山小屋の予約はしてないです・・理由は「途中であきらめる(きびしい登山みたい)」かもしれないからです。
「そんな(意思)弱いやつは来るな」と叱られそうですが・・このスタイルが”私のお出かけ”スタイルで・・よく言えば”柔軟性”が大きくあり・・悪くいえば”○○○”だからで(この○はたくさん有る”の意味)。
<写真は白馬岳頂上でバンザイする私=頂上に着いた瞬間に霧がなくなったのと、すごい困難な登山だったから・・・ほんとに感激でした!山の神様ありがとデス(涙目)>
<写真は2011年8月13日、白馬岳”頂上から南西の眺め=(海に島が見えるような)景色です。目立つお山は剱岳かしら・・?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年8月12日(金)早朝長野インターチェンジから白馬有料道路(200円)を使って白馬村入りです。
長野から白馬村までは信号もほとんど無い広い道路で、田舎の風景で混雑なく・きれいで快適ドライブでした。
白馬のオリンピックのジャンプ台を左に見て少し行ったところのコンビニでイロイロ買い物です。
<左写真そのコンビニ脇から見た白馬の山並>
今日もすごい暑いです・・でもこれから行く山にはあちこち白い(雪)が見えてスズシソ~・・「はやくいきた~い!」気分になりました。
ここが猿倉の登山口で駐車場も2箇所有りましたが、休日前は相当早く行かないと満車のようで、私たちはその数キロ手前の川沿いの駐車場でストップさせられ、そこからタクシー(2100円)利用となったのでした(バスも有る)。
写真下・「猿倉荘登山道」朝9時、多くの登山者の後ろから”イザ出発”・・一番後ろの赤いバックが私です。
人気のコースのようで、かなりの賑わいです・・(淋しくない)うれしくなりました。
写真下3枚・猿倉登山口から5分ほど急登の森を歩くと砂利の林道歩きがしばらく続き、時にはチョッと危ない橋渡りも有りますが・・<私の大好きな道路状況(車の来ないなだらかな道の散歩)なのでうれしいです>。
しかしここは”暑い”です・・・30度はありそうな感じの太陽で、思わずタオルを頭にかぶりました。(帽子を忘れただよ)
林道が終わるといよいよ険しい登山道へ侵入です。晴れたのは良いけどとにかく”熱い~”・・・<早くクールエリア(大雪渓)に行きたいです>
猿倉から2時間、ようやく白馬尻小屋(大雪渓入り口)到着・・しばらく休憩です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それにしても日本人の”お年寄り”はすごいです・・大きく重そうなバックを背負った70歳以上の「おじいさん」「おばあさん」に簡単に追い越されていきますから・・ね。
自慢じゃないけど私が追い越し出来たのは「分けありげな」一組だけでした。
11時45分大雪渓に向け覚悟の出発です。・・なぜ”覚悟か?”というと、「午後2時以降の出発は禁止」の看板が立っていたからで、それ以降の出発は次の山小屋に明るいうちに着けないみたいで・・大変危険だからなのです。
普通の倍ほどのノロノロ登山を実行する私には(たとえ2時間前に発っても暗くなっちゃうかも?)かなりの難しい考えなのでした。・・<お花畑の手前に避難小屋が有ると言う事で「もしも遅くなったらそこに泊まる」という結論での出発でした>
写真下・白馬尻小屋から30分、ようやく”冷たい空気と涼しい風が気持ちいい”エリアに入りました。ハッピーな気分ですが・・その永遠に続く雪の斜面を見て「果たして克服できるのか?」と”雪の全く降らない国”の私はチョッと恐いのでした。
12時10分、滑り止めを着けて出発です。
次の山小屋まで「6時間で行ければいいな」と思いながらの雪中行・・4本爪アイゼンは意外と滑るので疲れるみたい・・・。
・・・だいいちあれほど賑わっていた登山者達はとうの昔に登って行ってしまって、ほとんど見えなくなりました・・・(などなど心の叫び)
落石が多いので危険との情報どおりあちこち岩が散らばっています(全て落石とのこと)。それに座って休憩です。
<写真下・下山者とすれ違い・・人が少なく寂しくなっていたのでうれしいでした。
14時30分、ようやく雪渓”をクリアー!しかしその後も困難な登りは続きます。
なれない雪歩き!完全に疲れ果てました・・
「もうあるけない~」・・泣きの登山が永遠に続くのでした・・エ~ン!
16時20分、緊急の小屋が見えて少し元気になりました。
16時30分、稜線にようやく「村営頂上宿舎」が見えてきました。お花畑の景色眺める余裕などは消えるほど疲れ切った私。「1時間で着けるかな~」悲痛な叫びなのでした。
17時25分、村営頂上宿舎の下に到着。「明るいうちに着けたよ~」ようやく笑えたのでした。
17時45分、頂上宿舎着。
(夕方)6時過ぎた頃、宿舎の西側テントエリアの先の丘の上が夕日に輝き始めました。
壁紙案内によると「6時30分が」日の入り時刻とのこと・・「では夕日の記念写真を撮るか!」ということで急いで外へ・・しかし数分歩いたところで震えがきた(スゴイ寒い)・・急いで(写真あきらめ)逃げ帰りました。
やはり山というのは(気象)変化がすごいです・・そこには”冬”があったのでした。
☆宿舎の料金は夕食・朝食・翌日のお弁当付きで一人1万円でした。
部屋は予想に反してかなり空いていたおかげで、ゆったり・静か・プライベートも保てて快適でした・・が、雪景色で目が疲れたせいか眠れないでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年8月13日(土) 白馬岳頂上目指して元気なく出発です・・・元気の出ない理由は霧に覆われて何も見えないことで・・「行ってもしょうがないじゃん」・・(寝不足で起きたくない気弱な心があるのだ)。
頂上宿舎から20分登ると白馬山荘(写真)で、そこからさらに15分登ると目的の白馬岳”頂上です。
写真・白馬山荘が長野と富山の県境なんですね・・では、長野から富山県に瞬間移動(出発)なのでした。
しかし景色の無い道は余計に疲れるデスね・・目的が見えないからホント「ガンバレナイ」のでした。
ついに頂上かと思い喜んできたら何かの記念碑でした(ガクッ・気落ち)
記念碑で気力をなくした私でしたが、急に霧が薄くなってきたのです・・その薄い霧の中に”白馬岳”が見えたのでした。
2011年8月13日8時00分 白馬岳頂上到着・バンザ~イ・・・!
登山はホントに厳しい・・・でも、いつも最後は幸せになっている・・不思議です。
ーーしばらく景色を眺めたあと同じコースをとんぼ返りの下山です。ーー
朝日の中の「お花畑」記憶に残る美しさでした。
余裕の下山だから・・・たくさんの花を観賞できました。
いつかまたくるね~!
<写真は白馬の高山植物「お花畑」と向うのお山「杓子岳?」がスゴイです。>
今回、山小屋の予約はしてないです・・理由は「途中であきらめる(きびしい登山みたい)」かもしれないからです。
「そんな(意思)弱いやつは来るな」と叱られそうですが・・このスタイルが”私のお出かけ”スタイルで・・よく言えば”柔軟性”が大きくあり・・悪くいえば”○○○”だからで(この○はたくさん有る”の意味)。
<写真は白馬岳頂上でバンザイする私=頂上に着いた瞬間に霧がなくなったのと、すごい困難な登山だったから・・・ほんとに感激でした!山の神様ありがとデス(涙目)>
<写真は2011年8月13日、白馬岳”頂上から南西の眺め=(海に島が見えるような)景色です。目立つお山は剱岳かしら・・?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年8月12日(金)早朝長野インターチェンジから白馬有料道路(200円)を使って白馬村入りです。
長野から白馬村までは信号もほとんど無い広い道路で、田舎の風景で混雑なく・きれいで快適ドライブでした。
白馬のオリンピックのジャンプ台を左に見て少し行ったところのコンビニでイロイロ買い物です。
<左写真そのコンビニ脇から見た白馬の山並>
今日もすごい暑いです・・でもこれから行く山にはあちこち白い(雪)が見えてスズシソ~・・「はやくいきた~い!」気分になりました。
ここが猿倉の登山口で駐車場も2箇所有りましたが、休日前は相当早く行かないと満車のようで、私たちはその数キロ手前の川沿いの駐車場でストップさせられ、そこからタクシー(2100円)利用となったのでした(バスも有る)。
写真下・「猿倉荘登山道」朝9時、多くの登山者の後ろから”イザ出発”・・一番後ろの赤いバックが私です。
人気のコースのようで、かなりの賑わいです・・(淋しくない)うれしくなりました。
写真下3枚・猿倉登山口から5分ほど急登の森を歩くと砂利の林道歩きがしばらく続き、時にはチョッと危ない橋渡りも有りますが・・<私の大好きな道路状況(車の来ないなだらかな道の散歩)なのでうれしいです>。
しかしここは”暑い”です・・・30度はありそうな感じの太陽で、思わずタオルを頭にかぶりました。(帽子を忘れただよ)
林道が終わるといよいよ険しい登山道へ侵入です。晴れたのは良いけどとにかく”熱い~”・・・<早くクールエリア(大雪渓)に行きたいです>
猿倉から2時間、ようやく白馬尻小屋(大雪渓入り口)到着・・しばらく休憩です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それにしても日本人の”お年寄り”はすごいです・・大きく重そうなバックを背負った70歳以上の「おじいさん」「おばあさん」に簡単に追い越されていきますから・・ね。
自慢じゃないけど私が追い越し出来たのは「分けありげな」一組だけでした。
11時45分大雪渓に向け覚悟の出発です。・・なぜ”覚悟か?”というと、「午後2時以降の出発は禁止」の看板が立っていたからで、それ以降の出発は次の山小屋に明るいうちに着けないみたいで・・大変危険だからなのです。
普通の倍ほどのノロノロ登山を実行する私には(たとえ2時間前に発っても暗くなっちゃうかも?)かなりの難しい考えなのでした。・・<お花畑の手前に避難小屋が有ると言う事で「もしも遅くなったらそこに泊まる」という結論での出発でした>
写真下・白馬尻小屋から30分、ようやく”冷たい空気と涼しい風が気持ちいい”エリアに入りました。ハッピーな気分ですが・・その永遠に続く雪の斜面を見て「果たして克服できるのか?」と”雪の全く降らない国”の私はチョッと恐いのでした。
12時10分、滑り止めを着けて出発です。
次の山小屋まで「6時間で行ければいいな」と思いながらの雪中行・・4本爪アイゼンは意外と滑るので疲れるみたい・・・。
・・・だいいちあれほど賑わっていた登山者達はとうの昔に登って行ってしまって、ほとんど見えなくなりました・・・(などなど心の叫び)
落石が多いので危険との情報どおりあちこち岩が散らばっています(全て落石とのこと)。それに座って休憩です。
<写真下・下山者とすれ違い・・人が少なく寂しくなっていたのでうれしいでした。
14時30分、ようやく雪渓”をクリアー!しかしその後も困難な登りは続きます。
なれない雪歩き!完全に疲れ果てました・・
「もうあるけない~」・・泣きの登山が永遠に続くのでした・・エ~ン!
16時20分、緊急の小屋が見えて少し元気になりました。
16時30分、稜線にようやく「村営頂上宿舎」が見えてきました。お花畑の景色眺める余裕などは消えるほど疲れ切った私。「1時間で着けるかな~」悲痛な叫びなのでした。
17時25分、村営頂上宿舎の下に到着。「明るいうちに着けたよ~」ようやく笑えたのでした。
17時45分、頂上宿舎着。
(夕方)6時過ぎた頃、宿舎の西側テントエリアの先の丘の上が夕日に輝き始めました。
壁紙案内によると「6時30分が」日の入り時刻とのこと・・「では夕日の記念写真を撮るか!」ということで急いで外へ・・しかし数分歩いたところで震えがきた(スゴイ寒い)・・急いで(写真あきらめ)逃げ帰りました。
やはり山というのは(気象)変化がすごいです・・そこには”冬”があったのでした。
☆宿舎の料金は夕食・朝食・翌日のお弁当付きで一人1万円でした。
部屋は予想に反してかなり空いていたおかげで、ゆったり・静か・プライベートも保てて快適でした・・が、雪景色で目が疲れたせいか眠れないでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年8月13日(土) 白馬岳頂上目指して元気なく出発です・・・元気の出ない理由は霧に覆われて何も見えないことで・・「行ってもしょうがないじゃん」・・(寝不足で起きたくない気弱な心があるのだ)。
頂上宿舎から20分登ると白馬山荘(写真)で、そこからさらに15分登ると目的の白馬岳”頂上です。
写真・白馬山荘が長野と富山の県境なんですね・・では、長野から富山県に瞬間移動(出発)なのでした。
しかし景色の無い道は余計に疲れるデスね・・目的が見えないからホント「ガンバレナイ」のでした。
ついに頂上かと思い喜んできたら何かの記念碑でした(ガクッ・気落ち)
記念碑で気力をなくした私でしたが、急に霧が薄くなってきたのです・・その薄い霧の中に”白馬岳”が見えたのでした。
2011年8月13日8時00分 白馬岳頂上到着・バンザ~イ・・・!
登山はホントに厳しい・・・でも、いつも最後は幸せになっている・・不思議です。
ーーしばらく景色を眺めたあと同じコースをとんぼ返りの下山です。ーー
朝日の中の「お花畑」記憶に残る美しさでした。
余裕の下山だから・・・たくさんの花を観賞できました。
いつかまたくるね~!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます