きゃばきゃば

モカ&みく&まみのドタバタ日記

遺伝性疾患に関するセミナー報告 その5

2008-04-11 23:56:49 | ワンコのこと
遺伝子の情報って様々なものがあると思うんですよ。

例えば・・
みーちゃんの目のちっこさ!
モカの大きな目と比較すると・・キャバとしては小さいんです。。(泣)

もちろん親ばか全開の感想においては・・
「目が小さくても文句無しに可愛い
ので全く問題はありません。(笑)

他人にバカにされようが親の欲目で可愛いモンは可愛いんです!
誰にも迷惑掛けてないし・・みーちゃん自身も不幸って訳でもないしね。
(ヒトだと年頃になって鏡を見て悩むかもしれないけど。。)

だけど。。疾患の遺伝子は、特に発症すると・・確実にみんなを不幸にします。
その仔自身も、その仔を迎えた家族も。。
だからこそコントロールしていかなくちゃいけないんです。
科学は発達しDNA検査によってそれらは明白になり
繁殖ラインをちょっと考慮すれば済むんですから。

もうず~~っと以前に(blog開設前の「独り言」の頃)
ボーダーコリーの五右衛門くんの事を紹介した事があります。
遺伝性疾患 しかも致死性の病気(CL病)で我が子を
わずか2歳で亡くしたごえままさんの慟哭は
犬飼いならば誰も皆 涙ナシでは読めないと思います。

さよなら 五右衛門

このような哀しい思いを減らす為にもDNA検査は重要なんです。

*五右衛門クンが発症した当時はまだDNA検査が出来ませんでした。
 それが今では簡単に出来ます。
 検査の方法 危険も何もありません。
 血液採取でもないので犬に負担も掛けません。
 滅菌綿棒にて口内の内側頬の部分を擦るだけ。

今回聞いた話で大事な事をもう一つ!
(GTGの外国人講師が説明された内容ではありません。
 スーパー通訳さんが現状の日本の状況を憂えて補足説明して下さいました)

両親犬は健康(クリア)だとお墨付きのどこかの機関の証明書があるとしても。。
仔犬は絶対にクリアか??

両親犬がマイクロチップを装着しててその証明書の番号と一致しないと
決して信用してはいけないそうです。

つまり。。偽の証明書(別の犬の証明書)を見せられてるかもしれないと言う事。

う~~ん。。そこまで考えてなかったなぁ。
そういう状況で証明書を見せられたら「ああ~そうですか~ クリアなんですね~」と
根が単純な私だったらすぐに信用しちゃったかも。。

いろんな所に魔が潜んでて人間界は怖いところです・・・・

DNA検査を受けてクリアかキャリアか。。を検査するのは
問題を持った犬を炙り出すのではなく
遺伝性疾患を減らし その犬種の健康度をUPさせ
幸せな未来をもたらしたいからなのです。。。。と
友人が言ってました。
その通りですね。

例え検査の結果がキャリアであったとしても
家庭犬としての生活に問題は何らありません。
生涯にわたって幸せに暮らせます。
ただ。。繁殖して遺伝子を残す事が不安なだけです。
キャリアであるなら発症犬を産み出す可能性があるから。。
決して理由なき差別に繋がらない事を切に願います。

私の拙い報告書に最期までお付き合い頂きまして
本当にありがとうございます。

最期に。。より深い考察を加えてのGTGセミナーの報告書を
自慢すべき友人が纏めていますのでご紹介します。
(えっ?もっと早く紹介しろって?ふふ。。忍耐も必要ですよ~)

犬と犬と犬とワタクシ」 byあきこさん
GTGセミナーで思ったこと

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