遺伝性疾患に関するセミナー報告 その１

まず最初に。。

基本が無い所へいくら注ぎ込んでも蓄積は微量です。
効果は大きく得られません。

今回、犬使いの魔女様と皆さんから呼ばれている方と
長い時間ご一緒させて頂いて犬を操る魔法の数々を
傍らで見せていただきました。

例えば。。ドッグダンス実演で見た技って言うかあるポーズを
ご自分の愛犬に１０分弱で教え込んでしまってました。
その教える過程を見てて、帰宅後、忘れないうちに！と
みーちゃんに実施したんですが。。

駄目です。はい、まったく・・(^_^;)
基本が出来ていないのに高度は技は無理です。
痛感しました。
基本は大事です。（当たり前か・・）

って訳で。。
基本が出来ていない（理解できていない）私が
セミナー内容を上手く纏めてお伝えできる訳もなく。。
大変読み難い・・判り辛い文章になってますがお許しを！！

今回、学んだ内容の基本は「メンデルの法則」なんだそうで。。
あぁ。。中学・高校時代　もっと勉強しておけばよかったなぁ。。（後悔）

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ある遺伝性疾患の遺伝子を二つ持った個体　既に発症しているか
近い将来発症するのは　アフェクテッド　と言うそうです。

遺伝子の一つは持ってるんだけど発症しない個体もあるそうで
それらは　キャリア　と言います。
（重要なのは一見発症していなくて健康そうに見えても
　病気の遺伝子は持ってるのでキャリアの個体については
　繁殖ラインから外すのが好ましいという事です）

＊本当に犬種の向上を真剣に考えている職業ブリーダーの場合
　オーストラリアでも様々な事情からあえてキャリアを繁殖に使用する事も
　あるそうですが、必ず産まれた子犬は全頭ＤＮＡ検査するそうです。
　
病気遺伝子を全く持たない個体は　クリア　です。

。。で、ココで有名なメンデルの法則が出てくるんですね～(^^ゞ

クリア　×　クリア　　　　　クリア同士の両親犬を掛け合わせると。。
仔犬は　全頭　クリア！

クリア　×　キャリア　　　　クリアとキャリアを掛け合わせると。。
仔犬は　クリア５０％　キャリア５０％　要するに半々になります。

キャリア　×　キャリア　　キャリアとキャリアを掛け合わせると。。
仔犬は・・　クリア２５％　キャリア５０％　アフェクテッド２５％　になります。

当然、アフェクテッド　を親犬に持てば更に発症の確率は高くなる訳で。。
片親がアフェクテッドだったら生まれてくる仔犬にクリアはあり得ません。
運良くアフェクテッドが出なくても全部キャリアです。

上記の数値はあくまでも机上の理論でして。。
もしかしたら　クリア　×　キャリア　でも全頭クリアかもしれないし。。
逆に全部キャリアかもしれないし。。
計算通りには行かない『神様の領域』なんだそうです。

・・と遺伝についてちょっとおさらい出来ましたでしょうか？

えっ？そんな知識はもう既に持ってる？？

こりゃまた失礼いたしました～

私はこの時点で脳みそがグツグツ沸点に達しておりました。

【続く】