くうあり

自分なりの気付きを綴るブログ  

寂しさと幸せと

2023-04-23 14:14:53 | こころ
高校生の頃に父親が心臓の病気で突然死しました。

仕事が忙しく一緒に過ごした時間はわずかです。

持病があるのにお酒飲み過ぎ、タバコプカプカ、私たち子どものことなんて大切じゃないんだ、自分は人に愛されるような存在ではない、しょーもない人間ってずっと思ってました。

仕事が1番なのは時代もあったのかなぁ。
仕事をしてくれていたおかげでお金にあまり困らずに暮らせました。感謝です。しかし心の寂しさはこの年代まで引きずりました。

夫が出張に行けば生きてるのか心配で寂しく、いつ1人取り残されるかもしれないと夜はおびえて震えてました。

しかし最近やっと、私は愛されている、幸せだ、大丈夫。もしや死んでもあの世でまた会える。来世もまた一緒になればいいしと思ったりします。
(来世も一緒になろうねと言ったら、考えとくと言われました😭重いか。重いよねw)

とりあえず自分の中で死と別離の恐怖は薄れて、今ここにある安心に目が向いてます。

この頃子どもたちも夫も驚くほどプラスの言葉のシャワーを浴びせてくれます。気を使っているのか?私の雰囲気が変わったとも言われます。

私に前ほどの緊張感がないので家族もゆったりしているのかもしれません。みんなが優しくてうれしいと言えば、お母さんの機嫌が良くて安心だよねと返されます。今も時々はりつめますけど。


この歳になっても何かと抱える気持ちがある自分を思うと、親にも何かと抱えるものがあって、子どもに目を向ける余裕もなかったのかもしれないと思ったりします。

許せないことや悔しいこともいっぱいあります。

それを解消するのは、苦しんだ自分に目を背けず苦しいねと認めることであり、苦しさから目をそらして今を幸せに過ごすことなのかなと思っています。

矛盾しているようだけど、過去の苦しさをしっかり認め、今の楽しさにも目を向ける。両方向からのアプローチで少しずつ自分になっていけている気がします。

家族バラバラで無言でテレビ見てご飯食べていた子どものころ。
その寂しさの延長線上で夫婦仲は殺伐としていました。

愛されてないと思うと、何言われても不安で不満。

愛されてると思えば何言われても大したことはなく過ぎていきます。

今家族で笑ってご飯食べている幸せ。

気付いて気持ち切り返せて良かった。


両方経験したから今の幸せが際立ちます。

今しかないこの時を大切にしたい!

寂しさも幸せも両方味わえている人生は贅沢です。


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