占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

あかぎれ・しもやけの想い出!

2007年12月03日 | Weblog
・・・赤ちゃんの命名・改名、相性占い、姓名判断は
メール鑑定・天使の占いの遠山玉希が見たまま、
感じたままをお届けします。・・・

私は、寒い木枯らしの吹く季節になると、
ふと思い出すことがある。

水道水が、冷水から温水に変える頃になると、
私は自分の指を見つめながら、
遠い過去にワープしてしまうのである。

私は小学校4~5年生から、お炊事をしていた。
それは田舎の方では当時当たり前のことであった。

朝6時から起きて、玄関の掃除、
そして朝ご飯の支度をした。
夜も勿論後片付けの手伝いがあった。

刺すような冷水に手を入れて
雑巾がけをしないといけない。
また、茶碗を洗わないといけない。

そのせいで、私の手はいつもひび割れ、あかぎれに
なっていた。
そして、そこから血が出ることがしばしばあった。
また今でも傷跡が残っているが、
しもやけをしてそれが化膿して肉が見えてくるので、
良く包帯を巻いていた薬指の指の付け根の辺りが
じくじく、ある時はズキズキと痛むのである。

それだけならば良い!

特に辛いのが、学校に行って
ぞうきんがけをしないといけない時であった。
もちろん、バケツに手を入れると冷水が
体の中まで染み込む冷たさである。
そのバケツの中に包帯を巻いた手を入れて、
雑巾を洗って絞らないといけないのである。

その時に染みこむような痛みは今でも
忘れることが出来ない。
本当に、歯を食いしばって我慢した記憶がある。

今のように防水用のバンドエイドがあるわけがない。
だから精一杯の保護は包帯で巻き付ける以外に
なかったのである。

その包帯に巻き付けてある患部が水に染みこんで
痛みが倍増するのである。
汚れた雑巾を洗うので、ばい菌が一杯の
中に患部をさらけ出すようで、それがまた
身にこたえた。

それでも痛みにこらえて、我慢して雑巾を
絞って、掃除をしたのである。

みんなと一斉に並んで、古い校舎の30メートルくらいある
廊下を一気にならんで雑巾がけをしたのである。
痛みを紛らわすために、妙にはしゃいで自分自身を
元気づけていたように思えてならない。

私のしもやけはかなり重傷のようであった。
何故ならば、夜休む時に包帯交代をしたが、
包帯がすぐに取れないのである。
化膿して黄色くなったり、汁が出ていて包帯に
くっついているのである。

それを外すのに一苦労であった。
そ~っと取ろうとするのであるが、痛いので
なかなか思うように取れなかったのである。

またあかぎれは指の間接のところに何カ所も
ひび割れてそのままで痛いので、
どれだけメンソレタームや
ハンドクリームを塗ったことか!
それでもなかなか回復しなかった。

私の小学生の頃の一つの願いは
あかぎれやしもやけのない手や足に
なることであった。

私の小さな頃の想い出で一番嬉しかったことは
テレビが家に入ったこと、そして水道水が冷水から
温水に変わったことである。

その時は涙が出るくらい嬉しかったことを覚えている。

これでお風呂も焚かなくってよいし、
手荒れも少なくなる。
茶碗もあたたかい水で洗える!

あかぎれやしもやけから、解放される。
温水は家事仕事の救世主のように感じた。

当たり前になった、冬の温水は
実は画期的な革命だったことを
改めて感じる今日この頃である。

今日も水道水から温水を出し、
遠い昔の辛かった水の想い出を、
心の引き出しから出して、
涙が出るくらい嬉しかったあの日を
思い出した。

温水さん、ありがとう!

赤ちゃんの命名・改名・相性占いは「天使の占い!」
コメント
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