spring Life~mama+誕生学アドバイザー日記~

初めての育児を楽しむ生活

実録! 親が変われば 子も変わる  4 

2009-08-26 09:17:59 | 颯くんのあしあと
『颯くん目線』作戦の次のステップは・・・


『体験しなきゃ わからん』作戦


「オレもさ~

 つい 「転ぶから走るな!」とか言っちゃうけどさ~

 転んだことないやつはさ

 転んで痛いことも知らないんだよ


 だから 

 大けがされちゃ困るけど

 ちょっとやらせてみる

 こっちの勇気も必要なんだよね」


 そりゃ そうだ

 
 伸び伸び育てたいってママは思いつつも 

 
 あれダメ! これダメ!

 走るな! 触るな! 

 
 じゃね~ 


 
 どんだけ 箱入り息子 に育てたいんだよって

 感じだよね



 でも・・・・


 やらせてみる勇気   と

 危険回避  の 判断


 「むずかしいよね~~~」

と パパとママ


「まぁ もちろん状況によるけどさ

 すこし うちらのハードルを下げてみるのは

 必要だよ」


ということで・・・・



さっそくママは

意識して “見守る勇気” をもってみたよ


でも これが なかなか難しい


ある時 ママがピーラーを使って人参の皮むきをしてると

「颯くんもやる!」っと颯くん登場


 ・・・ゲッ と思いつつも

 「危ないから ダメだよ」の言葉を飲みこみ


「やってみるか!」


 片手に人参を持ち ピーラーを滑らせる 颯くん

 ピーラーの行く先には 颯くんの手


「お~ 上手じゃん!


 でも 颯くん ほら 見て~

 ここに付いてるの 触ると痛いんだよ

 ぶつかると 血 でちゃって お医者さん行かなきゃいけなくなるんだ

 
 触ってみる?」

「やだ・・」

 

「だから

 こうやって こっちの手(人参を持つ手)は

 これ(ピーラーの刃)より 上になきゃダメなんだよ~」



少し手助けをしながら ピーラーでの皮むきをした颯くん


翌日 きゅうりを切っていたママのもとへ  

再び 颯くん登場

「これ(ピーラー)する!」


「・・・・・うん 

 じゃ お願い」


渋々・・きゅうりを渡し

「昨日 やったもんね

 こっちの手は(持つ手)は

 こっち(ピーラー)より上だったよね」


と声がけすると


 あらまぁ~~ 上手に剥くこと


 結局 すべてのきゅうりの皮をむいてくれました

(全く 皮を剥く必要はなかったんだけどね   

 おかげで 皮なしきゅうりを食べることになったんだけど・・・

 それは それで 美味しかったよ   )


「これ 颯くんがやったんだよ  」

颯くんは自慢気にパパに報告してました




痛い目に合うことはなかったけど

結構、親が「できない 危ない」って思ってやらせないことでも

少し手助けしてあげれば

「できる」ことがあること


そして 体験してみて

「自分でできた!」という感覚を味わうと

すごくイイ表情をすること



がわかったよ





『“痛み”がわかること』  『自分に自信をもつこと』

日常の小さなことから

伝えていくこと できるんだね





そういえば・・・・・

パパと色々話した時 

ママが一つだけ パパに教えてあげることができる作戦があったんだ


ということで

次回 番外編(笑)は 『ママ作戦』 のお話です。


         つづく

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