こうした努力のかいあって、りっぱな野球場ができたのもつかの間、中学校建設のために、わずか4年間で、市に返還しなければならなくなりました。育ての親、鈴木さんをはじめ少年たちの落胆は、想像するに余りありましたが、みんなは決してくよくよしませんでした。ひたむきな一同の熱意に打たれた市では、将来の建設予定地ではあるが、代わりの土地を提供してくれることになったので、そこをいっそう楽しい広場にしようと、鈴木さんを先頭に、再び、少年たちの活動が開始されたのです。まず最初は、広場の周囲に植える桜の木の客土の費用を得るために、近くの国道14号線グリ-ンベルトに捨てられている空き缶の回収を思いたち実行しました。そんなある日の朝、少年たちは、広場に積まれた小山のような客土の山を発見したのです。事情を知った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/bf/25c70c918d3ec98e040c74e8e1e19b65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/31/b82566b13a80371703010ed4b4c41fbe.jpg)
国道事務所の所長さんが、「心ないドライバ-が捨てた空き缶を子どもたちに拾ってもらっていることは、たいへん申しわけないことだし、恥ずかしいことだ。」とプレゼントしてくれたものでした。
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国道事務所の所長さんが、「心ないドライバ-が捨てた空き缶を子どもたちに拾ってもらっていることは、たいへん申しわけないことだし、恥ずかしいことだ。」とプレゼントしてくれたものでした。