ユーラシア大陸の文字の変遷

紀元前3300年頃
地上にはじめて２つの文字が誕生

楔(くさび)形文字
メソポタミア発祥

ヒテログリフ
エジプト発祥



楔形文字は支配層に広く使用されていた

原楔形文字は粘土板に書かれていた

葦の茎を斜めに切った筆で書かれたり
数を表すために細い円柱のものを使ったり

その文字の数は1200個あまり



この楔形文字がやがて
抽象的な文字に進化
　


紀元前1750年頃
ハムラビ法典の石碑には
紛争の解決法
刑罰の取り決めなどの判例集

大きな都市には設置されていた



楔形文字は3000年以上
人々に使われてきた

しかしメソポタミアで生まれた
楔形文字はその後に消滅


　　


一方のヒエログリフは
今日のさまざまな文字の母体に

アラビア文字
ギリシャ文字

そのアルファベットがここから生まれる

文字数が少なく
音と文字の対応が1対1　



今日、激しい紛争が続くシリア
パルミラ遺跡から見つかったパルミラ文字

紀元2世紀シリア周辺もヒテログリフが
起源の文字が使われていた


アルファベットの流れは
シルクロードを東へ


その間に
ウィングル文字
モンゴル文字が



こうしてヒテログリフを
起源とした文字が
形を変化させながら
ユーラシア大陸へ



さまざまな暮らしを背景に
多様な変化を見せながら
進化していった文字の歴史



そしてユーラシア大陸から中国へ

中国から日本へ


その土地に住む人々の風習や慣習

風土や歴史が文字となり言葉となった




人類の歴史も文字もメソポタミアから
世界中へ広がり変化した



広がり変化したけれど

世界のもとをたどれば

メソポタミアやアフリカの地から




そこから人類は地球のさまざまな土地へ




同じ起源を持つ地球上の人間たちが
いつか争わない社会の中で
共に生きていけるように




(○´∀｀○)



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