息子(もうすぐ1歳5ヶ月)も、娘とケンカできるようになってきた。
見てると面白い。
最初けしかけるのは、だいたいが娘。頭とか胸とかをたたく。
すると、息子も、手で持っているもので、たたこうとする。
娘は逃げる。
それを息子は、追いかけて、たたき返す。
その間、二人は無言。視線を合わせて、相手の出方を探っているみたい。
それを、傍らで見守る私。
最後は、息子が泣かされて、The End.
両手を挙げて「抱っこ~」と言わんばかりに、寄ってくる。
いちおう、娘を注意する。すると娘も訴えてくる。
娘:コウシ君だって、マイのここブッたよ。
こういう場合は、公平に。
私:そうか、コウシ君も、たくさん叩いたらダメだよ。
ちょっとならいいけど。
(いいのか?ちょっとなら??? 疑問だけど)
でも、立ち向かっていくなんて、すごいじゃん!
共働きの母親が、代休を取ると言ったところ、小学二年生の娘さんが「やったぁ~、お母さんに「お帰り」って言ってもらえる~」と喜んだそう。いつもは学童保育で楽しんでいることは事実だけれど、ふとした拍子に心のどこかにしまってある正直な気もちが出てしまう。
先日娘もそうだった。出掛けるとき、息子(1歳4ヶ月)がなかなか言うことを聞かないので
私:もう、コウシくん置いて、3人で行っちゃおうか
と言ったら、娘はこんなことを言った。
娘:やったー、そしたら、マイはお父さんとお母さんと、どっちの手もつなげる~

そうか、そんなことを感じていたんだ、って初めて思った。
娘:だって、お母さんはいっつもベビーカーを持ってるから、だからマイは
いっつもベビーカーの端っこに捕まってるんだ。
確かに、いつもベビーカーの端に捕まっている。だから、時々舵が取られてしまい「邪魔だなぁ」なんて思っていた。
そんなことを思ったら、なんだか少し涙が出てきてしまった。
最近も、仕事で遅くなり、義母に寝かしつけてもらったときの翌朝、こんな会話もした。
娘:お母さん、何時に帰ってきたの?
私:10時半くらいになっちゃたんだぁ。
娘:でも、11時とか12時じゃなくて、よかったね。
本当は、寂しいって気持ちがどこかに隠れているのかもしれないけど、とても優しく接してくれる娘。
息子と比べると、どうしても「もう」4歳、だけど本当は、「まだ」4歳、なんだよね。

ちびっ子とは、毎日がバトルの連続。そのバトル史上、最悪の出来事が起こった。
息子が3日前から下痢しているので、近所の小児科へ娘と三人で向かった。天気も良いし、歩いていこう。
車もほとんど通らない、細い道路では、息子も開放。石ころを拾ったり、草をいじりながら、娘と私の後を着いてくる息子。ご機嫌。
また、脇道にそれた。今度は何を見付けたのか。 娘も気をつけないと、どんどん先に進んでしまう。
と、息子の声が。
息子:あー、あー。
自分の手を見ている。
ん? 何か付いてる。
・・・・土か?
・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、違う。
息子のそばにあるブロックを見てみると、上に、茶色い塊が。
ま、まさか。
い、犬のフン?
・・・・・・・・・・・・・・・・
いやだぁ~、 うそでしょ~!?
そう、それは、間違い無く、ウ○チ、であった。
犬のものか、ネコのものか、はたまた人のものなのか、それは分からない。それを、左手で握ってしまった息子。
頼むよ、こんなところに、置き去りにしないで始末しておくれよ。
お尻拭きで手を拭き、小児科で手を洗おう、と小児科に向かうと、臨時休診日、だそうで。
また同じ道を通って帰宅。
まったく。
フンをつかむために散歩に行ったような、そんな気分よ。
いつもお風呂では、湯船におもちゃをいろいろ浮かべて、チビたちの気を紛らせながら入る。
その、プカプカ浮かぶおもちゃを、洗い場から取ろうと、息子が手を伸ばしたとき。
ドブンッ!
息子が湯船に向かってダ~イブ。
こっちも一瞬頭が真っ白になって、石鹸だらけの身体で湯船に片足を突っ込み、起こしあげる。
でも、結構子供って平気みたいよ。びっくりはしてるけど、 「プハー」って言って何が起こったのか、目が点状態。水も吸ってないみたいだし。上手く出来てるね。
そういえば、娘も計3回、ダイブしたっけ・・・。思い出したよ。
(親の、注意不足か!?)