やっとお天気が回復して、体もスッキリするかと思っていた。でも、もう、若くはないのね…なんだかまだ…イマイチ
そんじゃストレッチでもするか…こう…背中を…横に…
イててデデデデデデデデデ
ふうーっ…やっぱり相当凝ってるわね。 反対も…やらないと…こう…
くくくくくくーーーーーっ… ぷはーーーーっ。 もういっちょ…ぐぐぐぐーー!
妙な声を発する母を心配そうにながめる2号。
「ママ、おせなか、いたいの?」
母「そそそそ、そうね、ちちちち、ちょっとね」
それを聞くやいなや二号は走りだして何かをとりに行った。戻ってきた2号の手には
絆創膏が…
「おせなかの、どこ?」
母が適当に「このへん」と指差す所に一生懸命貼っている。痛いことは痛いんだけれ
ど、君の思うイタさとは違うのよね。でもカワイイ
しわが出来ながらも(まだまだぶきっちょ)最後に小さな手のひらでペタペタとたたい
ていた2号の気持ち。硬い母の体には嬉しかった。君の母がこんなオバサンボディ
ーでごめんねなんたってスーパーな兄1号の世話もあるもんで、毎日が格闘なのだ
よ。その格闘というものは、いわゆるリングに上がる格闘とは違うから体が日に日
にキツクなる。とほほほ…
こんな事を1号、2号にこぼしたところで体がやっこくなる訳でもないから、母は頑張
ることにした。どうやって頑張るか?とりあえず「目、肩、腰に」というヤツを飲んだか
ら、あとは1号と2号の若いエキスでも貰うかちゅううううーっとね!