吉浦康裕監督の個人制作アニメ「ペイル・コクーン」の感想など。
吉浦康裕(スタジオ六花)公式サイト
現在、最新作の「イブの時間」がニコニコ動画で公開中。
雑誌の「オタナビ vol.1」でPVを見て、興味を持ったのでDVDを購入。
amazonでは在庫が無く、2~4週間待ちだったので、中古を買ってしまった。
2006年にDVDが発売されている。
あらすじ等は適当に検索すれば出てくるので、そこには触れず、本当に
見た感想だけ。
原色や明るい色が全く使われておらず、くすんだ色調の映像。
ただ、作品の根幹に触れる点だけれども、「緑」と「青」がほんの少しだけ
使われている。
独特の閉塞感があるなぁ。
同じような閉塞感を感じた作品というと、「灰羽連盟」が近いかな?
未来系のSF作品ということで、コンピューターが登場しているシーンが多い、
というか、そこが物語の中核となっている。
コンピューターの画面で、「漢字」を多用しているところは、他の作品でも
良くある表現だけど、やっぱり英語で表示されるより、趣を感じる。
面白いのは、通常のディスプレイだけではなく、「本」の形をした
インターフェースも使用されているところ。
単なるペーパーディスプレイではなく、ペーパーディスプレイが重なった、
「本」になっている映像表現って初めてみた。
ユーザーインターフェースとして、とても興味深い。
あとは、少しネタバレになってしまうけど、劇中で流れる「歌」のシーンでは、
ちょっと鳥肌が立つくらい、感動というか衝撃を受けた。
音楽って、本当にアニメでも重要だな。
DVDには、ペイル・コクーンより前の作品「水のコトバ」(時間は10分弱)も
収録されている。
これも個性的な映像なので、一見の価値あり。
ぜひ、一度見てみることを強くお勧めします。
吉浦康裕(スタジオ六花)公式サイト
現在、最新作の「イブの時間」がニコニコ動画で公開中。
雑誌の「オタナビ vol.1」でPVを見て、興味を持ったのでDVDを購入。
amazonでは在庫が無く、2~4週間待ちだったので、中古を買ってしまった。
2006年にDVDが発売されている。
あらすじ等は適当に検索すれば出てくるので、そこには触れず、本当に
見た感想だけ。
原色や明るい色が全く使われておらず、くすんだ色調の映像。
ただ、作品の根幹に触れる点だけれども、「緑」と「青」がほんの少しだけ
使われている。
独特の閉塞感があるなぁ。
同じような閉塞感を感じた作品というと、「灰羽連盟」が近いかな?
未来系のSF作品ということで、コンピューターが登場しているシーンが多い、
というか、そこが物語の中核となっている。
コンピューターの画面で、「漢字」を多用しているところは、他の作品でも
良くある表現だけど、やっぱり英語で表示されるより、趣を感じる。
面白いのは、通常のディスプレイだけではなく、「本」の形をした
インターフェースも使用されているところ。
単なるペーパーディスプレイではなく、ペーパーディスプレイが重なった、
「本」になっている映像表現って初めてみた。
ユーザーインターフェースとして、とても興味深い。
あとは、少しネタバレになってしまうけど、劇中で流れる「歌」のシーンでは、
ちょっと鳥肌が立つくらい、感動というか衝撃を受けた。
音楽って、本当にアニメでも重要だな。
DVDには、ペイル・コクーンより前の作品「水のコトバ」(時間は10分弱)も
収録されている。
これも個性的な映像なので、一見の価値あり。
ぜひ、一度見てみることを強くお勧めします。