Maison de aye-aye 2

シェルティの水夏&愛奈、ワカケのディジィット、スミレインコのつみれと生活中。菜園で野菜作りもしています。

ボランティアの話

2007-06-25 00:55:52 | ボランティア
がび~んで・出てなかった



ヒバちゃん、優しいね~。でもこれは、今年1年が掛かってる大切な仕事なのよぉ。

管理人は動物関係のボランティアやっています。
本来は他の業務なのですが、今年更に課せられた事業…
それは募金活動なんです。→た・たしか、募金風景撮影していたよね~



つみれもなんて優しいのぉ

管理人がお手伝いさせていただいているのは、
インドネシアの国鳥であるカンムリシロムクを絶滅から救い、
野生復帰を助ける事業です。

1.生息地の住民が貧しく教育もままならない。(ナント、自分達の国の国鳥をしらない)
2.1の理由で、世界の動物園が協力して保護する動きにある

今、海外の動物園や関係機関が協力してカンムリシロムクを救おうとしています。
現在、野生では10羽前後しか確認されていません
つい数年前までは、日本の一般家庭で飼われている個体もいました。
日本は珍獣珍鳥の密輸国でもあるんです。

そして最大の理由がインドネシアの文化です
日本人のお金持ちのステイタスは大きなお家を持ち、
ベンツに乗って、美味しいものを食べる…
な~んてことですが、インドネシアのお金持ちの人のステイタスは
「珍しい美しい鳥を飼うこと」なんですね
シロムクは最大のターゲットです
インドネシアでは、鳥を飼い自慢することが、男の人のかい性でもあるんです。
貧富の差が激しいインドネシアではお金持ちが貧しい人を雇い、
密猟させることもしばしば。
密猟が見つかれば、禁固刑5年、罰金日本円で300万円
(現地の公務員の年間収入の2倍)です。
しかし、貧しい人達は危険をおかしてまで密猟をします。
また、貧しいが故に、切ってはいけない国立公園の木まで切ってしまうのです。
→鳥達の営巣地がなくなります。

今回の撮影は2ヶ月間で、獣医がDNA鑑定をしている映像、J
ICAの活動など、興味深い映像が沢山あったようですが、全てカット
難しい内容はNGとなっていました。
それでも、見ていただいた方々には感謝×10です
何故横浜市で行うことになったのか、なんとなくつかんでもらえたかと思います。

今後も募金用お礼グッズもまだ沢山あるので、活動しま~す。



日本で繁殖した個体はインドネシアで計画的に累代繁殖させ、
野生復帰用の訓練をしてから野生に戻します。
まだまだ何十年もかかります。
鳥を守る未来の人間(今の子供達)を育てなければならない
ことが最大の課題です。
いつまでも外国人がかかわっているわけにはいきません。
いくら野生に戻しても、また捉えられればもともこもありません。
子供達の未来の為、そして私たちの美しい自然を守る為、
募金活動をみかけたらよろしくお願いいたします

固い話になってしまい、すみません
明日からまた暑くなると思うので、
再びアホな管理人に戻ると思います。
そして、いつもガッカリしたり落ち来んだ時にそっと側にいてくれる
ヒバちゃんとつんちゃんに感謝
また管理人はめげずに頑張れます


多少まともに戻った管理人を応援してね!