「自分は一体何をしているんだろう。
疑いを持っているのも事実で、何をすることも分からず。」
真黒な暗闇でうろたえて、今のい場所を確認したくて。
誰かが灯りがわりに、煙草を吸うと?
今までに思えなかったのが、浮かびあがって来るんだよ。
僕の顔って、こんな顔をしてたんだ。
こけた頬、落ちこぼれた眼高、それがまた陰陽で。
近くでぽっーと灯りがついて見ると?
暗闇の宇宙に、遥かに遠い太陽も日が差さない冥王星に。
一人ぽっーんと。
「・・・・こうまでして人生の名の元で」、
遠い暗闇のトンネルの中で旅をしなけりゃならない。
なぁに、人生の一生はこんなものさ。
誰れだって、自分勝手で傲慢で。
「冥王星の光をつかもうと」、死ぬまで戦い続けるのさ。
今は長い長いトンネルの中で。
体臭だ!
汗!
煙草の煙が汽車の中で充満する。
そして蒼く晴天のように輝くのは?
星座の一面を眼の前に、ちりばめた銀河、
「第二星雲の果てまで来ただ」と、実感するんだよな。
今にも手の届く位置まで来ると。
夢が段々と膨らんでくるんだよ。