女性運

　昨日は以前にもこの日記（「おかえり～！」05.9.28）で書いたことのある渋谷のカフェへ飲みに行った。他にお客さんもいなかったので、いつものようにママと取り留めのない話をしていた。先日私の学生時代の友人が店に来たのだが、綺麗な女子大生が６人くらいいたので気後れして店に入っていいものかどうかドア先で立ち止まってしまっていたなんて話が出た。そんなことで気後れするような奴ではなかったのだが、10人も入れば満席となるくらいの広さしかないし、お互いに若い子が眩しくてひるんでしまうような歳になっちゃったのかななんて話をしていた時に、ママが言った。
「そういえば、あなたって若い女性がたくさんいる時に店に来たことってないわよね。」
　ん？言われてみれば、確かに記憶にない。店の場所こそ変わってはいるものの、もう20年以上も通っているのに。しかも、大学生や若いサラリーマン達がしょっちゅう合コンをしていたりするのに、である。それはもう、どこから見たって立派なお腹をしたおじさんであるから、別に若い女の子がいようがいまいが、それで何かロマンスが生まれたりするわけではないことくらい分かってはいるが、それでも何となく悔しいではないか。しかも、どういうわけだか件の友人はそういう場面に出くわすことが多いと言う。どちらも特定の曜日に来るとかいうことはないので、なんでそうなるのか理由は思いつかない。もしかして、このブログに女性が来てくれているので出会い運を使い果たしてしまっているのだろうか？そうすると、○○さんや××さん、△△ちゃんなどなどのせいということになるが、それも牽強付会に過ぎる。（と言うよりも、折角読んでくれているみなさんに失礼ですね。みなさん、ごめんなさい。）ともあれ、他人がどうこうと言うより私自身の女性運がないと言うしかない。理由はともかく、運命の女神はどうも私には冷たいらしいのである。
　まあ、人間の幸運の総量というの必ず±０になるという理論に従えば、私はそんなにたくさんの女性とは知り合えないが、その分すごくいい女と出会えることになるのであろう。ポジティブシンキングっていう奴ですな。
　なんとなく投げやりな考え方のような気もするけどね・・・