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夢旅路・日本キャラソン 歌詞解説

2013-07-16 01:49:43 | 歌詞ネタ


始めて聴いた時びっくりしました。
日本人でもわからない日本語が盛りだくさん…笑
意味はなんとなくわかっても辞書的に、といいますか活字できちんと説明できない言葉ばかりなので…まとめてみました。




茜さす →茜色に鮮やかに照り映えるさま。(日、昼、紫、君などにかかる)枕詞です。

刻を綴り →時を刻む

ぬばたま →枕詞。ぬばたま(射干玉、ヒオウギの種子)の実が黒いところから、黒髪など黒いものにかかり、さらに黒の連想から髪・夜などにかかる。

たおやか →姿形がほっそりとして動きがしなやかなさま。もしくは態度や性質がしとやかで上品であるさま。

萌えいづる →芽が出て成長を始めるさま。

朧気 →はっきりしないさま。不確かなさま。

泡沫(うたかた) →はかなく消えやすいもののたとえ。

陽炎(かげろう) →春の天気のよい穏やかな日に、地面から炎のような揺らめきが立ちのぼる現象。

しろたへ(白妙) →白いこと。

蛍火 →蛍の出す光。

祭囃子 →お祭りの時に演奏される音楽。

いみじけれ →いみじとは、程度が普通でないさま、または程度が甚だしいこと。いみじけれはいみじの已然形。

↓枝垂れ桜


あながちに →断定しきれないさまを指す。

凄艶(せいえん) →ぞっとするほど艶やかなさま。

爛漫(らんまん) →花が咲き乱れているさま。


歌詞を言い換えると、
茜色に照っている遠い夢
時間が経ち、今夜も照らす。
黒い夜に浮かぶ満月と、
たおやかに芽(顔)を出し始めた私の心。

はかなく揺らめいた
はかない架け橋に
薄紅色の陽炎が(ゆらゆらと)
合わさって風にそよいでいる

見定めたorじっと見つめている瞳で、
限りのない道というけれど、
歩みを止めずに
伝えよう秘めた思いを

茜色に照っている遠い夢
時間が経ち、今夜も色をつける。
黒い夜に浮かぶ満月と、
たおやかに芽(顔)を出し始めた私の心。

星が冴え渡る蒼い空
白い波に映す
幾千に散りばめた
輝き(星)を導き
胸をはじく

ちょうどその時、蛍の光が。
祭囃子が鳴り響いて
麗しい都が
黄金色に染まっていく

茜色に照っている遠い夢
時間が経ち、今夜も照らす。
黒い夜に浮かぶ満月と、
たおやかに芽(顔)を出し始めた私の心。

茜色に照っている遠い夢
時間が経ち、今夜も色をつける。
黒い夜に浮かぶ満月と、
たおやかに芽(顔)を出し始めた私の心。

大層or素晴らしいor恐ろしい祈りだけれど
枝垂れ桜は儚く咲いている
ぞっとするほど艶やかに花が咲き乱れている、それを慈しむよ。
天を仰いで描いている 夢旅路



間違っていたら本当に申し訳ないんですが、意味はだいたいこんな感じだと思います…。
んー…でもぬばたまの満月ってちょっと表現としてはおかしいような…
満月は別に黒くないですしね。

これを英語で説明できるようになるのが私の英語力の目標です、精進します。


枝垂れ桜の画像はGoogle画像検索で一番手前に来たものをお借りしました。ありがとうございました。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-09-03 22:00:10
ブログ拝見しました!
「ぬばたまの」という枕詞は、ちゃんと「月」にもかかるので大丈夫ですよ!
説明の通り、夜・闇・髪・黒という言葉の他に、夜から連想されて 「夢」や「月」もかかるようになったんですね^ ^
Unknown (Unknown)
2017-02-15 00:25:23
ブログを拝見いたしました。
考察になるほど、と思うところが多く楽しませていただきました。
「ぬばたまの満月」という言い回しについて私も引っかかったので考えてみたのですが、新月の事ではないでしょうか。
新月は月が真っ黒になってその周りが光っているように見えることもあります。
黒い月というと安直ですが、新月の事なのかなと思いました。。。
Unknown (Unknown)
2017-10-30 23:07:07
「あながちに」は下に否定語を伴っていないので「一途なさま。ひたむき。」という意味ではないでしょうか。

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