〔かつてのソ連の復活か?〕
今日のNHKスペシャル「プーチンの子どもたち」はまあまあの出来だった(昨日の「離反か 従属か ~グルジアの苦悩~」に比べると何処か手抜きな気もするが…)。久しぶりにNHKも比較的まともな番組を作るものだと思った(こういう番組を作る為にも受信料ではなく加入制にすべきだ)。さて番組の内容だが、要約すると再びロシアは軍事大国ソ連の復活を望んでるらしい。強いロシアを目指して軍事予算を8倍以上にも引きげたそうで、兵士の給料も何と2倍にしたそうだ。
〔なぜ再びソ連の復活を?〕
皆さんご存知の通り90年代初めにソビエト連邦が崩壊して久しい。その時、ソ連の崩壊と同時に次々にロシアの周辺諸国が独立した。そして、そのままヨーロッパへと加盟することになるのだが、これはそのままNATOとEUへの加盟に繋がる。この時、完全に独立できなかった国もある。それがグルジアやウクライナを初めとした国々だ(未だにオセチア自治州やチェチェン共和国のようにロシアに組み込まれたままの国も多数存在する)。さて、民族主義や国家主義(ナショナリズム)が高まってくると、中国やロシア(及び南アフリカや中東)は周辺国が独立すると困るので、非常に警戒しているわけだ。そこで軍備を増強し有無を言わせぬ態度を取りたい…、というのが今回の話だ。また、他にも国民の間でもかつてのソ連を懐かしむ声もある。
〔洗脳エリートを育てるロシア〕
最近、「洗脳エリート」なるものがあるらしい。日本のマスゴミや圧力団体などとは比べるまでもない超エリート集団だ。軍におけるいわゆる高級将校(左官以上)と呼ばれる兵士達で、じきに艦長や隊長などの大部隊を率いる「大佐」や「将軍」になる卵だ。何でも「CASCADE」と呼ばれる軍事組織(特別訓練校?)で養成されてるらしい。8歳から17歳までの男女が入学し、倍率は軍事学校でありながら何と8倍以上!1ヶ月1万の格安の授業料に食事付きで、子供達のお母様にも大人気だとか。校長はかつてのロシア帝国のコサック兵を先祖に持つ陸軍大佐らしい。プーチン率いるロシアはロシア正教とコサック兵を軍のシンボルにするそうだ。
〔洗脳エリートの弱点〕(重要)
このブログで一番言いたいことなのだが、じつは洗脳エリートにも“欠点”がある。それは、優秀すぎるとその洗脳行為自体に疑念を抱くようになるということと、逆に洗脳がうまくいったとしても“自分で判断し考えるという人間として一番重要な機関”が機能しないというものだ。軍人なら仕方がないかもしれないが、言われるがままに命令に従うだけの兵士など、集団としての意識しか持ち合わせておらず果たして士官として役に立つのだろうか?
そもそも個としての人間が集団としての愛国心や望郷の念といったものを抱くのは自然に湧き上がるからだ(日本の場合、逆に工作員と売国奴の“検閲”によって抱かないように工作されているが)。NHKでも少し取り上げられていたが、二人の少年のうち優秀な方(?)の1人が、買ってもらったパソコンのネットでロシア兵の実情を知って愕然とした様が放送されていた(優秀そうなだけにその後の人生が心配だ…)。日本の教育でも学校・家庭・職場で弱体化させられた子供が、酷い現実に投げ出され絶望する者が急増している。このように、洗脳されてた兵士がもし愛国心に陰りがみえるようなことが起きたらどうなるだろう?
これらに対しどうやらロシアは「落ちこぼれ」とすることで対処(排除)してるようだが、果たしてそのような歪んだ愛国心がうまく機能するのだろうか…。日本は教育や政治に疑問を抱いた多くの子供が自殺や殺人、引きこもりやニートに追い詰められてる。ロシア正教にしても、この前のNHKスペシャル「失われし人々の祈り ~膨張するロシア正教~」で取り上げられていたロシア軍との結びつき同様、どうも旧ソ連の洗脳政策は今だロシアで顕在のようだ。我が日本はこのような洗脳エリートではなく、逆に一刻も早く国民を洗脳から解放し、ちゃんと自立して自分で考える人間に育てていかなければならないだろう。
〔何でマトモな放送を流したの?〕
ところで、なんでNHKを初めマスコミはロシアについてはまともな放送をしているのだろうか?中国や韓国による“検閲”を受けていないということもあるのだろうが、あくまで個人的な解釈だが、恐らくロシアの軍国化を気にしてるのは日本(&欧米)だけではないのだろう(例えばお隣の中国とか朝鮮とか)。むしろ、何十倍も軍備増強をしている中国の方がロシアより遥かに危険だと思うのだが、一切報道されないから不思議だ。日本もロシアとの関係改善(?)に乗り出してるようだが(米国の衰退に伴って)、そうなると一番困るのは意外と中国や朝鮮かもしれない。
それともう一つ私が思うのは、NHK(は特にそうだが)や民放含めマスコミは視聴者の声を無視できなくなってきたのではないだろうか?というか本来はそれが普通なのだが、正確には‘国民をもう欺けなくなってきてる’というのを感じる。昔のように国民(日本人)を誘導するのがもう限界なのだろう。せいぜい、まともな人間を「ネット右翼」というのが関の山だ(ただし、これすらもう使えなくなってるが)。
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今日のNHKスペシャル「プーチンの子どもたち」はまあまあの出来だった(昨日の「離反か 従属か ~グルジアの苦悩~」に比べると何処か手抜きな気もするが…)。久しぶりにNHKも比較的まともな番組を作るものだと思った(こういう番組を作る為にも受信料ではなく加入制にすべきだ)。さて番組の内容だが、要約すると再びロシアは軍事大国ソ連の復活を望んでるらしい。強いロシアを目指して軍事予算を8倍以上にも引きげたそうで、兵士の給料も何と2倍にしたそうだ。
〔なぜ再びソ連の復活を?〕
皆さんご存知の通り90年代初めにソビエト連邦が崩壊して久しい。その時、ソ連の崩壊と同時に次々にロシアの周辺諸国が独立した。そして、そのままヨーロッパへと加盟することになるのだが、これはそのままNATOとEUへの加盟に繋がる。この時、完全に独立できなかった国もある。それがグルジアやウクライナを初めとした国々だ(未だにオセチア自治州やチェチェン共和国のようにロシアに組み込まれたままの国も多数存在する)。さて、民族主義や国家主義(ナショナリズム)が高まってくると、中国やロシア(及び南アフリカや中東)は周辺国が独立すると困るので、非常に警戒しているわけだ。そこで軍備を増強し有無を言わせぬ態度を取りたい…、というのが今回の話だ。また、他にも国民の間でもかつてのソ連を懐かしむ声もある。
〔洗脳エリートを育てるロシア〕
最近、「洗脳エリート」なるものがあるらしい。日本のマスゴミや圧力団体などとは比べるまでもない超エリート集団だ。軍におけるいわゆる高級将校(左官以上)と呼ばれる兵士達で、じきに艦長や隊長などの大部隊を率いる「大佐」や「将軍」になる卵だ。何でも「CASCADE」と呼ばれる軍事組織(特別訓練校?)で養成されてるらしい。8歳から17歳までの男女が入学し、倍率は軍事学校でありながら何と8倍以上!1ヶ月1万の格安の授業料に食事付きで、子供達のお母様にも大人気だとか。校長はかつてのロシア帝国のコサック兵を先祖に持つ陸軍大佐らしい。プーチン率いるロシアはロシア正教とコサック兵を軍のシンボルにするそうだ。
〔洗脳エリートの弱点〕(重要)
このブログで一番言いたいことなのだが、じつは洗脳エリートにも“欠点”がある。それは、優秀すぎるとその洗脳行為自体に疑念を抱くようになるということと、逆に洗脳がうまくいったとしても“自分で判断し考えるという人間として一番重要な機関”が機能しないというものだ。軍人なら仕方がないかもしれないが、言われるがままに命令に従うだけの兵士など、集団としての意識しか持ち合わせておらず果たして士官として役に立つのだろうか?
そもそも個としての人間が集団としての愛国心や望郷の念といったものを抱くのは自然に湧き上がるからだ(日本の場合、逆に工作員と売国奴の“検閲”によって抱かないように工作されているが)。NHKでも少し取り上げられていたが、二人の少年のうち優秀な方(?)の1人が、買ってもらったパソコンのネットでロシア兵の実情を知って愕然とした様が放送されていた(優秀そうなだけにその後の人生が心配だ…)。日本の教育でも学校・家庭・職場で弱体化させられた子供が、酷い現実に投げ出され絶望する者が急増している。このように、洗脳されてた兵士がもし愛国心に陰りがみえるようなことが起きたらどうなるだろう?
これらに対しどうやらロシアは「落ちこぼれ」とすることで対処(排除)してるようだが、果たしてそのような歪んだ愛国心がうまく機能するのだろうか…。日本は教育や政治に疑問を抱いた多くの子供が自殺や殺人、引きこもりやニートに追い詰められてる。ロシア正教にしても、この前のNHKスペシャル「失われし人々の祈り ~膨張するロシア正教~」で取り上げられていたロシア軍との結びつき同様、どうも旧ソ連の洗脳政策は今だロシアで顕在のようだ。我が日本はこのような洗脳エリートではなく、逆に一刻も早く国民を洗脳から解放し、ちゃんと自立して自分で考える人間に育てていかなければならないだろう。
〔何でマトモな放送を流したの?〕
ところで、なんでNHKを初めマスコミはロシアについてはまともな放送をしているのだろうか?中国や韓国による“検閲”を受けていないということもあるのだろうが、あくまで個人的な解釈だが、恐らくロシアの軍国化を気にしてるのは日本(&欧米)だけではないのだろう(例えばお隣の中国とか朝鮮とか)。むしろ、何十倍も軍備増強をしている中国の方がロシアより遥かに危険だと思うのだが、一切報道されないから不思議だ。日本もロシアとの関係改善(?)に乗り出してるようだが(米国の衰退に伴って)、そうなると一番困るのは意外と中国や朝鮮かもしれない。
それともう一つ私が思うのは、NHK(は特にそうだが)や民放含めマスコミは視聴者の声を無視できなくなってきたのではないだろうか?というか本来はそれが普通なのだが、正確には‘国民をもう欺けなくなってきてる’というのを感じる。昔のように国民(日本人)を誘導するのがもう限界なのだろう。せいぜい、まともな人間を「ネット右翼」というのが関の山だ(ただし、これすらもう使えなくなってるが)。
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何だかんだいって白人はやはり美しい…(笑+苦笑)
しかし、裕福な層はやはり身なりも良いですか。
貧困層が逆に太ってるのはストレスが原因かもしれません。
ドイツかアメリカだったかの有名大学の調査(レポート)で確かそういう記述があったような…。
>時間
ろくな仕事に就けなかった社会人です…(泣)
経済学者(?)を目指されてらっしゃるようで、恩義(Oblige347)さんはこんな人間にならないよう、ホワイトカラー目指して頑張られて下さい。
その…、賃金と時間が段違いですので…。
>ロシアの自尊心
アメリカの自尊心は仰るとおり「世界のリーダー」という自負からだと思います。
傲慢ですがある種の余裕や誇りともとれますので、“それがなくなった”これからがすごく不安です私は。
ロシアは…;
>中国とロシアは昔から犬猿の仲なんで、お互いを争わせながら漁夫の利を得ることが先決でしょう
私も同じこと考えてました(笑)
これが一番日本もアメリカもヨーロッパも助かる。
ただ、困ったことに一番それを理解してるのが中国とロシアで互いに同盟を結んでしまいました。
長年争っていた領土問題すら、中国に譲歩してしまったので、今後G20や上海協力機構(軍事・経済・エネルギー同盟)を含めてますます関係を深めていくと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E3%82%BD%E5%9B%BD%E5%A2%83%E7%B4%9B%E4%BA%89(中ソ領土問題)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E6%A7%8B(上海協力機構)
最近、経済系のブログも作ろうかなと模索してる昨今です(といってもメモ帳代わりですが…)。
何か情報提供できるといいですね。
確かに…、とくにマリア・シャラポラなんか見ていても20歳でここまで劣化が来るかと思うとぞっとします。 んでも、西欧や米国に引っ越してきてある程度所得に余裕ができたロシア人は年取ってもあまり太らないっていう例もでてきましたが。 んでも、ロシア国産のロシア人は…、いうにおよばず!
>時間がないのが悲しい限りです。
やはり社会人だけありますね。 こっちは修士課程の学生で課題は学部よりも多くなってちょっとてんてこ舞いになることもありますが、基本的に社会人ほどではありませんね。 そんでもって、最近はネットが唯一の日本語に触れる機会なもんで、そういう意味で時間を割くことが多いですね。
ちなみに、ロシア人の自尊心の高さは異常。 特に若い世代。 教育によるものも大きいと思いますが、どうも自分たちの劣等感がどこかに潜んでいるようですね。 アメリカなんかは、自尊心は高いけれど、それは自分たちが世界のリーダーであるという虚栄心から来ていますから、面の皮が厚くても、かなりフェアネス(公平性)についての価値観は良いですね。 ロシア人はフェアプレーがド下手だから困る。
今の日本国内の経済情勢だったら、日本も戦争や内乱というオプションを使って人口減らしや余剰資本の能動的消化を行う可能性もありますね。 ただ、あの3大国が日本に攻め込むメリットは無いですね。 んでも、アメリカにとって日本の同盟国としての価値も冷戦が終わってからだいぶ薄れてきましたし、第七艦隊が果たして日本の防衛に真面目に努めるであろうか…? やはり、中国とロシアともなんらかの形で和平を進めていくしかありませんね。 ただ、中国とロシアは昔から犬猿の仲なんで、お互いを争わせながら漁夫の利を得ることが先決でしょう。
楽しんで頂けて何よりです。なるべく質の良い、ホットな記事を提供できるよう心掛けてるんですが(というか時間がないのでそうせざるを得ないのが本音ですが…;)、時間がないのが悲しい限りです。
>ロシア
私も詳しいわけではありませんが、国土面積が他の国に比べケタ違いですので…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%9D%A2%E7%A9%8D%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88
あの‘アメリカの2倍’の面積もあります。
中国と同じ他民族国家なので、中東や中国同様自尊心が強くないとやっていけないのでしょう(ここに大国の弱点があると私は睨んでますが)。
>現在も大統領をロマノフ王朝皇帝に見立てているようなものです。
なるほど、興味深いですね。
そういえば、プーチンが皇帝の子孫という噂もあります。
>ロシアは美人が多い
白人でしかもスラブ系民族なので確かに美人は多いですね(笑)
歳による劣化が激しいのが玉に傷ですが…;
>中国とロシアが日本に攻撃してくることはありませんね
>アメリカ合衆国とが三つ巴になるでしょう
それがそうともいえないのが不可解なところです…。
中国もロシアもアメリカも政治屋の本心では戦争したくないと思います(軍事産業と一部軍人と国民は除いて)。
だから、‘大国同士は戦争をしない’。
当然、日本やドイツも大国並みの経済力と技術力があるんですが、それを恐れて既に武装蜂起させました。
アメリカ&ロシア&中国の上層部で話しがついていれば、小国はいくらでも侵攻できますし、あとは大国が茶番を演じるだけで済みます。
小生自身はロシアっていう国は好きになれません。 もっともロシア美女は好物やけんどねw。 むろん、ロマノフ王朝からずっと農奴制に頼っていた国ですし、現在も大統領をロマノフ王朝皇帝に見立てているようなものです。 国民はインテリぶっているようでかなり頭が固く面の皮が厚いのが多いですね。 それでいて、異常に愛国的なところとか。 んでもそれも自国が後進国だという劣等感からやけに自分が西洋の一員であることを自負して、東洋文明を見下す態度が癪に障りますね。 あとやはり民度が低いのか、悪態をついたときの性悪さは朝鮮人の2、3倍は酷いですね。 んまぁ人懐こさがあって、ロシア美女の性格は熱し易く冷め易いんですよね。 だから、割りにロシア美女の体目当てならば白人の中では結構近づきやすいかも…。
今までロシア人の野郎どもと交流して解ったことは、かなり自尊心が高いけれど、自分の落ち度とか省みない癖がありますね。 だから砂上の楼閣ともいえますね。 だから、たぶん国政運営なんかも砂上の楼閣なんだろうなぁ…、態度だけはでかいけれど、変な欠陥に気づかないところ…。
歴史からみても解りますが、ロシア人並に横柄な支那人なんかは、実利主義が理解できていて強かですから、もっと慎重ですね。 支那人の方が、割りに浅い付き合いだったら付き合いやすいですね。 逆に、ロシア人や朝鮮人は深い間柄になればなるほど、貴重な間柄にはなれますがね。 その点、支那人との付き合いは深入りしてはいけませんね。 んまぁ、人種や文明ってのは使い様で、その時折、付き合いとかで使い分けてくってことを、国際交流や海外留学生活において学びました。
最後に、軍事的脅威ですが、中国とロシアが日本に攻撃してくることはありませんね。 もし仮にどちらかが攻撃したとしたら、そのどちらかかアメリカ合衆国とが三つ巴になるでしょう。 日本にとっての敵は日本ですね。 日本の内政と経済状況、そして世界における外交的立場とか自分で序所に首を絞めていますね。 もし日本になにかあるとしたら、それは『内乱』が想定されますね。 んじゃおやすみ★