せっせと生活、ときどき読書

森保監督の胸が熱くなったエピソード

11月19日付けの朝日新聞で

「心の病 アスリートは」と題して

16年にわたり広島サンフィレッチェでプレーした

森崎浩司さんのインタビューが取り上げられていました。

入団5年目からうつ症状が出て、

それが退団するまで繰り返されたとか。

原因は完璧主義な性格だった、とご本人は

分析していらっしゃいますが

相当苦しかったそうです。

そのつらい時期を乗り越えられた要因は

周囲(家族、職場)の理解、

とりわけ森保監督(2012年から)のサポートだった

と振り返って。

「監督の交代で練習内容などの環境が変わるという

不安ばかりのとき

理解してもらえるかわからなかったけれど、

森保さんに病気を打ち明けると

『浩司のやりたいようにやってくれたらいいから』

『何かあればいつでも言って。

24時間、扉は開いているから』と声をかけてくれた」

そして

「自分が何に苦しんでいるのかをうまく説明できなかった時に

『精神科の主治医に会ってくれませんか』

とお願いしたら

快く病院に足を運んでもくれた」

数か月休んでから復帰するときなど、

ランニングの場で仲間と顔を会せるのがつらく感じる森崎さんは

勇気を振り絞って森保さんに「一緒に走ってもらえませんか」

と電話をしたそうです。

こうしてチームの全体練習に参加できるようになった森崎さんにとって

練習のあとに芝生に座って監督と喋る小一時間は

不安が消えていく貴重な時間だったといいます。

あるとき監督に

「いつもしんどいんです」

と伝えたら

「しんどいと思っている自分も好きになってみたら」と

ポロッと言ってくれた。

「『そんな自分が好き』と発することで少しずつ

気持ちが楽になっていきました。

僕にとっては、今も大事な魔法のような言葉です」

今、森崎さんは回復されて仕事もできているということ。

人間だれでも弱くなることがある。

そんな時に寄り添う姿勢を大事にする

森保監督がすてきだなぁと思った、胸アツな記事でした。

読んでくださってありがとうございます。

サッカーにあんまり興味がなかったので

ワールドカップも見るつもりがなかったんですけど、

アメトーク特番でちょっと興味を惹かれ

その後、この記事が目に留まって

「こういう監督なら、試合見てみたい」と思いました。

がんばれ!ニッポン!!

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