冷え込みますねー。
本草的にいうと
いよいよ葛根湯の季節。
日本人には馴染み深い漢方で
T社のもK社のも一番がついている。
落語のマクラに「葛根湯医者」というのがあって
来る病人、来る病人、誰にでも葛根湯を処方する医者が出てくるらしい。
最後、付き添いにまで葛根湯をすすめるのがオチ。
落語好きの長女も知らないと言ってたから
最近は流行らないネタなのかも。
ということで
昨日の晩御飯は使い差しの葛粉で鶏団子の餡かけにしました。(実際には餡をたっぷりかけました)


風邪予防になったかな。
✴️食材覚え書き
クズ
マメ科。
生薬名は葛根(かっこん)。
夏から秋にかけて肥大した根を掘り起こし、
適当な大きさに刻んで天日で乾燥する。
デンプンのほかにイソフラボン誘導体の
ダイゼイン、プエラリンが含まれる。
花はゆでて水に晒して食すと、肝機能を促す作用がある。
薬膳では発汗作用で邪気を駆逐する「解表類(げひょうるい)」
に分類される。
薬効:解熱、鎮痛、止渇、止瀉(ししゃ:下痢止めのこと)