怒りおばさん事件簿①

もっと早くにブログを始めていたら、今日の事件は
事件簿⑤位にはなっていたのになぁ。

「怒りおばさん」というのは、私がよく通勤途上で
遭遇するおばさんのあだ名。
いっつも怒っているので、私が勝手にそう呼んでいる。
「怒りおばさん」は、怒ったらだまっちゃいない。
怒鳴り散らしながら、怒りをぶつける。

「あなたねぇ、化粧は家でするものよ。
みっともないから、やめなさいよ！」

「ちょっと、音が外に漏れてるわよ！
うるさくて仕方ないわ！」

「電車の中では大きな声でしゃべったら迷惑でしょ。
静かにして！」

実は私も一度注意された。
自転車に乗って踏み切りをわたろうとした時、呼び止められた。
「ちょっと！これ読んで！
自転車は降りて渡って書いてあるでしょ！
危ないったらありゃしない。」
一瞬面食らったが、素直に謝り、自転車を降りた。

そして本日。
電車の中で、何やら怒鳴り声がしたかと思うと
「不愉快だわ！」と言ってドアの方へ行く方が。
あら？怒りおばさんだわ。久しぶり♪
でも、もう終わっちゃったんだ。つまんないの。

いえいえ、決して終わってはおりませんでした。
駅に着いて改札まで行く間、注意した女性と
言い争っています。
おばさん「カチカチ、カチカチってうるさいのよ！」
女性「うるさいって、これはメールを打つ音だから仕方ないの！」
おばさん「迷惑なのよ！」
女性「この知恵遅れのおばさん！」

そこへ今日はまたピントのちょいずれた女子高校生が
「まぁまぁまぁ、そんな大きな声を出したら
みなさん、ご迷惑ですからぁ～」
おっ！新たなキャラクター登場で三つ巴か！
と思いきや、二人は高校生には目もくれず、
言い争いながら、改札口へ。
そして我先にと駅員さんに
「もぉ、この人カチカチってうるさいんですよぉ」
「私はちゃんとマナーモードにしてメールを打ってた
だけなのに、怒ってきたんですよ」
駅員さんの顔ったら・・・

怒りおばさん、私は好きだ。
言っていることは、いたってまともだと思う。
ヒステリッックに叫ぶという不器用な注意の仕方で
損しているけれど。
今の世の中で、とっても貴重な存在だ。

画像は怒りおばさんを癒してあげたいってことで。