MACネットシステム奮戦記

連合会長と事務局長による
安心で安全な街を目指すシステムのあれこれ日記

暴風警報発令

2006年05月18日 | Weblog
 事務局に問い合わせが来始める。
やはりというべきか… システムをよく理解できていない、あるいは、
実際に日頃、携帯電話を使っていない先生方など、使おうとして発生する
疑問点などが出始めた感がある。
 地道な説明しか方法が無い。
何より、このシステムの運用は極めて特殊だ。
PTA連合会が運用。費用は松山市。(今のところ)
学校の現場で先生方のイメージは、よくある「PTAがまたやってる…」
みたいな感があるかもしれない。
 不審者情報は一旦、各校の配信管理者に送信される。
管理者は、その都度、その情報を自分の学校の保護者に配信するか
どうかを判断(事案発生地の距離的なものなど)し、送信… となる。
つまり、配信管理者がPTAの役員さんの場合もあるだろうし、学校の
先生が配信管理者になっている場合もある。それぞれの「指揮官」である
PTA会長なり校長先生なりがどのくらい前向きに、このシステムの運用に
取り組んでいるかで、その学校の状況が変わるのである。
 PTA連合会としても、使用に関しては「強制」ではない。
教育委員会の学校教育課からも、特にこのシステムに対して「通達」が
出ている訳でもない。が、しかし、文部科学省から各都道府県知事、
各都道府県・指定都市教育委員会教育長へ登下校時における幼児児童生徒の
安全確保についての通達は出ている。
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4.不審者等に関する情報の共有
 日頃から、不審者の出没に関する情報等について、警察と連携をとり
ながら、学校と保護者、地域の関係団体等との間で、情報を迅速かつ確実
に共有するための取組を進めていくこと。
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つまり、本当はどの状況においても、前向きに取り組まなくてなならない!
はずなのである。
 PTA側と学校側がうまく連携をとれているところは良いにしても、その
状況は様々。ひと口に説明できるほど単純ではないのが、各校の「現場」だ。
多くの学校で、そろそろ議論され始めているに違いない!
問い合わせが来始めている状況は、まさに嵐が吹く前の「警報」発令のような
ものだ。                       (つづく)

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