MACネットシステム奮戦記

連合会長と事務局長による
安心で安全な街を目指すシステムのあれこれ日記

呼びかけ

2005年09月10日 | Weblog
 松山市には91校の国公立小中学校がある。
その各学校のPTA(単位PTAと呼ぶ)会長と副会長に連絡をするため、
既存のメール連絡システム(高松の業者が開発したもの)を契約し、
各単位PTA会長に呼びかけて登録をしてもらった。
これで、各学校のPTA会長には、不審者情報を配信する事は可能になった。
このシステムでは、配信するメンバーの数によって使用料金が発生する。
各校の会長さんなどに配信するまでは、なんとか連合会で経費を負担する事が
できるが、その先の、市内小中学校の保護者まで配信しようとすると、
とてつもない高額の料金が発生する。(年間1千万円以上になる)
ちなみに、松山市の小中学校の児童生徒数は約43,000名で世帯数では
約35,000世帯。

各校に配信した不審者情報を、さらに各校の保護者に配信するには
どうすればいいのか?

------- 各単位PTAの手にゆだねるしかない。---------

 PTA連合会には、その各学校のPTA会長と副会長の連絡会議である
「会長・副会長会」が存在する。平成17年の1学期の会議の場でも
各校の会長さんに既存のメール配信システムを紹介して、情報提供を
してきた。
 1,000人未満のメンバーに配信するのであれば、安いシステムも
存在する。どのくらいの学校で導入されて、どのくらいの保護者に
伝える事ができるか。
この活動が「絵に描いた餅」にならぬことを祈るばかりだ。
                          (つづく)