マック マッハワン

  ネコと暮らすマック野郎のデジカメ、オーディオ、音楽などの趣味ブログ

Logicool UE 9000

2013年07月12日 | ヘッドホン



Logicool UE 9000

UE初のヘッドホン、高級感のある外観、
そしてブルーのアクセントとUEのロゴにやられました。

有線、アクティブノイズキャンセリング、Bluetooth
三通りの使い方、音を楽しめそうなので購入しました。
特に Bluetooth(apt-X) には期待していました。


自身初のノイキャン&Bluetoothでもあります。完全家用。








UE9000 is Splendid

素性を確かめたかったので箱出し直ぐに有線で繋ぎパッシブで聴き始めました。
かなり残念な音だったので、NCの動作確認とBluetoothのペアリングを済ませ一晩放置。
エイジング15時間の印象になります。有線(パッシブ)

鳴らしにくいと思ったので GRACE m902 の音量は「80」
良いと感じる音は音量に比例しているように感じたので、いつもより余計に回しております。
手持ちのヘッドホンを「80」で聴くことはまずありません。

ドンシャリです。これぞドンシャリ、見事。
最近のドンシャリは “ドン” が強調されている機種が多い印象でしたが
UE 9000 の “シャリ” は鋭く刺激的です。





低域、中低域が支配的です。低域は膨らみもしませんがビシッとした制動力もありません。
中低域の量感も豊かなので、低域と相まって下の存在感は厚みを感じさせます。
中域は普通。ボーカルも埋もれたり遠くなったりすることもなくしっかり出ています。
高域はエッジを感じるほど鋭く刺激的です。伸びはそこそこですが明るくて鮮やか。
煌びやかな高音は本機の見せ場だと思います。音場は広めです。

有線状態で電源を入れるとノイズキャンセリングと内蔵アンプが動作します。
音量が10dB近く上がりますので、ボリュームを絞ります。
ドンシャリ “ドン” のタガが外れ低音重視(過多)の音に変わります。超ドンシャリ。
なんちゃらベース、そんな安っぽい言葉が浮かんできます。
「ブースター作動」「加工始め」と喚呼応答の声が聞こえてきそうです。

パッシブ時と比べると躍動的で軽々と鳴らしている印象です。
iPhone、iPod なら断然こっちですし、そう考えると加工始めは納得出来ます。

多分時間が経てば耳が慣れより良い印象に変わると思います。
暑い時季に暑苦しい低音と厚化粧サウンドはちょっとしんどい。





重い。このボトムヘビーな重さをどう感じるかによって評価が分かれそうです。
無理、苦手、きつい と早々に諦めてしまう人もいると思います。
製品仕様には、ケーブルを含む本体重量 361g とあります。
実際に量ってみると、ケーブルを含まず 363g でした。大差なし。

パッシブ小音量時の重苦しい音に物理的な重さ
普通に聴きたいだけなのに、この音を強いられてまで聴きたいか? と自問。

ちょっと前に買った KOSS UR/40 が軽くて凄く良い音だったので複雑な心境。
好き、良いと感じる音がたくさんあって楽しいですね。ヘッドホンは。








とてもナチュラル。
詰め物満載の重さのせいもあってかオフでも遮音性はいいです。
アクティブノイズキャンセリングの効きはソフトで自然です。
無音時に装着してやっと “なるほど” 効いてる効いてるって感じです。
うっすらとホワイトノイズも乗ります。
電源オンは等しくノイズキャンセリングと内蔵アンプが働きますので
再生開始後に装着すると効果が分かりづらい。
また、有線時のオン/オフ(ノイズキャンセリング)も内蔵アンプのせいで
音量に気を取られるので判断出来ません。

オンで聴くのが本機の魅力、真骨頂。
つまり、電気を使ってなんぼ。





右ハウジング上部にある電源スイッチ。
スライド式で手前から、オフ/オン/Bluetooth になります。
Bluetooth はペアリング用で長押しでペアリングモードになります。

親指の腹では滑り止めや突起がないため押しづらく、
カチッとした手応えもないので操作性は悪い。

ペアリング用スイッチは左ハウジングの同位置に設け、
ダルでふにゃっとした電源スイッチは改めて欲しい。
このフィーリングを気持ち良いと思う人は誰一人いない。

有線で装着している場合、
アクティブノイズキャンセリングのオン/オフは手探りになるのでお願いします。








apt-X
なんたってハイフンエックスですもん、
文字から受ける印象は凄そう、高音質ってなりますが、圧縮フォーマットです。

圧縮が念頭にあったので出音に対し派手な音でごまかしやがったと。
ですので評価は、所詮、所詮圧縮フォーマットとなります。

ウーハー族 in 大黒ふ頭って感じです。強調感たっぷりの低音がえげつない。

e☆イヤホン スタッフレビューにあったシュウちゃんの
「自分が想像していたUEイヤホンの様な音で鳴るのかなと思いきや、
聴いてみるとMONSTERのbeats OEに近い印象をもちました。」を思い出しました。
なるほど、そんな感じです。



apt-X については、Web Memo.SE が、
Mac で apt-X を有効にするには、Phile-web が大変参考になりました。





現行モデルの iMac 21.5インチ 2.9GHz (Late 2012) ならデフォルトで
apt-X に対応しているだろうと思っていましたがダメでした。
Phile-web を参考にターミナルでコマンドの実行後「有効」になりました。





2011年以降のモデルなら… 何のなんの2008年1月8日発売の
Mac Pro (Early 2008) でも apt-X OKでした。
古い機種なので “ヨッシャー” ってなりました。

音飛び、途切れ発生します。15分間で20回以上。
今日は調子が良さそうと思って聴いていると連発したりで不安定極まりない。
音質以前の問題。








充電端子は、micro USB。付属のアダプタには、5.15V 1A と表示あり。

3.5時間充電 10時間再生





ケーブルは右出しになります。
ミニプラグのジャックは少し奥まっている。
差し込み口の径は5.5mm、ストローク量は3mm

オヤイデ電気のULTRASONE用ケーブル HPC-62(HPC-35) で刺さるか刺さらないか。
ジャックまわり、ブルーライン側のプラスチックが肉薄なので怖くて試していません。







プラッシュ素材のメモリフォームチップ?
いったい何を言ってんねん。もっと解りやすく表現できんか。

ヘッドバンド内側中央のクッション部は、
黒色の柔らかい低反発ゴムを採用し、金属製の固定具で固定されています。
固定具で髪の毛を挟む場合があります。そう理解しました。

もっと簡単に言うと、やらこいゴムです。

デザイン重視で上質感はありますが、機能的には優れておりません。





計画的に購入していますので、ずっと手元に置いておきます。
良いヘッドホンが加わり楽しいiTunesライフが送れそうです。
大切に使い続けます。





ロジクール オーバーヘッド型ワイヤレスヘッドフォン UE9000
クリエーター情報なし
ロジクール





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« iTunes ライブラリ レポート ... | トップ | ジャケ写職人のアートワーク... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヘッドホン」カテゴリの最新記事