こないだちょろっと書きましたが、先週は妻子がいなかったのと、こつこつ買いためてきたパーツがいよいよ揃ったので、フロントフォーク交換を行いました。
いや、正確に言うと、行おうとしました(汗)という感じでしょうか・・・(^^;)
~最初に言っておきます。この作業は自分でする事はおすすめしません。多少工賃はかかりますが、お店でやって貰う事を推奨します。自転車が壊れるかもしれませんので。~
まずは、今回手に入れたこのパーツ、なんとカーボンフォークです!!
以前も書いた'06 Carlton用のフロントフォークですが、アホな私は物欲に負けて買ってしまいました
そして、これはロード用のフォークなので、Vブレーキが付きません。
なので、ロード用のブレーキも購入!シマノ105です。
何故105かって?・・・それは、「黒」だからです(笑)
そんな訳で、意気揚々と作業開始です!
・・・ところが、最初から大変でした
まずはハンドルとコラムスペーサーを外して、フロントフォークを抜くという所ですが、これがなかなか抜けない!!
なるべく自転車を傷つけたくなかったので、なんとか手の力で外そうとしましたが、無理でした。
しょうがないから、ハンマーでガンガンと叩きました。
本当はゴムハンマーやプラスチックハンマーのようなもので叩くと部品を傷つけなくてすむのですが、家には金槌しかありませんでした。
しょうがないから、ダンボールと梱包用のプチプチを重ねて、その上からガンガンと叩きました。
しかし、ちょっとやそっとの力では外れません。最後は泣きそうになりながら、「すまん!」と、思いっきり叩いたところ、スコンと外れました。
外した状態で、ヘッドチューブ周りを掃除しました。なかなかきれいに出来ないところなので・・・。
それから、今までお世話になった純正のフォークも拭き拭き。ブレーキパッドのゴミがついて黒くなっています。
新しいフォークと比べてみます。
黒いほうが、新しいカーボンフォークです。どちらもラレーのロゴが付いています。
カーボンの方が前から見ると細いですが、横から見ると太いです。それから、持ってみると、明らかに純正のフォーク(ハイテンスチール製)の方が重いです。もう、めっちゃ重いです
そこで、重量を比べてみました。
スチールフォーク(1177g)に比べて、カーボン(アルミ+カーボン)フォークの重さ(552g)は半分に近い軽さである事が分かりました。こいつはすげ~!です。
早速取り替えたいところでしたが、ここで大きな関門が残っていました。
もともとのフォークに付いている下玉押しを外さなければいけないのです
下玉押しというのは、上の図の如くフォークにくっついていて、これが結構ぴったりしていて、なかなか外れないのです。本当は専用工具を使わなきゃいけないところですが、家には専用工具がないので、マイナスドライバーを使って、コツコツと、少しずつ色んな角度から外していきました。
これは、実にストレスのたまる作業でした
次に、外した下玉押しを、新しいフォークに取り付けなければなりません。
これも・・・泣きたくなるほど大変でした
本来なら専用工具を使って押し込む必要があるのですが、当然の事ながらそんなものはないのでして・・・(汗)
まずは、マイナスドライバーを使って、こつこつと打ち込んでいきました。しかし、この方法では、きちんとまっすぎに打ち込めない上に、新しいフォークに傷が付きます(涙)
そこで、ホームセンターに行って、パイプを買ってきて、これを使って圧入する事にしました。
ちょうどいい太さ、長さのパイプがなかったので、2種類のパイプを買ってきて、ゴムパーツでつなぎました。
そして・・・やはりガンガンと叩く訳です(涙)
本当はこの作業は自分でやってはいけません。専用工具を使うのが正しいと思われます。
または、こちらのHPのようにやるのもスマートで良いかもしれません。
私は、時間がなかったのと、スターファングルナットがなかったため、しょうがないからハンマーでガンガン叩きました。
・・・これがまた、パーツを壊しそうで実にストレスフルな作業でした
しかし、何とか圧入は完了しました。
早速、自転車に付けてみましたが、なかなかかっこいいです。
105のブレーキも付けてみました。いいね!!・・・背景が、職場のような感じに見える方もいらっしゃるかもしれませんが、気にしない方向でお願いします(苦笑)
しかし・・・ここである大事なものがない事に気付きました。
それは、スターファングルナットです。これで、ヘッドのトップパーツをくっつけ、ネジで締める事によってヘッドパーツを上下で挟み込むようにする訳です。
しかし、これにも専用工具が必要との事です(涙)。しかも、一度入れたら取り出せないという・・・(ぶるぶる)
もはや自分としては、またしてもそんな恐ろしいものに手を出す勇気はありませんでした。
そこで、近くの自転車屋さんに行ったところ、こんなものがありました。これは、プレッシャープラグと言って主にカーボンフォーク用のもので、このパーツをフォークの中に入れネジで固定する事によって、スターファングルナットの代わりになるという事です。
カーボンフォークだと、スターファングルナットみたいな野蛮なものをガンガン叩いて入れたりすると割れる事があるようです。やっぱりね~、僕もこんなやり方、野蛮だと思ったんだよ(笑)
オーバーサイズのコラムであれば大丈夫との事。
早速購入し、家で取り付けてみました。
・・・しかし、何故かプレッシャープラグがきちっとはまらず、落ちてしまいます。何度やってもダメです。
よくよく調べてみると、このFSAのモデルは、フォークのコラムの内径が21mmのものに対応しているとの事です。
自分のやつは、内径を計ってみると25mmでした。
・・・サイズが違うじゃん!!(涙)
・・・
という事で、現在サイズの合うプレッシャープラグを探しているところです。もうめぼしは付いています。
これです。
そんな訳で、プレッシャープラグが手に入るまでは、我がRadford-Sは動きません(涙)
本当は、妻が帰ってくるまでに交換終了したかったのですが、間に合いませんでした。
今回は、なんだかすごくストレスの多い作業が続きました。もっと時間があればよかったのですが、妻が帰ってくるまでに全部やってしまおうという気持ち、それから週末に仙台のこの自転車を買ったお店に行く予定だったので、その時までにやってしまおうという焦りの気持ちがストレスを助長していたようです。
もっとゆっくりと時間をかけてやれば良かったと、反省しています。
・・・あともう一つ問題があるのですが、秘密です(笑)
後々答えを出す事にしましょう。分かる人はすでに分かるかもしれませんけど(笑)
見てみて下さい♪
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結構大変だっただろうと思います。
ヘッドは本当に難しいところですね。
アヘッドの場合、スターファングルナットでフォークのベアリングの引き上げをするので、引っぱり過ぎるとハンドルが重くなったり、緩すぎるとヘッドのベアリングに遊びが出来て故障の原因となります。
ご注意下さい。
下玉を外す時はカッターの刃を使いますね。
ただ、アルミの下玉押しの場合は使い捨てになりますのでご注意下さい。
あとはBL-R770だけですね。
あっ、あとプラスチックハンマーが無い時は蒲鉾板をお勧めします。
↑こちらの方がないかもですね・・・(汗)
交換作業は結構どきどきしました(汗)
なんとか上手く行って良かったです。
カッターの刃を使うんですね!なるほど~!
BR-R770ですね(笑)
clck329さんからDeoreXTをいただいたので、そっちを使ってみようかとも思っているんですが、やはりレバーはちゃんとロード用のものにしておいた方が良いですかね~?
プラスチックハンマー・・・結局買ってしまいました(笑)
蒲鉾板!そんな手もあるんですね!!
Vブレーキ用のレバーだとワイヤーの引き代が足りないと思います。
しっかり握っても必要なトルクがキャリパーに伝わらないという感じでしょうか。
組み付ける前にワイヤーだけ通して試してみる手はありますが、望み薄だと思います・・・
あと一つ、前後ともキャリパーにする場合こう言った商品もあります。
http://www.diacompe.co.jp/freepage_86_1.html
ダイヤコンペからピスト用の自転車に取り付ける為のブレーキセットです。
昔はプレートだけ売っていたのですが、今はどうなんでしょう・・・
プレートだけなら自作できそうですけど(笑)
なるほど~。
僕もまずはダメもとで試してみます(笑)
ダメだったら、R770をゲットします♪
もしかしたら弟のお下がりをもらえるかもしれません(シマノじゃないみたいですが)。
そっか、台座があれば、後ろにもキャリパーブレーキが付けられるんですね!
後だけVブレーキだと、何か弊害はありますか?後ろが効きすぎるとかですかね~?
>後だけVブレーキだと、何か弊害はありますか?後ろが効きすぎるとかですかね~?
たぶん?ですが握る力の入り具合が違うと思います。
キャリパーブレーキよりもVブレーキの方が軽い力で制動力が得られます。
二輪車の場合ブレーキを掛けると後輪の方がロックしやすくなりますので、より顕著に後輪がロックするのではないでしょうか。
少しすれば慣れると言う意見もありますけど・・・(汗)
ありがとうございます(^O^)
返事遅くなってしまってすいません(汗)
Vブレーキの方が効きやすいというイメージはあったのですが、実際にやってみて試してみようかと思います。
ブレーキの効き具合は多少調節できると思うので、Vブレーキの方は少し緩めにして、キャリパーブレーキの方は少しきつめにすると良いかもしれませんね♪