あっという間に現実に引き戻された今日。
普通に仕事してきた。当たり前だけど。
お祭りだったなんて、夢みたいな。
いまだに体の節々が痛い。
そりゃそうだ。
私たちは、この4日間で、計28回+α踊ってきたんだから。
でも、すごくいい会場ばかりで、ありがたいよ。
四番街一番街、すすきのに本郷通りに札幌駅南口(しかもテレビ生放送)大通りは2回も。
ただですね、一回踊っただけでヒーヒー言うくらい、体力がなかったので、厳しかったな~(笑)
4日間あるなかで、一番踊ったのは土曜日で、一日で16回演舞してきたこと。
そのうち大通りパレードを2回。つまり5回連続パレードを2ラウンドこなしたのです。
さらに新琴似でもパレード3回。
朝から夕方まで、常に移動と演舞の繰り返しで、ご飯を食べれたのは夕方5時すぎ。
全部踊れなくて、途中でリタイアする者続出。
以外と十代の子が休んでて、案外30代以上のメンバーが意地で踊ってました(笑)
もちろん、オレも意地で全部踊りきったさ。あーやってやったさ。
例え風邪を引いてようと、鼻水をたらしながらであろうと。
声がガラガラでも、叫んださ。力の限り。
さらにその夜、全国ヨサコイ交流会にも出たさ。すごいなーオレ。
人って案外、丈夫に出来てますね。
や、本当にすごかったパレード。
大通り北パレードの審査では、本当に皆が心一つになった。
今まで声をあまり出さなかった子だって、思いっきり叫んでた。
とにかくあのときのみんなの気合と勢いは、今までで一番すごかった。
金曜日のソーランナイトもしかり。
ソーランナイトというのは、去年ファイナル進出したチームだけが西八ステージで踊れるイベントのです。
04ファイナリストとして、正々堂々と踊ってきたさ。
最高の笑顔と声を出した。夢のようなステージだった。
きっと今年も、ファイナルへ行ける!絶対行きたい!!
そう信じてた。
しかし、残念ながら惜しくもブロック2位の結果でした。
ファイナルへは、1位しか行けないのです。
もしくは、2位だとしても携帯からの投票で1位にならなければ行けない。
ブロック2位、330チーム中、ベスト30には入ったものの。
惜しくも、今年、私たちはファイナルへいけませんでした。
悔しかった。みんな、結果を聞いたあと、泣いてた。
でもオレはぐっとこらえた。
や、ちょっとこぼれたけど。涙。
そして、結果を聞いた後に演舞した、最後の一番街三越前。
「このメンバーで踊るのは、これが最後だぞーーーーー!!」て叫んだ。
出番直前に、配列の先頭のマスが、オレのほうを見てうなづいた。
ますます思いが強まった。
そして、思いっきり踊った。
体がバラバラになるかと思うくらい。
頭ん中、どっかーーーーーん。
そして、皆とまた心一つになってるのを感じた。
初めて、踊りながら泣いた。
演舞中なのに、思いっきり踊りながら、観客がいるのに。
終わったあと、代表やお手伝いしてくれた元メンさんが笑顔で「お疲れ様」と、一人一人を迎えてくれた。
それでまた号泣。
結局、大泣きやん、オレ。
そうしてオレの05は終わりを告げた。
最後の集合場所に、ずっと応援してくれた友達が待っててくれた。
思わず抱きつき、また号泣。
役員一人一人の言葉、子供たちが泣きながら「悔しかったけど、楽しかった。やって良かった」という言葉に、また号泣。
や、泣き過ぎなのですよ結局。(笑)
そして打ち上げ。
当然ファイナルを予定してたので、打ち上げの予定も夜遅くとってあるわけで。
3時間くらい打ち上げまで時間が空いてしまった(笑)
だから、皆で焼き鳥やで飲んだ。ファイナルが始まってるステージは見ずに。
でも携帯で結果をチェックしながら飲んだ(笑)
やーーー悔しいね。ファイナルやってるのを横目に、酒を飲んで打ち上げまでの時間をつぶすなんて。
で、打ち上げでも飲みまくりまくりすてぃ。
朝方まで飲んで、帰りのタクシーでまた号泣しながら帰ったよ。
もっと仲間に優しくできたんじゃないか、もっと気を使ってあげれば良かった、とか。
自分が体壊したのは、本祭を甘く見てたんじゃないか、とか。
いろんな後悔があふれてきて、止まらなかった。
オレどんだけ泣いてんねん。バケツ一杯泣いたよ。しかも子供みたいにひきつけおこしてんの。
ヒックウイックって(笑)
悔し涙は、家で流そうって思ったのに。
無理でした。
あーーーでもほんと、ファイナルって難しいんだな。
やっぱり。
でも、絶対行きたい。
遠いからこそ、あのステージに上りたい。
もしかして、去年いけたからって甘く見てた部分があったのかも。
その甘さが体に出たのかも。
寝不足だし、風邪を引いてしまって、万全の体調で臨めなかったのは、本当に反省するばかりです。
だから、余計悔しい思いが強い。
さっぱりと楽しかった!とはいえない05だった。
でも、今年は、今までにないほど、沢山の応援をもらえた。
あちこちの会場に、友達が見に来てくれた。
見にこれない友達も、応援メールをくれた。
テレビを一生懸命に見て、探してくれた子もいた。
本当に、嬉しかった。超頑張れた。
ありがとう。本当にありがとう。
沢山、支えられた05のお祭りでした。
祭りが終わった翌日、チームの掲示板に、子供たちや新メンバーさんが書き込んでいた。
今まで書き込みしたことなかった子たちが、沢山の熱い思いを書いていた。
人見知りで、あまり自分の意思を表に出せなかった子も。
「悔しかったけど、本当に楽しかった。ありがとうございます。」
「このチームでよかった。ファイナル行くまでこのチームでやりたい!」など。
感動した。この子たちにとって、かけがえのない経験になったんだって。
そして、打ち上げで人に聞いた話を思い出した。
西八ステージを踊ってるとき、後ろから車椅子の子がオレたちの演舞を見ていたそうなんだ。
その子は、ずっと車椅子で座って、いろんなチームの演舞を見ていたんだけど、うちのチームの演舞が始まったとき。
「このチームだけは、立って見たい!」って言ったそうなんだ。
すごいことだよね。コレ。
そんな、演舞を出来たんだ私たち。感動してくれた観客がいたんだ。
それは、どんな賞よりも、最高の勲章だ。
審査の結果は悔しいけど、それ以上に、沢山の宝物が出来たんだなって思う。
ずっと頑張ってきたオレたちが得たもの。それを全て、体ぜんぶで表現したとき。
それを見て、感動してくれた人がいたんだ。
すごい、すっごい、嬉しい瞬間。
ヨサコイやってなかったら、こんな財産は得られなかった。
正直ちょっとだけ、後悔が残ることもあったけど。
もっと頑張れたんじゃないかとか。色々考えたけど。
今日、配列が近かった人からメールがきた。
「まちゃから沢山元気をもらえて凄く楽しかったよ。ありがとう。
ファイナル残れなかったのは残念だけど、そのおかげで来年も参加しようかと思ってる。
まちゃは人一倍頑張ったから凄く悔しかったと思うけど、前を向いて頑張って行こうぜ!!」
嬉しかった。一瞬だけ、お前に抱かれてもいい、と思うくらい(笑)
もう、なんだろ。
辛いことがあるからこそ、喜びがひとしおだし。
悔しいからこそ、やりぬいたときの感動があるし。
お客さんにもらえる拍手といったら、最高に気持ちイイし!
やーやっぱ、やめられない!!
オレにとって、本当にかけがえのないモノです、よさこい。
なんだか何を言いたいのか、今日の日記は長すぎてよくわからないかも。
長すぎる日記ですが、全部読んでくれたあなたにも、あなたにも、ありがとう、と言いたい。
まだまだ05は続きます。
来年のファイナルにつなげるためにも、また頑張っていきます。
だってオレたち、よさこい番長だからーーーー!!