日記 偶然

日記 偶然


偶然はないと、よく目にする。
また、実体験でも偶然はないなと思うようになった。

だから、最近は自分のなんとな〜くを尊重するように行動しようと決めている。
それでいても、それが優先できない時はしばらく思い出しては反省する。

大概は、人助けを躊躇してしまったこと。
どうしてあの時、声をかけて差し上げることを迷った挙句に、見過ごして立ち去ってしまったのか？

「手を貸しましょうか？」と声をかけられて、嫌な思いをする人は、それほどいないと肝に銘じなければならない。
あとあと、悶々とするのは私のほうなのだから。
断られたら、断られたで、私の中では気持ちよく立ち去ることが出来るのだし。

まあ、そんなことが先日あったものですから、今後の対策として宣言したい。

つまりは私は、徳を積めるチャンスをみすみす見逃したのであった。
そのチャンスに遭遇出来たのも、すでに偶然ではないのである。

ちょっとした日頃の行いから、ちょっとしたチャンスを与えて頂いたのに過ぎない。
あー、もったいない。


まあ、そんなこんなで、パズルを組み合わせていくような出来事が、本当に面白いなと。
あとから事の一連を辿って見えてくるストーリーが、この世に偶然はないと見えてくる、今日この頃であります。


それにしても、かれこれ2ヶ月くらい前に、偶然に(笑）、ほぼほぼ知人には遭遇しない場所で、昔の知人に出会った。
そのタイミングさえ、もはや偶然ではあり得ないのである。

まあ、なにがあるんだろうと、たまに思い出してはいるんだけど、今現在なーーんもない。
一体なんのご用があったのだろう？と考えてしまう。だって偶然はないのだから。

まあでも、そんなこともあるんだろう。
もしかしたら、相変わらずの馬鹿面の私を見て会話して、ほっこりしたのかもしれないし…。それならそれでまあいいや。喜んでもらえたなら、こんなに嬉しいことはない。その知人はちょっと疲れ気味だと話していたし。

偶然ってのは、深意、神意なのである。