日記 怒り
なにか…最近…あんまり怒らなくなって来たように感じております。
これは、三歩進んで二歩下がるような、そんな進捗具合でありました。
だから、つい先月もちょっとしたいざこざが発生しまして、それをことさら大ごとにしたい輩の術中にまんまとハマり、その知人の溜飲を下げることだけにまんまと利用され、迂闊にも自らの霊性を下げてまでして、応対してしまったのでございました。
そうして今になって振り返って思い出してみれば、そのいざこざのおかげで、色々なことが炙り出され、まだまだ私の人を見る目のなさや、違う角度から見てみる知恵など、ある意味ではいい勉強をさせて頂いたのかなと、思い起こしている自分がいるのでございました。
トラブルを起こす方々って、本当にかわいそうな人たちなんだなと、なんか、最近、しみじみわかり始めました。
よおくアンテナを張っていれば、そんな相手の悲惨さを垣間見もするものでございます。
悪人が、ケラケラと笑い転げて日々生きていると思えばこそ、腸が煮えくりかえるのでございます。
そうしてまたまた自分の昔の怒りを思い起こしてみれば、あの時自分はどうしてそんな事に執着して、悲惨な不憫な相手と戦っていたのだろうかと、不思議にも思えて来るのでございました。
結局神様は、善者の味方なんですね。
当たり前のことなんですが、目の前にトラブルが生じますと、ついうっかりうっちゃって戦ってしまうんですね。
人間、根底には、誰しもがファイター精神があるではないでしょうか。
人を蹴落としてまでもして自我を満たし、見かけだけの優位に固執する方々。
幼少期の洗脳なのか、呪縛なのか、ただの思想の違いなのかわかりませんけれど…。
まあ、そんな気の合わない人間とは、深入りせずに付き合っていけばよいだけなんです。
そうして自分は、いつも神様が見て下さっているという認識で生きてゆけば、まずは間違いないんではなかろうかと、改めて自分に確認しているのでございました。