国語の単元計画を立てていたところ、1年生から思考ツールに慣れさせたいと思い始めた。
そこで、思考ツールを検索したら、こんなシートを見つけちゃったじゃないの!
てことは、思考ツールは道徳にも有効。
んで、多面的に見るという点で、道徳に思考ツールをばんはん活用していったらええやないの!ということを考え始めた。
さらに、
安田博之校長から聞いた道徳の考え方
氷山を例えていたのかとっても分かりやすかったのだが、同じような図式を見つけたので、どれとれ、ブログを読んでみようと読み進めていったのよ。それがコレ!
セミナーは、畿央大学大学院教授の島恒生先生から『「考え、議論する道徳」の授業と評価』というテーマで講演がありました。
真理さん、島先生の講演を聞いてどのようなことを学びましたか?」
真理「島先生のご講演には、6つのテーマがありました。
1つ目は、『「道徳性」の再確認』です。道徳性を育てる道徳とは、見方や感じ方、考えを広げ、深めることで、主体的に判断し行動する『自立』を目指すことであるという内容でした。そのためには、教材における登場人物の行為を理解する『状況理解レベル』や登場人物の感じたことや考えたことを考える『心情読解レベル』から、登場人物の行為や心情の基となる道徳的価値に基づいた感じ方や考え方、生き方といった『道徳的価値レベル』について考える授業にすることが大切だと話されていました。
2つ目は、『基本的な価値観』です。道徳の評価は、evaluationの評価(値踏み)やassessmentの評価(診断)ではなく、appreciationの評価(真価を認めて励ます)とするようなプラス思考が必要だと述べられていました。
3つ目は、『指導観を明確に』です。道徳授業の『学習者は子ども』という考え方です。教師がしゃべり、知識を伝達する教師中心の授業から、生徒が考え、話し合う、主体的・対話的な授業へ変えていくことが大切であると話されていました。
4つ目は『道徳の内容の理解』です。道徳の内容は、生徒の発達の段階や内容の視点を押さえておくことが重要とのお話でした。
5つ目は、『授業技術を磨く』です。話す・書く・板書などの活動の意味や意義を生かしていけるように授業技術の向上に努めることが大切と述べられました。
6つ目は、『推進体制をつくる』です。教師がチームとなって、みんなで道徳に取り組むような推進体制をつくるお話でした。」
私「道徳科の評価は、生徒のよさを認め、励ます評価であるべきです。このことは通知表に記述するときの重要な視点となりますね。
真理「私のグループでは、評価が一番の話題になりました。『おおくくりな評価』では保護者には何を言いたいのかわかりにくいのではないか。通知表の記述には、生徒の振り返りや自己評価が役立つのではないか。先生によって評価が変わらないように、学校としての評価基準を設けたり、評価についての情報交換を実施したりする必要があるなどの意見が出ました。」
次回からは「中学校道徳教育セミナー」のテーマでもあった道徳科の指導方法について考えていきたいと思います。ご期待ください。
そこで、思考ツールを検索したら、こんなシートを見つけちゃったじゃないの!
てことは、思考ツールは道徳にも有効。
んで、多面的に見るという点で、道徳に思考ツールをばんはん活用していったらええやないの!ということを考え始めた。
さらに、
安田博之校長から聞いた道徳の考え方
氷山を例えていたのかとっても分かりやすかったのだが、同じような図式を見つけたので、どれとれ、ブログを読んでみようと読み進めていったのよ。それがコレ!
セミナーは、畿央大学大学院教授の島恒生先生から『「考え、議論する道徳」の授業と評価』というテーマで講演がありました。
真理さん、島先生の講演を聞いてどのようなことを学びましたか?」
真理「島先生のご講演には、6つのテーマがありました。
1つ目は、『「道徳性」の再確認』です。道徳性を育てる道徳とは、見方や感じ方、考えを広げ、深めることで、主体的に判断し行動する『自立』を目指すことであるという内容でした。そのためには、教材における登場人物の行為を理解する『状況理解レベル』や登場人物の感じたことや考えたことを考える『心情読解レベル』から、登場人物の行為や心情の基となる道徳的価値に基づいた感じ方や考え方、生き方といった『道徳的価値レベル』について考える授業にすることが大切だと話されていました。
2つ目は、『基本的な価値観』です。道徳の評価は、evaluationの評価(値踏み)やassessmentの評価(診断)ではなく、appreciationの評価(真価を認めて励ます)とするようなプラス思考が必要だと述べられていました。
3つ目は、『指導観を明確に』です。道徳授業の『学習者は子ども』という考え方です。教師がしゃべり、知識を伝達する教師中心の授業から、生徒が考え、話し合う、主体的・対話的な授業へ変えていくことが大切であると話されていました。
4つ目は『道徳の内容の理解』です。道徳の内容は、生徒の発達の段階や内容の視点を押さえておくことが重要とのお話でした。
5つ目は、『授業技術を磨く』です。話す・書く・板書などの活動の意味や意義を生かしていけるように授業技術の向上に努めることが大切と述べられました。
6つ目は、『推進体制をつくる』です。教師がチームとなって、みんなで道徳に取り組むような推進体制をつくるお話でした。」
私「道徳科の評価は、生徒のよさを認め、励ます評価であるべきです。このことは通知表に記述するときの重要な視点となりますね。
真理「私のグループでは、評価が一番の話題になりました。『おおくくりな評価』では保護者には何を言いたいのかわかりにくいのではないか。通知表の記述には、生徒の振り返りや自己評価が役立つのではないか。先生によって評価が変わらないように、学校としての評価基準を設けたり、評価についての情報交換を実施したりする必要があるなどの意見が出ました。」
次回からは「中学校道徳教育セミナー」のテーマでもあった道徳科の指導方法について考えていきたいと思います。ご期待ください。
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