ROUCHE’s ROOM

バイク乗りのKAORI(ROUGE)の日常記録です。
防忘録も兼ねております(^^;

闘病日記~手術編~

2005-11-07 10:54:34 | 体調・病気
10月22日:手術

朝起きると、すぐ検温&血圧測定。
食事は当たり前だけど無し。
相変わらず大量の点滴と血栓防止の為のストッキングをはく。
そしてまたまた浣腸(^^;
消化器の手術じゃないのに何で???って思ったら
術中に万一便が出てしまったら感染などの恐れもあるからだそうな。
今日は沖縄からダーのお母さんが来てくれるので
アサイチでダーは空港にお迎え。
私の両親は今日から旅行なので妹と親友が付き添ってくれた。
術衣に着替えてストレッチャーへ。
手術室へ向かう途中にダーとお義母さん到着。
「生きて会えるのはこれが最後になるかも」なんて
そんな考えがチョットだけ頭を過ぎって泣きそうに(^^;

オペ室に入ると、まず手術台の上で
体育座りの横向きみたいなカッコをさせられる。
腰椎麻酔経験者から聞いた話だと
「手術そのものより麻酔が痛かった」と聞かされていたので
かなりビビって看護士さんにしがみついたけれど
まず塗る麻酔をして、その後、歯の麻酔に使うみたいな注射の麻酔。
その後、本番の腰椎麻酔を背骨にしたので
痛みは全く感じなかった。
それでも意識があると余計な事を考えてしまうので
注射で眠らせて貰う事に。
注射後、執刀してくれる教授の姿が見えて
「宜しくお願いします」とだけ言って意識が薄れる。

気が付いたらオペが終る頃だった。
執刀医の教授はオペが終るとさっさと出て行ってしまって
主治医が取り出した腫瘍と臓器を見せてくれた。
「こんなのが身体の中にあったんだな~」と漠然と思う。
ダーに写真を撮ってもらうよう頼んであったけど
病院側で用意してくれていた。
そのまま検体は病理検査へ出された。
術中の出血も大手術の割りに200ml未満で輸血も無し。
さすが手術の名医と言われるDrの執刀だと思った。

病室に戻ると部屋の中が一変して
ものものしい雰囲気だった。
ベッドの位置も変わって周りに沢山の機械がある。
術中に付けられていた血栓防止用の
フットマッサージャーみたいな機械に心電図計、
血圧計、血液ガスの装置、酸素マスク。
そして下半身には尿カテーテル。勿論、点滴も相変わらず。

ダーとお義母さん、妹、親友が付き添ってくれ
それから旅行へ行く前に両親も顔を出してくれ
暫くは痛みも感じず、気持ちはハイ気味で
冗談などを言ってたりしたけど
だんだん麻酔が切れてきて喋るのもシンドクなり始め
皆に帰って貰う事にする。
ここからは、かえって甘える相手がいたら
乗り切れそうにないから。

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