2013年8月3日(土)
<3日目>
最終日は下山するだけ。
ゆっくり寝ていようと思っていましたが、朝方窓から外を見ると夜に降っていた雨は止んでおり、
空には星が瞬いていました。
これは起きなきゃ!
早出の方はすでに起きて支度をしていました。
管理人さんも起きてきて、「朝やけを撮るならこれから30分が勝負だよ」と教えてくれました。
多くの方は赤石岳山頂に行きましたが、私は地図に記載のない山頂標識のある場所へ。
雲が厚いですが、辛うじて富士山は見えました。
風が強かったためか雲の動きが早く、富士山のまわりの雲は少しずつ取れてきました。
夜から朝に変わっていくさまが何とも言えません
デジタルカメラの電池が切れて携帯電話のカメラでの撮影なのが、本当に残念
少しアップ
月とのコラボも素敵でした☆
そして御来光
昨日見た御来光よりも色鮮やかに感じました。
昨晩雨が降ったせいでしょうか?
小赤石岳・荒川岳方面
赤石岳から百間洞山の家に向かう方面
なだらかな感じのところが馬の背?
赤石岳山頂にも登ってみました
北アルプス・中央アルプス・御嶽山が見えます。
友人が槍ヶ岳に行っていたので、槍ヶ岳に向かって手を振りました
白山らしき山も見えました。
ほとんどの方が小屋に戻りましたが、例のごとく、私はオレンジ色の景色をずっと眺めていました。
最後に小屋付近から赤石岳
5:17
気がつくと、1時間近く外にいました。
いくら今日が下山のみといっても、椹島までの標準コースタイムは6時間。
6時には出発しないと、12時までに椹島に下山できなそう。
急いで朝食を食べ、荷造りをしました。
6:15 出発
連泊の常連さんを除くと、一番最後の出発。
急ぎ足で歩けば大丈夫かな?
まだこの時は若干余裕がありました。
絶景を眺めながら下山~
6:31 椹島への分岐付近
時間があれば昨日ライチョウを見た辺りまでいってみる予定でしたが、少し時間がおしています。
でも大丈夫かな。
結局、荷物をデポして行ってみることにしました。
ライチョウに会えるといいな☆
オコジョも住んでいるというので、できたらオコジョを見てみたい!
小赤石岳標識と富士山
「小」の字が写真に入らなくて「赤石岳」になっていますね
昨日ライチョウに逢った場所まで行ってみましたが逢えず。
オコジョも見られませんでした。
分岐まで戻る途中
真ん中の奥に見えるのは、もしや聖岳???
今度は聖岳~赤石岳のコースを歩きたい!
2日目はもちろん赤石岳避難小屋泊まり☆ お酒担がなきゃ?
7:00 分岐
ここから急なザレ場が続きます。
昨夜の雨により、道が湿っていて滑りやすいので細心の注意をはらいます。
この道沿いにも花がいろいろ咲いていました
ラクダの背
稜線上は冬期ルートだそう
下りていくと、黄色いお花畑が現れました
急坂のザレ場なので立ち止まるのはけっこう辛いのですが、やっぱり立ち止まってしまいます。
この付近で、ザレ場を走る茶色の小動物の後姿を見ました。
たまたま辺りを見わたしていたら見つけたのです。
大きさと色的にオコジョのような気がします。
正面から顔を見たかった~!! でも後姿だけでも見られて嬉しい
青空が気持ちいい
でも下からだんだんガスが上がってきました
7:50 砲台型展望台付近
急坂の下りは足にきます・・・。
花を見ながらしばし休憩
ここから先は樹林帯になっていくので、山の景色はいったん見納め。
ダケカンバの森も良い感じ。
さらにガスが上がっていき、山が隠れはじめました
でも見上げれば青空
8:24 富士見平
いくつか桟橋を渡り、再び登山道を登ると、ぱっと景色が開けた場所に出ました。
晴れていれば360度の眺望で、荒川・赤石・聖・上河内・白根南嶺・富士山
すべて見えるそうなのですが、ガスが出てきてあまり見えず。
聖岳見たかったな~
富士見平からは再び樹林帯へ
9:00 赤石小屋
森の中にひっそりと佇んでいました
下ってきた道
小休止後、椹島へ向かいます。
ここから先は急坂のオンパレード
登りに使うとめちゃくちゃキツそう・・・。
どおりで千枚小屋方面から登る人が多いわけです。
ちょっとゆるやかになったところにこんな看板が。
歩荷さんを引き返させてしまうくらい急な登り坂ということだそう。
mont-dendenさんたち、よく1日で千枚小屋から荒川三山・赤石岳と登って椹島に下りたな~。
2000mの下りはとってもきついです・・・。
あと30分くらいで椹島に着けるかな?
急坂はもういいんだけど(^_^;)
下りてきた道
これから下る道
そして、最後の最後で事件発生!!
あと30分~と急ぎ足で下っていると、何やら前方で動物の鳴き声らしき声が聞こえたのです。
「何、今の鳴き声?」
耳を澄ましましたが、その後は何も聞こえてきません。
空耳かな?
でももし・・・熊だったら?
登って来る方とはもうだいぶ前からすれ違っていません。
(多分東海フォレストのバスの時間の関係)
下山する方は何人かいましたが、だいぶ前に追い越しています。
進むべきか、引き返すべきか。
とりあえず、熊鈴を鳴らしながらゆっくり進んでみました。
すると、森の奥の方で「ガサガサ」っという音が聞こえてきました。
真っ青になり、慌ててもといた場所まで引き返す私。
ネットの情報だと、2~3日前に畑薙方面で熊の目撃情報があったそう。
針葉樹の森なら何となく安心なのですが、このあたりは広葉樹も森。
熊が住んでいてもおかしくありません。
しばらく下りてくる人を待っていましたが、なかなか現れません。
このままでは13時のバスに乗れなくなる可能性も!
13時の東海フォレストのバスに乗らないと、畑薙からしずてつジャストラインのバスに乗れません。
熊鈴を鳴らしまくり、様子を窺いながらゆっくり下山し始めたのでした。
びくびくしながら下山すること20分くらい。
森は杉の森に。
ホッとして、ここからはダッシュで下山。
12:04 赤石岳登山口
鉄のハシゴを下りれば赤石岳登山口。
無事下山できて良かったです。
とりあえず、疲労はたまっていますが、膝は笑わずに済みました
ここから椹島までは5~10分。
レストハウスでとろろそばとアイスのランチを食べ、13時のバスに乗ることができました。
最後の最後で冷や汗を掻きましたが、素敵な3日間でした☆
やっぱり南アルプス好き~
<余談>
このクマ疑惑事件で、また帽子を落としてきてしまいました。
クマ事件の前までは帽子を手に持っていた記憶があるのですが、それ以降は記憶にナシ。
畑薙ダムでしずてつジャストラインのバスを待っているときに、帽子が無いことに気づきました。
まだ3回くらいしか使っていなかった防水性のある帽子・・・。
山に落としてしまったことも悔やまれます。ごめんなさい・・・。
~花畑編へ続く~
<3日目>
最終日は下山するだけ。
ゆっくり寝ていようと思っていましたが、朝方窓から外を見ると夜に降っていた雨は止んでおり、
空には星が瞬いていました。
これは起きなきゃ!
早出の方はすでに起きて支度をしていました。
管理人さんも起きてきて、「朝やけを撮るならこれから30分が勝負だよ」と教えてくれました。
多くの方は赤石岳山頂に行きましたが、私は地図に記載のない山頂標識のある場所へ。
雲が厚いですが、辛うじて富士山は見えました。
風が強かったためか雲の動きが早く、富士山のまわりの雲は少しずつ取れてきました。
夜から朝に変わっていくさまが何とも言えません
デジタルカメラの電池が切れて携帯電話のカメラでの撮影なのが、本当に残念
少しアップ
月とのコラボも素敵でした☆
そして御来光
昨日見た御来光よりも色鮮やかに感じました。
昨晩雨が降ったせいでしょうか?
小赤石岳・荒川岳方面
赤石岳から百間洞山の家に向かう方面
なだらかな感じのところが馬の背?
赤石岳山頂にも登ってみました
北アルプス・中央アルプス・御嶽山が見えます。
友人が槍ヶ岳に行っていたので、槍ヶ岳に向かって手を振りました
白山らしき山も見えました。
ほとんどの方が小屋に戻りましたが、例のごとく、私はオレンジ色の景色をずっと眺めていました。
最後に小屋付近から赤石岳
5:17
気がつくと、1時間近く外にいました。
いくら今日が下山のみといっても、椹島までの標準コースタイムは6時間。
6時には出発しないと、12時までに椹島に下山できなそう。
急いで朝食を食べ、荷造りをしました。
6:15 出発
連泊の常連さんを除くと、一番最後の出発。
急ぎ足で歩けば大丈夫かな?
まだこの時は若干余裕がありました。
絶景を眺めながら下山~
6:31 椹島への分岐付近
時間があれば昨日ライチョウを見た辺りまでいってみる予定でしたが、少し時間がおしています。
でも大丈夫かな。
結局、荷物をデポして行ってみることにしました。
ライチョウに会えるといいな☆
オコジョも住んでいるというので、できたらオコジョを見てみたい!
小赤石岳標識と富士山
「小」の字が写真に入らなくて「赤石岳」になっていますね
昨日ライチョウに逢った場所まで行ってみましたが逢えず。
オコジョも見られませんでした。
分岐まで戻る途中
真ん中の奥に見えるのは、もしや聖岳???
今度は聖岳~赤石岳のコースを歩きたい!
2日目はもちろん赤石岳避難小屋泊まり☆ お酒担がなきゃ?
7:00 分岐
ここから急なザレ場が続きます。
昨夜の雨により、道が湿っていて滑りやすいので細心の注意をはらいます。
この道沿いにも花がいろいろ咲いていました
ラクダの背
稜線上は冬期ルートだそう
下りていくと、黄色いお花畑が現れました
急坂のザレ場なので立ち止まるのはけっこう辛いのですが、やっぱり立ち止まってしまいます。
この付近で、ザレ場を走る茶色の小動物の後姿を見ました。
たまたま辺りを見わたしていたら見つけたのです。
大きさと色的にオコジョのような気がします。
正面から顔を見たかった~!! でも後姿だけでも見られて嬉しい
青空が気持ちいい
でも下からだんだんガスが上がってきました
7:50 砲台型展望台付近
急坂の下りは足にきます・・・。
花を見ながらしばし休憩
ここから先は樹林帯になっていくので、山の景色はいったん見納め。
ダケカンバの森も良い感じ。
さらにガスが上がっていき、山が隠れはじめました
でも見上げれば青空
8:24 富士見平
いくつか桟橋を渡り、再び登山道を登ると、ぱっと景色が開けた場所に出ました。
晴れていれば360度の眺望で、荒川・赤石・聖・上河内・白根南嶺・富士山
すべて見えるそうなのですが、ガスが出てきてあまり見えず。
聖岳見たかったな~
富士見平からは再び樹林帯へ
9:00 赤石小屋
森の中にひっそりと佇んでいました
下ってきた道
小休止後、椹島へ向かいます。
ここから先は急坂のオンパレード
登りに使うとめちゃくちゃキツそう・・・。
どおりで千枚小屋方面から登る人が多いわけです。
ちょっとゆるやかになったところにこんな看板が。
歩荷さんを引き返させてしまうくらい急な登り坂ということだそう。
mont-dendenさんたち、よく1日で千枚小屋から荒川三山・赤石岳と登って椹島に下りたな~。
2000mの下りはとってもきついです・・・。
あと30分くらいで椹島に着けるかな?
急坂はもういいんだけど(^_^;)
下りてきた道
これから下る道
そして、最後の最後で事件発生!!
あと30分~と急ぎ足で下っていると、何やら前方で動物の鳴き声らしき声が聞こえたのです。
「何、今の鳴き声?」
耳を澄ましましたが、その後は何も聞こえてきません。
空耳かな?
でももし・・・熊だったら?
登って来る方とはもうだいぶ前からすれ違っていません。
(多分東海フォレストのバスの時間の関係)
下山する方は何人かいましたが、だいぶ前に追い越しています。
進むべきか、引き返すべきか。
とりあえず、熊鈴を鳴らしながらゆっくり進んでみました。
すると、森の奥の方で「ガサガサ」っという音が聞こえてきました。
真っ青になり、慌ててもといた場所まで引き返す私。
ネットの情報だと、2~3日前に畑薙方面で熊の目撃情報があったそう。
針葉樹の森なら何となく安心なのですが、このあたりは広葉樹も森。
熊が住んでいてもおかしくありません。
しばらく下りてくる人を待っていましたが、なかなか現れません。
このままでは13時のバスに乗れなくなる可能性も!
13時の東海フォレストのバスに乗らないと、畑薙からしずてつジャストラインのバスに乗れません。
熊鈴を鳴らしまくり、様子を窺いながらゆっくり下山し始めたのでした。
びくびくしながら下山すること20分くらい。
森は杉の森に。
ホッとして、ここからはダッシュで下山。
12:04 赤石岳登山口
鉄のハシゴを下りれば赤石岳登山口。
無事下山できて良かったです。
とりあえず、疲労はたまっていますが、膝は笑わずに済みました
ここから椹島までは5~10分。
レストハウスでとろろそばとアイスのランチを食べ、13時のバスに乗ることができました。
最後の最後で冷や汗を掻きましたが、素敵な3日間でした☆
やっぱり南アルプス好き~
<余談>
このクマ疑惑事件で、また帽子を落としてきてしまいました。
クマ事件の前までは帽子を手に持っていた記憶があるのですが、それ以降は記憶にナシ。
畑薙ダムでしずてつジャストラインのバスを待っているときに、帽子が無いことに気づきました。
まだ3回くらいしか使っていなかった防水性のある帽子・・・。
山に落としてしまったことも悔やまれます。ごめんなさい・・・。
~花畑編へ続く~
赤石岳避難小屋の管理人さん御夫婦素敵ですよね。
管理人さん(おじさん)はこわもてなのに、ユーモアがあったり、奥さまを「チエコさん」って呼んでいるのがかわいかったり私もファンになりました。
でも次回は聖岳の途中にある百間洞山の家でトンカツも食べてみたいなあ(笑)。
山頂での雲海とてもいいかんじですね。晴れ渡っている空も好きですが、雲海が続いている景色も大好きです。
秋の山はどちらにお出かけですか?
レポ楽しみにしています。
赤石岳避難小屋の管理人さんに、今度は友人と一緒に来ます!と宣言してきたので、次回行くときはお酒を担いで登ろうかなと思っています。
秋は紅葉が楽しみですね
アップは遅くなるかもしれませんが、いろいろな山に行けたらいいなと思っています。